Händel : Sonata for Violin and Continuo No.2 in G minor, Op.1 No.10 / Grumiaux 1966

Arthur Grumiaux, violin 2-6 Jan.1966
Robert Veyron-Lacroix, harpsichord
Händel : Sonata for Violin and Continuo No.2 in G minor, Op.1 No.10
1. Andante 2:06 (00:03)
2. Allegro 2:38 (02:09)
3. Adagio 1:54 (04:48)
4. Allegro 2:34 (06:43)

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洋阿相 　グリュミオーのヘンデルをご紹介下さりありがとうございました。先日のスークとは対照的ともいえる豊麗な音色に酔いました。ただ、やや理屈っぽく音楽に接する老輩にとってハープシコードをクローズアップしたような収録によるスークの演奏の方が、対位法的書法の作品に相応しい録音のように感じます。ギターのように繊細で音量の極端に弱いハープシコードは、近接マイクでは楽器の操作音が強くなり、ヴァイオリンとの音量バランスの取り方が非常に難しい作業となることを知っている者にとって、この二種類の録音は演奏以上に興味ある問題です。