One thing I love about Sakamoto is that even though he was really important in music, he never lost his mind. In the documentary "Coda", he's such an accessible, normal person. Many of his contemporaries ended up becoming alienated weirdos. He's truly an exception that proves the rule: fame isn't good for you. Sakamoto produced great music right up until the month he died. RIP.
これまでの人生の中で、数百、数千の楽曲を聴いてきましたが、一番好きな曲。 特に、オリジナル版より少しテンポを上げたこのメディアバーンライブのバージョンが最も気に入っています。 結婚式の入場曲にもオーケストラ版を使用しました。 英語の歌詞が続き、最後にイントロのメロディーに載せて日本語の歌詞が出てくる構成に、初めて聴いたときに衝撃を受けたのを覚えています。 「When I look out of my window」から始めるBメロがとにかく悲しくも美しく、教授のメロディーでも最高に好きです。 作詞をした矢野さんがこの作品の世界観を解説したものはこれまでみたことがないため、想像の域ですが、 オルゴールに合わせて踊る人形のピエロからの視点で、その部屋に住む女性への想いを語っているように考えています。 届かない気持ちや返ってこない言葉など、非対称的な関係性がこの曲の根底にあるテーマのように感じるのです。 オルゴールのピエロだから、人間への気持ちは一方的なものになるのは当然ですが、実際に人間同士でも、ことに恋心というのは、非対称的な関係性になりすいものです。 そして、モヤモヤした気持ち、時には爆発した感情がアウトロのギターで表現されているように感じるのです。 寓話的でありながらも、真実を突いた歌詞になっており、発表から35年くらい経っている今でも感動して聴けるのだと思っています。