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ここ数年、北海道内のお土産に新アイドルが登場しているのをご存じでしょうか?
"雪の妖精"とも別名を持つそのアイドルは、この冬の時期、その愛くるしさを増すと言います。
シマエナガ。"シマ"つまり、北海道のエナガという名で呼ばれる鳥。
冬は羽毛が増しふっくらするため、愛らしさが増します。
近年、その姿に癒される女性ファンが急増中。
野鳥が数多く生息する苫小牧市のウトナイ湖の道の駅でも、シマエナガの人気は断トツです。
道の駅ウトナイ湖 西村 宏基 駅長:「約100点のシマエナガグッズがあります。多分、北海道で一番シマエナガグッズがあるお店と思ってます。"雪の妖精"と呼ばれたり、まん丸い形から"大福"と呼ばれたりしています。小さくて素朴な顔、シンプルさが人気なのかと思います」
客:「フワフワしてる。可愛い」
客:「初めて見たの。これ見ちゃったら、買うって言うから」
客:「かわいくって癒されるなと…」
お土産の定番グッズの他、ハンドメイドの限定品もあります。
道の駅ウトナイ湖 西村 宏基 駅長:「ぬいぐるみからキーホルダーにハンドメイドのグッズもあります。地元のアマチュアの方々が布製品やアクセサリーを。まさにここでしか買えない苫小牧ならではのシマエナガグッズになります」
道の駅ウトナイ湖 西村 宏基 駅長:「ウトナイ湖の森の中にシマエナガは一年中、住んでいます。東京などからも飛行機に乗って"シマエナガ撮りたい"と来ていただくお客様がいます。運が良ければ出会えると思いますが、動きもすばしっこいので、なかなかカメラにおさめるのは大変です」
この店では3年ほど前、一枚の写真がグッズの人気に火を点けました。
道の駅ウトナイ湖 西村 宏基 駅長:「この真正面からのシマエナガ、なかなかないんですよ。ここに飾らせていただいてからシマエナガブームが…」
その写真を撮った小林誠さん。
実家に近いウトナイ湖は庭のような存在。
実は安平町広報課の町職員です。
ネイチャーフォトグラファー 小林 誠さん:「北海道でしか見られないと言われているので、限定性があり、それだけでも魅力があると思います。この散策路、両サイド木々に覆われているので、シマエナガが好きな場所になるんですよね」
小林さんにガイドをお願いしシマエナガを探して歩くと、その時…。
ネイチャーフォトグラファー 小林 誠さん:「あ!今、鳴きました。"ジュル"って言いましたね」
シマエナガの姿を求め、ウトナイ湖の森の中…。
ネイチャーフォトグラファー 小林 誠さん:「あ!今、鳴きました。"ジュル"って言いましたね。あ!いますね。正面です」
ネイチャーフォトグラファー 小林 誠さん:「今、正面にいましたが中の方に入っちゃいましたね。シマエナガの鳴き声、"ジュルジュル"とか"チィー、チィー"とか、それを頼りに森の中を歩くと結構出会いやすいかと思います。奥で鳴いているんですけどね~、ちょっと遠いかな」
ネイチャーフォトグラファー 小林 誠さん:「シマエナガという鳥だけでも(一般の人が)野鳥に興味を持つものがあれば、取り巻く環境を気にしてくれるんじゃないかと、大いに期待してます」
UHBのスタッフも小林さんに指導いただき、シマエナガを狙いますが…。
UHB カメラマン:「いないっすね」
UHB 音声マン:「聞こえないです」
数時間かけ撮影できたのは、ヒヨドリ2羽だけでした。
かくなる上は、動画も小林さんにお借りするしかありません。
北海道ならではの野生の鳥シマエナガ。
豊かな自然をアピールする「新しい北海道アイドル」として羽ばたきつつあります。