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エルニーニョ現象が発生していると、いつもの天気とは違った傾向になりやすいです。
現在、エルニーニョ現象が発生していると発表されています。
今年の冬はどのようの天気になるのか一緒に見ていきましょう。
エルニーニョ現象とは、エルニーニョ監視海域というものがあり、この監視海域の水温が基準値よりも0.5℃以上高いときにエルニーニョ現象が発生していると発表されます。
このエルニーニョ現象が発表されますと、日本のみならず、
世界中でいつもとは違った天気の傾向になります。
例えば、9月から11月にエルニーニョ現象が発生していると、主に赤いところが高温傾向になりやすく、また青いところが低温傾向となります。
実際に今年の10月は主に北米などから南米中部を中心に気温が高くなり、ブラジルの北部マナウスでは、平均気温が3.2℃も高くなりました。
このように極端な天気になりやすいのも特徴の一つです。
先日、気象庁ではエルニーニョ現象を来年の春にかけて続く見込みと予想しており、この先は基準値よりも海面水温が2℃以上高くなると気象庁は発表しています。
2℃以上高くなるというのはとても珍しく、過去に数える程度しかありませんでした。
このように「顕著な」エルニーニョ現象はとても珍しく、どのような影響を与えるのでしょうか。
過去の事例をみてみると、2015年12月11日は低気圧が発達しながら東日本を通過したため、暖かい空気が入り込みました。
このため12月にも関わらず、東京都心部では最高気温24.1℃と夏日に迫るような暑さとなりました。
一方で、翌年1月18日、日本の南の海上には、前線を伴った低気圧が発生しています。
この低気圧が発達しながら通過したため、上空の寒気が入り込み、太平洋側の地域でも雪が降りました。
東京都心部では6センチの積雪を観測しました。
季節外れの暖かさや、普段雪の降らない地域での降雪など、極端な天気変化が過去には発生しています。
気象庁が発表したこの先12月~2月にかけての天気の傾向をみてみると、沖縄や、西日本から東日本を中心に平年よりも気温が高い傾向と発表しています。
日本海側の地域では、降雪量が少なくなると予想しています。一方で、西日本から東日本の太平洋側の地域では、降水量が多くなる見通しですので、強い寒気が入った場合は、普段雪の降らない地域でも降雪に注意が必要となりそうです。
今年の冬の備えとして、
気温や天気など急激に変わることがありますので、天気予報はこまめにチェックしていきましょう。
日本海側の地域は、急な大雪に備え、普段から除雪作業の頻度を増やしておきましょう。
普段あまり雪の降らない太平洋側の地域は、着脱式のチェーンを用意しておきましょう。
また、車内に非常食や携帯用トイレを入れておくことも交通障害発生時の備えとして大切になります。これらの備えを万全に、今年の冬を乗り切りましょう。