昔、駿台でI先生に英語を習ったことがありますが、先生ならきっと次のように言います。「Let It Be は所詮3つの単語しかないのだから、日本語もねそれに見合った言葉で訳さないとダメだよ。」(ここからは自分の考察)そもそも Let It Be は(解説の冒頭にもあるように)ポールのお母さんがポールに向けて言ったことばだから、そんなにまどっこしいことは言わないと思います。ビートル解散の危機で弱気になったポールにお母さんが「それはそれ。それはそれなのよ。ポール、それはそれ。」と言ったのでしょう。1番のサビに入る前、speaking words wisdomで始まるspeaking がwisperに変化するのはお母さんは夢の中で最初は強い(?)口調で「それはそれよ。」と言い出し始めながらも、ポールが見てきたたくさん絶望をお母さんに吐露する中が落ち着いていくポールに「それはそれよ」と声がやさしくなっていく様子をえがいたんじゃないかなぁと思っている次第であります。
この曲、私が聞いたのは4才のとき。母の10才違いの双子の弟たちが聞かせてくれました。 小学生になったころシングル「LET IT BE/YOU KNOW MY NAME(LOOK UP THE NUMBER)貰い 小学3年のころアルバム「LET IT BE」をお年玉で買いました。 現在、60歳。 自分の自分に対する最高の【LOVE SONG】なのかも
さすがに本曲に対しての反響は大きかった様ですね。熱狂的ザ・ビートルズファン程動画独自和訳に対して異議ありとなえる方も多いかも知れません。しかしそれこそが公式発売されている作品の訳詞や書籍などに洗脳されてしまっていると言う事です。名曲イエスタデイをただ昨日と訳すアホは居ませんから(笑)言葉の中に何を見い出し感じるか? 今回あの頃さんはポールのルーツアイルランドに感性が向かった訳です。イギリスを英国と呼び正式国名も知らずアイルランド,スコットランド,イングランド等で構成されてる国とも知らず何故米語と言わず英語Englishと言うのかも分からぬ人間達にはこの和訳の深さは分からないでしょう。Let it Beはケセラセラ何かではありません。Letitbe4回のリフレインに4行の和訳をしたためた感性に脱帽です。小さな恋のメロディも階級社会の国として見たら新たな発見があるはず。かつてザ・ビートルズが王室からメダル授与される際に労働者階級に対面させてはいけない!!と怒る馬鹿な元貴族階級者がいたそうな(笑)過酷な歴史と風土アイルランド。