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再開発が進む「うめきた」で、都市公園『うめきた公園』が来年9月に先行オープンすることになりました。開発のこれまでを振り返るとともに、うめきた公園が一体どんな空間になるのか取材しました。
(記者リポート 2003年)「梅田のコンテナヤードは大阪駅やヨドバシカメラに隣接する広大な土地で、西日本に残された最後の一等地と言われています」
旧国鉄時代からの貨物駅があり「梅田北ヤード」と呼ばれていたJR大阪駅北側の土地。旧国鉄時代の借金返済に充てるため土地の売却が決まり、再開発が進められることになりました。
2013年には、先に開発が行われた1期地区に「グランフロント大阪」がオープン。一方、2期地区の活用方法をめぐっては一時、8万人規模の大型スタジアム構想が浮上しましたが、ワールドカップ誘致に失敗し頓挫。そして目指すことになったのが、経済界などが提案していた緑地化です。その開発プランの審査委員長を務めたのは世界的建築家・安藤忠雄さんでした。
(安藤忠雄さん 2014年)「65歳で会社を辞めたら、それから20年どこに行くんですか。家の中に閉じ込められているわけ?まずいじゃん。だから出ていく。広場があったりストリートがあったり、芸術文化があったり、お金がなくても楽しめる街をつくらないといけない」
そして今年9月25日、新たな動きが。大規模ターミナル駅直結の都市公園としては世界最大級の規模を誇る「うめきた公園」が、来年9月に先行して開業することが発表されました。一体どんな空間になるのか?25日午前、建設が続く公園の南側が報道関係者向けに公開されました。
現場に入ってまず目に入るのが、大きな屋根。一体どんな場所になるのでしょうか?担当者に話を聞きました。
(担当者)「1500平方メートルを誇る場所貸しの都心型の屋外イベントスペースとなっています。展示系イベントであったりとかマルシェのようなものも実施できますし、音楽系のイベントも積極的に実施していきたいと考えております」
今は土が盛られているイベントスペース周辺ですが、1年後には芝生が広がり人が集う場所へと姿を変えるといいます。
(担当者)「屋外でしかも公園に隣接するイベントスペースなので、一般の方にも気軽に使っていただけるスペースになるのではないかなと考えていまして、そういったところがこの場所の面白みかなと思っております」
また、隣接する屋根の下にはカフェや飲食店のほか、インフォメーション施設も整備される予定だということです。
そして、芝生の西側に広がるのが…。
(担当者)「いま重機があるところに大きな水盤ができます。噴水が立ち上がるような水盤になりますので、お子さまが遊んだりできるような空間」
そして春になると…。
(担当者)「桜をはじめとした木々も植えられまして、気持ちのいい緑の空間になるのではないかと思っております」
一方、公園の北側には滝や池などが作られた森のエリアが誕生するほか、安藤忠雄さんが設計監修し、アートや技術などに触れられる体験型ミュージアムもオープンする予定です。
この公園の南北をつなぐのが、カーブを描くデッキです。
(担当者)「『ひらめきの道』という空中回廊でして、緩やかなカーブでつないでいることで見える方向がどんどん変わっていきます。公園の木々を眺めていたと思ったら梅田スカイビルが見えてきて。木々の中を抜けるような体験ができます」
着々と形ができつつあるうめきた公園。都会のど真ん中にできる緑の空間に、担当者も期待を寄せます。
(三菱地所グラングリーン大阪室長 神林祐一氏)「誰かの居場所になるというか、自分の場所としてとらえていただけるような公園になればいいなと思っていますし、大阪の方にとどまらず誇りに思っていただけるような公園になればいいなと」
また来年9月には、公園の北側で建設が進むホテルや商業施設が入るビルも先行開業する予定で、梅田エリアに新たな人の流れが生まれそうです。
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