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古代歴史文化賞は、最近発行された日本の古代の歴史文化に関する書籍のうち、学術的に優れ、かつ一般読者にも分かりやすく書かれている書籍を表彰するものです。書籍の表彰を通して、国民の古代の歴史文化への興味・関心をさらに高めることを目的としています。
古代歴史文化にゆかりの深い島根県、奈良県、三重県、和歌山県、宮崎県の5県共同で実施しており、平成26年10月31日に第2回目の受賞作品を決定しました。
これを記念して、平成27年2月8日に松江市のくにびきメッセで「国家、誕生の謎-古代出雲の光と影」と題してシンポジウムを開催しました。シンポジウムでは、「飛鳥の木簡-古代史の新たな解明」で大賞を受賞された市大樹氏(大阪大学准教授)に記念講演をしていただいた後、「若い人に語る奈良時代の歴史」で準大賞を受賞された寺崎保広氏(奈良大学教授)や「未盗掘古墳と天皇陵古墳」が優秀作品に選ばれた松木武彦氏(国立歴史民俗博物館教授)ら4名により「巨大古墳から平城京へ。その時出雲は!?」と題してディスカッションをしていただきました。
シンポジウムの模様を収録していますので、是非ご覧ください。