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「川島忠善刃物製作所」は、明治生まれの川島林太郎から続く一門で、現在は4代目の川島久忠さんが息子さんとともに伝統を受け継がれています。
川島久忠さんは、昭和13年3月21日生(1938年)。昭和28年3月(1945年)中学校卒業と同時に鍛冶職に弟子入り。以後、この道一筋を歩まれます。
平成9年(1997年)に文化庁の美術刀剣制作証認を受け、美術刀剣制作も行い新作刀展に出品し入選。
平成9年10月(1997年)島根県ふるさと伝統工芸品の指定を受け「雲州忠善刃物」の製造者となられました。
文化庁、美術刀剣類製作の承認も受けているまさに鍛冶職人さんですが、久忠さんは刀剣だけではなく“暮らしで使う刃物”にこだわり、包丁、鎌、鍬、鉈など40種類以上の刃物を主体に、全工程、最後の最後まで丁寧に思いを込めて作られています。
愛用者は全国にいらっしゃり、どこでも製造不可能と言われた物でもオーダーメイドでの注文を受けていらっしゃいます。また、手ずから研ぎのサービス、包丁への名入れも行われています。
2013年、出雲大社「平成の大遷宮」のために「神鍬」(300年以上前の遷宮で実際に使われた鍬と全く同じもの)の依頼を受けて製作されています。