岡本信彦さんが演じるキャラクターを拝見していると、岡本さんのまんまだなぁと感じる事が多かったので、ヒンメルのお芝居では、いつもの岡本さんをかなり抑えられている事に(個人的には)ビックリしました。 「葬送のフリーレン」は、フリーレンが「現在進行形」での事柄から「過去進行形」での事柄に気付く(発見する)箇所が大きな見所なので、恐らく、視聴者の年齢/経験によって感じ方が大きく変わるんだろうなぁと思っています。フリーレンは過去でも現在でも「進行形」なので、種﨑敦美さんのお芝居は、「気付き」の瞬間以外、一貫しています。「過去進行形」である旧パーティーでは、岡本さんだけでなく、東地宏樹さんも、上田燿司さんも、かなり抑えたお芝居をなさっていますが、(フリーレンの)「思い出」だからだと推察しています。それに対し、新パーティーは「現在進行形」なので、市ノ瀬加那さん、小林千晃さん、中村悠一さん達のお芝居には「今」を感じさせる生々しさがあります。 因みに、「葬送のフリーレン」の用語はドイツ語がベースなので、英語サイトの説明をご覧になる事をオススメします。「The name (as Himmel) is German for "heaven".」と言った説明を初めて読んだ時、「へぇ~」と驚きました。 「プロ・フィット → ラクーンドッグ」で、岡本さんが主導力を発揮なさったのは、本当にお見事だったと尊敬しています。色々大変だと思いますが、今後も引き続き頑張って下さいね。応援しています!!