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Japanese train running sound and view in the car.(EHIME/Iyo-railway/Series 610)
伊予鉄道郊外線用610系612Fの走行シーンです。この車両は元東武2000系の台車と元京王5000系の電機品を新製車体に組み合わせた抵抗制御車となっています。
・松山に現れたスマートな通勤電車
京王からの譲渡車が多い伊予鉄において、久々の自社発注車として1995年に登場したのが610系で、アルナ工機で2連2本が作られました。車体は軽量ステンレス製で東武20000系と似た側面を持ち、209系のような大型フロントガラスもあってスマートな仕上がりとなっています。シングルアームパンタグラフも当時は路面電車以外では珍しかった時期にも関わらず落成時から搭載し、地方鉄道とは思えない近代的なデザインでした。一方で走行機器は前述の通り流用品を多用しており、見た目と走行音にギャップがある車両でもあります。610系は2本のみで朝は2本併結で使用され、走行ダイヤも固定されていますが、伊予鉄では2025年より新型車両7000系3連6本を導入することが発表され、700系が全廃すれば2連で残るのは本形式のみとなります。前述の通り足回りは700系と同じで古い機器が搭載されている為、扱い面も含めて特殊になる本形式の動向も気になるところです。
68.伊予鉄道 / Iyo-railway
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