第4次教育振興基本計画に不登校支援はどのように書かれているのか？

#不登校 #不登校支援
2023年3月8日に中央教育審議会が取りまとめた
「第4次教育振興基本計画（答申）」。
向こう5年間の教育振興に関する様々な方針や計画が
書かれています。
このなかでも不登校支援について書かれています。
さて，どのように書かれているのか？
今後5年間で不登校支援はどこに向かうのか？
説明していきます。
★教育振興基本計画
www.mext.go.jp/b_menu/shingi/...

[@simrabbit724]

不登校特例校の設置はデカいね。立憲の高橋けんたろう議員も明確にマニフェストに掲げているのを見たよ。 特別支援学級の設置拡大と同様に、昨今のインクルーシブ教育とは逆のベクトルになっちゃてるけれども 小中の不登校たちは引きこもりと同様に今まで公的に見捨てられてきた存在。保健室登校や適応指導教室 といったものはありはすれど、暫定的な居場所に留まり、教育や支援の提供までは至れなかった。 結果、民間のフリースクール等に頼らざるを得なかった現状がある。そこも質はまちまちであり まともな授業はやっておらず、ひたすら自習三昧といったところも少なくなかった。 義務教育期間であるのに公的に学びを保証できないというのはやはり問題であったんだと思う。 多くの不登校生になっては今回の不登校特例校の設置は悲願だったんじゃないかな。まともな選択肢が一つ増えた。 個人的には通信制高校のようにメタバース登校がもっと広まって欲しいけれども…。 高校・大学には通信制があるのに、小中に通信制がないのはおかしいぜ。学びの保証が大切だ。 学校はあくまで、その最低限保障された学びを進路指導やカウンセリング、情緒教育みたいに アシストする存在になって欲しいね。

[@simrabbit724]

そうそう、それと不登校復帰後の低学力問題もこれで少しは改善される。 定時制高校やチャレンジング・エンカレッジスクール、フリースクールといった 不登校を受け皿にしている高校は中学の学び直しをして高校の教育課程はやらないことが多い。 （僕の高校では数学だけ高1の内容をやって終わった。古文も化学もやらなかった。 サインコサインタンジェントも知らないw。なぜ僕は高卒資格を持てたのだろうか未だに疑問） 通信制高校も通信制サポート校を設置して、入学時に中途退学の危険性について 保護者に警鐘を鳴らして、同時入学することを勧めることが多い。 （結果二重に学費を支払うことになって、これもまた良くなかった） そして高校卒業後は推薦やAO入試といった形で学力試験を避けて大学進学する傾向がある。 結果、レベルの低い定員割れの学校に進学して、理系大学では低学力の対応に苦慮している。 今までは不登校によって一気にガクンと落ちて、その後は低空飛行を続けざるを得なかった。 学力面だけでなく情緒面や生活習慣、体力といった基礎的な能力も損なわれ人生全般に不全感が横たわった。 こういった不登校後のハンデを実際に経験してきた僕からすると、やっぱり不登校特例校は 小中の不登校児たちを貧困に誘う社会構造にメスを入れる画期的な政策だと思う。 そしてそこから発展して、学校の教育課程を不登校特例校寄りに変えようという発言も興味深いです。 ゆとり教育から知識偏重型の教育への再帰が叫ばれる中、不登校特例校の教育課程が入り込める 余地があるか分かりませんが、社会の潮流に合わせるだけでなく、教育から社会に発信する 積極的な姿勢も大切なのかもしれません。ただ、特別支援教育におけるインクルーシブに 否定的な日本の姿勢を見ても推察できるように、あまり勝手なことはできそうにないのが 現状なのではないかと推察します。中央集権的なシステムもそれを後押ししてるのでしょう。 とりあえず排除はされても見捨てられないだけマシだと感謝するターンですね 😶 元不登校児たちを受け皿にしている高校や大学はガッツポーズ。