ゲームのUIってどうやって作るの？ ～チラ見せ！プロの開発テクニック～【

本動画は2023年3月4日(土)に開催したゲーム開発者向けのリアルイベント『ゲームメーカーズ スクランブル』で行われた講演のアーカイブ動画となります。
タイトル：
ゲームのUIってどうやって作るの？ ～チラ見せ！プロの開発テクニック～
内容：
ゲームの面白さや体験を左右する重要な存在、それがUI（ユーザーインターフェース）。
でも、その「作り方」って意外と世の中に情報が少ないと思いませんか？
本セッションでは「そもそもゲームUIの役割って？」という切り口から「具体的な開発の進め方」までを、プロの視点で網羅的に解説します。皆さまのゲーム開発にお役立ていただけましたら幸いです！
登壇者：
株式会社バンダイナムコオンライン
プロデューサー
太田垣 沙也子氏
スライドも公開中！
www.docswell.com/s/gamemakers...
【アーカイブ記事】gamemakers.jp/article/2023_03...
【イベントページ】gamemakers.jp/scramble2023/
【イベントレポート記事】gamemakers.jp/article/2023_03...

[@user-zi3tw3sx6q]

素人の作るUIがイマイチ洗練されてない理由が分かった気がする いろんなゲーム見てきたけど、立体感もなくのっぺりした印象を受けるのが多かった

[@tetu6708]

そもそも根本から勘違いしていますよ。 ボタンやテキストボックス等のコントロールは、グラフィックボードから出力される画像で上書きされて消されてしまいます。 ボタン程度ならば、ゲームエンジン側で用意されていますが、それ以外で「ゲームのUIってどうやって作るの？」と言うテーマならば、コントロール自体を自分自身でバイナリーレベルで作ることになります。 特に今は、メタバースが本格化し始めている最中なので、VRの仮想空間の中でのコントロールをどう作って行くのか注目されています。 HTML等の既存のものでは明らかに無理です。

[@tetu6708]

[言い過ぎていたら謝罪] もしも上記の表現が、言い過ぎていたら申し訳ありません。 しかし、今（2023年）のタイミングで、「ゲームのUIを作る」と言うと、C言語でUIその物を作ることだと解釈されてしまいます。 本動画だけに限らず「Game UI」とか「ゲームのUIデザイナー」と言う言葉が、一人歩きしているようです。 「ゲームのUIをデザインする」ならまだ仕方ないとしても、「ゲームのUIを作る」では、UIその物を作ることを意味しています。

[@tetu6708]

[本来の「ゲームのUIを作る」の意味] 今（2023年）のタイミングで、「ゲームのUIを作る」と言うと、かなり誤解が生じてしまいます。 誤解と言うよりも、本家本元の「Game UI」が動き始めているので、本来のUI作成の話題かと解釈されてしまいます。 本来の「ゲームのUIを作る」と言う表現は、UIその物を作ることを意味しています。 すなわち、スクロールバー自体とか、表状コントロール自体等々のコントロール自体を作ることを意味しています。 以下に説明します。

[@tetu6708]

[ゲームのUIと言う言葉が一人歩きしている] 本動画だけに限らず「Game UI」とか「ゲームのUIデザイナー」と言う言葉が、勝手に一人歩きしているようですね。 前述しました通り、グラフィックボードから出力されるゲーム画像が、ボタンやテキストボックス等のコントロールを上書きして消し去ってしまいます。 ボタン程度ならば、マウスクリックのイベントに対するプログラミングで、ゲームプログラマー自身が自分で作れます。 しかし、それ以外のコントロールを自分で作るのは、かなり大変です。

[@tetu6708]

「「Game UI」と言う言葉の最初」 そもそも、グラフィックボードを使うレベルのゲームでは、様々なコントロールを使う必要がないと言う考えでした。 しかし、Microsoftが、2002年あたりから、C#と言うプログラミング言語で、一般のアプリケーションソフトのレベルのコントロールを扱える方向性で動き始めました。 その辺りから、「Game UI」と言う言葉が使われ始めました。

[@tetu6708]

「「Game UI」と言う言葉が一人歩きし始めたタイミング」 2014年あたりから、Microsoftは、C++を使う方向性で、方針転換しました。 たぶん、その辺りから、「Game UI」と言う言葉が、一人歩きを始めたのだと思います。 C++は、ハードルが高いので。 しかし、クラウドコンピューティングで高度な3Dを扱ったり、本格的なVRを実現するには、C++の活用が必須となります。