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ラクトースオペロンとトリプトファンオペロンの説明です↓
◎ラクトースオペロン
ラクトースオペロンではラクトースを分解する酵素を合成しています。
・グルコース有り。ラクトース無しの場合
大腸菌は呼吸基質として「グルコース」を利用しているので、基本的にこのラクトースオペロンはいりません。この時リプレッサーがオペレーターに結合しているので転写は起こりません。(ラクトース分解酵素も作りません。)
・ グルコース無し。ラクトース有りの場合
ラクトースを分解しなくてはなりません。だからラクトースオペロンをはたらかせてラクトース分解酵素を作るんですね。この時は、ラクトースがリプレッサーに結合することによって、リプレッサーがオペレーターから外れます。(ラクトース分解酵素が作られます。)
◎トリプトファンオペロン
トリプトファンオペロンではトリプトファンを合成するための酵素を合成しています。
・トリプトファンがない場合
大腸菌はアミノ酸であるトリプトファンが必要なので、基本的にこのトリプトファンオペロンが必要です。この時は不活性な調節タンパク質しか作られないので、転写は起こっている状態です。(トリプトファン合成酵素を合成している。)
・トリプトファンがある(多い)場合
トリプトファンオペロンをストップさせます。この時トリプトファンが不活性な調節タンパク質に結合してリプレッサーになります。このリプレッサーがオペレーターに結合することによって転写が起こりません。(トリプトファン合成酵素を合成しない。)