光と色、レイアウトで伝える、『GRANBLUE FANTASY: Relink』の空の世界

2024年11月16日（土）、17日（日）に開催した「Cygames Tech Conference 2024」のアーカイブ映像です。
■講演概要
昨今はAI、プロシージャルワークフローによる自動生成や、画面やテクスチャの高解像度化など、ゲーム画面内の情報を格段に増やすことができるようになっています。 また、高精細なフォトグラメトリや高負荷のライティング処理も高速で行われるようになり、現実そのままに見えるようなCG空間を作ることも容易になってきています。 しかし、感じてほしいゲームの雰囲気を視覚で伝えるためには、「情報の量」や「正しさ」だけではなく、視覚言語を理解し、それらを使ってユーザーに感じてほしい印象を「絵作り」で伝える必要があります。 『GRANBLUE FANTASY: Relink』の絵作りでは、建物・植物・雲などの画面を構成する個々の物体にとらわれず、視覚言語としての画面全体の形や色、輝度差に注意し、シチュエーション別の対比も意識しながら、丁寧にコントロールすることを念頭において制作しました。 本講演では、どのような視覚言語を使い、コントロールして『GRANBLUE FANTASY: Relink』の画面を構成したかを実例をもとにご紹介します。
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