ラピダス 半導体切り出し仕上げる「後工程」の研究開発拠点を千歳市のセイコーエプソン事業所内に設置

北海道・千歳市で次世代半導体の製造を目指すラピダスは、量産化を支える技術の研究開発拠点を千歳市内に設置します。工事開始を前に安全祈願式がおこなわれました。
安全祈願式にはラピダスの小池社長や工事関係者などおよそ１２０人が出席しました。
研究開発拠点は、半導体製造の中でも「後工程」と呼ばれる製品の仕上げや品質検査などの技術向上の研究をおこなうための施設です。
千歳市内で建設中のラピダスの工場のすぐそばにある「セイコーエプソン千歳事業所」の一部を間借りしてつくられ、再来年４月からの稼働を目指しています。
ラピダスでは来年４月には試作品の製造を開始し、２０２７年４月には量産の開始を目指しています。
「後工程」の研究開発拠点ではロボットを使った全自動での量産技術の開発も目指すということです。
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