ショパンではなくて恐縮ですが平均律2巻18番のプレリュード6小節第2拍の低音EシャープがEナチュラルに変えられていて、それを" beautiful reading" と解説(自画自賛)しているのを見て唖然とした記憶があります。(the associated board of the royal schools of music) そこサビやろ! と叫びました・笑 音楽的に間違いとは言えないけど安定感が損なわれるというか……。 ついでながら春秋社の楽譜の注釈を見て私は完全にチェルニー不信に陥りました。小節数は勝手に増やすわ、二巻6番の一番かっこいい走句を単純な音型に置き換えるわ……グールドもチェルニー版という事ですがこの二箇所は追従してませんね。 逆に二巻12番のフーガにそこスラーで伸ばしたらおかしいだろ! という音があるのですがそこは誰も直してない……(いずれにせよ減衰するのですがバッハにしては珍しいです)。 その春秋社も一部で不評なのですか? 単純な私は異版の音が補填されてるので便利だと思いました。独学のため運指やフレージングは自分考えるので音符の正確な位置と見やすささえあれば文句はないです……。