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イェニセイ碑文, by Wikipedia ja.wikipedia.o... / CC BY SA 3.0
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イェニセイ川流域 イェニセイ碑文(イェニセイひぶん、英語:Yenisei inscriptions)は、ロシア連邦のイェニセイ川上流域を中心に点在する古代キルギス(イェニセイ・キルギス)が残した碑文(碑銘、銘文)群。
古代テュルク語/突厥文字(トルコ・ルーン文字)で書かれており、これまでに158もの碑文(碑銘、銘文)が発見されている。
ワシリエフ(Д.Д.Васильев)は1983年に、ラドロフ(W.W.Radloff),オルクン(H.N.Orkun),マロフ(С.Е.Малов)による先行研究をまとめつつ、それまでに発見されていたイェニセイ碑銘を計145個収録し、新たな通し番号を振り、一部の写真と共に全部の筆写・翻字を公刊した。
イェニセイ碑文は内容が短く、主に被葬者の名前,称号,年齢,生涯の活躍などを記述し、その内容には紀年を直接指し示す記述がないのが通例であり、その作成年代を確定するのは極めて困難である。
しかし、語彙の特徴や、氏族標識であるタムガなどを通じて推定可能な場合もある。
例えば『E11碑銘』はその内容から894年~925年の間、『E59碑銘』はタムガの様式から考えて10世紀初頭~10世紀末と考えられる。
^ 白玉冬『10世紀から11世紀における「九姓タタル国」』 ^ 白玉冬『10世紀から11世紀における「九姓タタル国」』