スケールはアコギ選びでむしろ弦高より重要です。弦高はあとから調整がききますが、スケールはどうしようもないからです。ショートスケールだとテンションが下がって弾きやすい反面、音は柔らかくなる・逆に言えば張りがなくなり、強く弾くとバズりやすくなります。また、弾きやすさにも影響して、ギルドやギブソンのスーパージャンボだと届かない指が出てくることがあります。逆に、ハイフレットではフレット幅が広がるので押さえやすくなります。 私は628mmと645mmのギターを持ってますが(現在のメインは645mm)、645mmのギターを買ってから、ハイフレットの演奏がかなり楽になりました。逆に、628mmギターしか持っていなかったときにギルドのF50(スケール651mm)を弾かせて貰ったことがありますが、ローコードで普段余裕で届くところが届かなくて難儀したことがあります。 E to E :一弦と六弦の間隔です。むしろナット幅より重要かも知れません。ナット近くではナット幅に対してE to Eが狭いと指が詰まって弾きにくいのですが、グリップコードを弾くときは指の付け根が一弦に当たりにくくなるので音詰まりしにくくなります。逆にブリッジ側ではE to Eが広いと右手のミスタッチが減りやすくなるので良いのですが、ブリッジ側でE to Eが極端に広いものはハイフレットでネックが広くなりすぎるので弾きにくくなります(YAMAHAのギターはこういうのが多い) あと、SJはメーカーによってスーパージャンボとスモールジャンボがあるので要注意。ギブソンもSJ-200は今はJ-200になってますので、現行品でSJと名の付いているものはほぼスモールジャンボじゃないでしょうか。スモールジャンボはソロギター向きですね。 でも、「見た目が一番大事」というのは禿しく同意。やっぱりギターに対する愛着・テンションが上手さに繋がりますよね。