…このライヴを観て、気付いた事をいくつか挙げてみると… ①このライヴは、キミドリから四街道ネイチャーに変わるまでの前半部分が特に良い。 ②最初の曲の「ECD、ECD、ECD、この名前で~」は、完ちゃんの「INPUT、INPUT、INPUT、INPUT、INPUT」から来てるのかな?そう言えば、顔も何処となく似てるような(笑) ③これはライヴとは直接関係ありませんが、この動画が、さしずめ♪(Runaway) I would change a thing の如く、ブッダ・ブランドの曲から始まっているのも、やはり何かの因縁か? というのも、ブッダが海外から帰国し、CDを出すことができたのも、かつて“ラッパーの登竜門”と呼ばれた『チェック・ユア・マイク』の主催者であるECD(私がECDの存在を知ったのは、このクラブ・イベントがきっかけで、ダンスを始めて間もない1995年以前のこと)が日本でいろいろとやってくれたからで、彼らにとっては、正に恩人だから。もし♪Funky Methodist が世に出てなかったらと思うと、今でもゾッとする(笑) そう考えると、1995年以前も以後も、ECDはずっとラッパーを世に送り出す役目を担ってきたわけで、『さんぴんCAMP』(ここから日本語ラップはダメになった?)というのは、もしかしたら、チェック・ユア・マイクの進化版だったのではないかというのが最近の私の考えです。この辺のカルチャーについては、いずれ1冊の本にまとめたいと思います。 遅ればせながら、R.I.P. Dev Large(デブラ・アジ)!! そして、癌に負けるなECD!! 以上、滅多に公表することのない私のレアな音楽評でした。