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『東京の休日』(1991年)「それで、彼女はどこへ行くんだ。アヴァンギャルド+キュートな冒険映画。」
脚本監督・長尾直樹
出演:川村かおり(川村カオリ)、エディ・コンスタンティーヌ、ディック・ルード、ソンセライ・リー、三上博史、THE BLANKEY JET CITY
【あらすじ】
国際都市TOKYO。ドクター・ノグチ(三上博史)は、製薬会社で老人性痴呆症の新薬を開発中に偶然できてしまった薬を密かに持ち出し、製薬会社の老守衛を実験台にして、さらに研究を進めていた。
噂は広まり、その究極のドラッグ「トウキョウ・ホリディ」に最後の希望を見出す孤独な社会不適応者が世界中から東京に来ていた。心臓病を患っているニューヨークの大富豪ウィリアム・ライト(エディ・コンスタンティーヌ)、その部下のパンク野郎エルビス(ディック・ルード)、謎の中国女チャーリー(ソンセライ・リー)、コロンビアの麻薬組織の殺し屋アントニオらである。
一方、メジャーデビューを目前にロックバンドをクビにされたジミヘン狂のギタリスト少女・ナーシア(川村カオリ)は、あてもなく夜の東京をさまよい歩くが、新たな実験台を探していたノグチに狙われる。ノグチと接触したことから、ナーシアまでもがトウキョウ・ホリディの争奪戦に巻き込まれていく。
ライトの心の空白感を理解するナーシアは、ライトのためにトウキョウ・ホリディの入手に協力するが、行き着く果てには何があるのか。
■DVD化を望みます。
HAVING FUN THE TOKYO HOLIDAY WAY (1991)
written and director:Naoki Nagao
cast:Kaori Kawamura Eddie Constantine Dick Rude Sonserai Lee Hiroshi Mikami
Nihon Eiga Nippon Film