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ゴールドワン ゴルフスクール
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24年前に渡豪した時、こちらの教えで感じたことは、手の返しを必要としないボディーターンスイング!両脇にタオルを挟んで腰の高さのハーフスイングを来る日もくる日も練習。その時、手元って体から離れちゃいけないんだって実感!両肘と両腰が向き合って 同調しながら回転 (working together)して、常に両腕の三角形の正面にクラブをキープする感覚を養う。「体の正面で手を返す」という動作は回転を阻害するし、クラブが体の正面から外れるから、ナンセンスだって気づきました!
1980年代初頭のパーシモン時代までは、アメリカン打法なんかでも「ターンオーバー」と言って、フォローで右手を返す動きを推奨し、ぶっ飛ばしていた時代がありましたが、80年代後半にカーチスストレンジがテーラーメードのメタルウッドをひっさげて全米オープンを連覇!このあたりからコントロールヒッターの時代に突入。
ストレンジのコーチであるジミーバラードは、前述の両脇にバスタオルを挟み両腕が体から離れない「コネクションスイング」を推奨。体の正面にクラブをキープして、体幹の回転で目標の左に低くまーるく振れば円軌道に対しフェースはスクエアだから飛んで曲がらないを主張。シャロープレーン時代の到来であった。
いち早くそれに呼応したのがグレッグノーマンであり、ニックファルド、ニックプライスといった元パワーヒッター。彼らはコーチに爪先上がりのライからストレートボールを打つための練習をしいられました。それに必要な要素は水平に近いシャローなアングルでまーるく振って、フェースローテーション(手の返し)を抑えることでした。そして彼らが活躍しだすと、瞬く間にフェースに乗せて運ぶ打ち方が世界標準となりました。
2005年にKZbinが発足し、ベンホーガンの生動画が見られるようになると、僕の視点も一気に加速!電光石火の高速ターンスイングはどのようにして作られたのか?の一点に注目してきました。速く回転できるスイングは軸がブレないから軌道が安定しています。無駄がないから、今でも世界中の人がお手本としています。
ホーガンの鞭のように巻きついて下りてくるタメは、右肩の上に落ちてくるクラブの重心を感じながら、右前腕を回外させて右手のひらを上に向けながら落下、右肘を脇腹前に絞り込むことで、インサイドから下ろせてシャロープレーンに移行できることがわかった。今回のドリルのストレッチポールでやってみると、右手は下の感覚があきらかなはずだ!
実はそこから先、背骨を軸に背中が正面を向くまで勢いよく回転しちゃえば、フィニッシュまで右手が下の感覚は変わらないはずなんです!フィニッシュに行く過程でフラットリストのハンドファーストインパクトを迎え、フェースローテーションを抑えたボディーターンスイングになるんです。ベンホーガンにこのストレッチポールを振らせたら、きっと僕と同じ動きをするでしょうね!
ホーガンは凄いところばかりですが、真似をして欲しくないところもあります。ウィークグリップとダウン時の左腰の移動(バンプ)ですね!これをするとスライスを招く結果になります。ベンホーガンのスイングを現代版右軸ターンでスイングしているのが、340ヤードドライブの新鋭のキャメロンチャンプです。今後の活躍が期待されますね!