gasgas txt pro 2010 クラッチ調整

部品の精度は日本ならハジかれるlevel。だが、それが良いw
9,75～9,85mmが一式の厚さだが、コイツは10,27mmあった
レバー高は17mmで、ある意味適正値

[@user-qz9lt4mh5g]

クラウンの当たり面は、ダイヤやすりで成形後鏡面加工。焼き入れの鉄なので半日かかった。 クラッチの動きと言うかスムーズ感は出たが、引き摺りを完全に解消出来なかった。 クラッチのフリクションの厚みもあるが、一発で熱反りするのも問題かと思う。 S3のクラッチキットで試してみたいので、来春にでも購入してみる

[@user-qz9lt4mh5g]

個人的な見解としては、クラウンに対するフリクションプレートの方向性を失くせば劇的に改善するものと思われる。 これは、所有しているYAMAHAのWR250Fでテストを兼ねて実証出来てる。 プライマリーとボスを丁寧に磨き上げて、フリクションプレートやクラッチプレートの当たり面(切断面)を全て磨き、組み込むといった手間の掛かる作業だったがw 山で4年間使って、フィーリングが甘くなったんで開けたら綺麗なままで、厚みも正常値 プレートが熱で反って甘くなり始めだけだった。 枚数の少ないダイヤフラム方式には通用するのかは疑問だがw

[@user-qz9lt4mh5g]

純正も社外もフリクションプレートの切断面は汚い。いや、醜い。 クラッチプレートの切断面も、クラッチの方向性を決めてしまうのに一役買ってる。 面に対して点で接しているのは問題ないし、当たり前な話し。 だが、熱で反ったプレートの逃げ場が無くなり不具合が生じた場合、板の復元性に欠けるし、どちらかに攻撃性が生まれ、構成部品に削れが生じてくる。 そして半クラ域のフィーリングの悪化につながる。