“進撃の巨人(エレン&アルミン)から学ぶ相対主義の不自由さ”【倫理的転回 (ethical turn)】｛ポストモダン #2｝

【他者に関する過去の動画】
“他者の存在は絶望か、希望か？”【他者論】by エマニュエル・レヴィナス
• “他者の存在は絶望か、希望か？”【他者論】b...
【参考文献】
『進撃の巨人』The Final Season 完結編・前編（アニメ）
諌山創（原作）2023年放送．
『進撃の巨人』第33巻（マンガ）
amzn.to/3lL26rp
諌山創（著）講談社, 2021年．
『ポストモダンの条件 -知・社会・言語ゲーム』
amzn.to/3ZeI8TN
ジャン＝フランソワ・リオタール（著）
小林康夫（訳）
水声社, 1989年．
『こどもたちに語るポストモダン』
amzn.to/40uAh5A
ジャン＝フランソワ・リオタール（著）
管啓次郎（訳）
筑摩書房, 1998年．
『いまなぜポストモダンか』（『現代思想 -6月号』第49巻第7号)
amzn.to/3K5iAUG
大橋完太郎・千葉雅也・宮崎裕助・小泉義之・星野太・郷原佳以・佐藤泉・乗松亨平・ 長谷川貴彦（著）
青土社, 2021年．
『リトル・ピープルの時代』
amzn.to/42CUNCL
宇野常寛（著）
幻冬舎, 2011年．
『動物化するポストモダン -オタクから見た日本社会』
amzn.to/3z51Wy6
東浩紀（著）
講談社, 2001年．
『ゲーム的リアリズムの誕生 -動物化するポストモダン2』
amzn.to/3K4UfhV
東浩紀（著）
講談社, 2007年．
『そうだったのか現代思想 -ニーチェからフーコーまで』
amzn.to/3lEgeme
小阪修平（著）
講談社, 2002年．
『＜ポストモダン＞とは何だったのか -1983－2007』
amzn.to/3K0GK2B
本上まもる（著）
PHP新書, 2007年．
『レヴィナス入門』
amzn.to/3JNEvzF
熊野純彦（著）
筑摩書房, 1999年．
『レヴィナス -移ろいゆくものへの視線』
amzn.to/3ySiARD
熊野純彦（著）
岩波書店, 2017年．
【ポストモダン・シリーズの再生リスト】
• ポストモダン・シリーズ
【ポストモダン・シリーズの動画】
“大きな物語の解体と小さな物語の乱立”【ポストモダニズム】by リオタール｛ポストモダン #1｝
• “大きな物語の解体と小さな物語の乱立”【ポス...
“進撃の巨人(エレン&アルミン)から学ぶ相対主義の不自由さ”【倫理的転回 (ethical turn)】｛ポストモダン #2｝
• “進撃の巨人(エレン&アルミン)から学ぶ相対...
“真実の終焉と復権”【ポストトゥルースとエビデンシャリズム】｛ポストモダン #3｝
• “真実の終焉と復権”【ポストトゥルースとエビ...
“ニーチェの意志を継ぐ (ドゥルーズ&デリダ)”【現代思想とは何か】｛ポストモダン #4｝
• “ニーチェの意志を継ぐ (ドゥルーズ&デリダ...
“ポストモダンの彼岸 (ドゥルーズ&デリダ)”【ポスト構造主義の哲学】｛ポストモダン #5｝
• “ポストモダンの彼岸 (ドゥルーズ&デリダ)...
“多様な価値観とチャラく(＝いきに)付き合う (ドゥルーズ&デリダ)”【シラケつつノリ、ノリつつシラケる (浅田彰)】｛ポストモダン #6｝
• “多様な価値観とチャラく(＝いきに)付き合う...
“ポストモダンを生きるために”【ポストモダンシリーズまとめ】｛ポストモダン #7｝
• “ポストモダンを生きるために”【ポストモダン...
【Twitter】
/ bonaheart_164
【BGM】
Music by Bensound
www.bensound.com
※Amazonアソシエイトとして上記リンクURLを使用しています。

[@user-vo7yr6fl1b]

これまで薄々感じていた事を明確に示してくれたものと思います。 素晴らしい解説ありがとうございます。

[@BobMarley-sv3jn]

おもしろい

[@bonaheart_164]

ありがとうございます🙇🏻‍♂️

[@Water_Shortage]

「自由な個人が何でもしても良い→互いが互いを害する」 ホッブズ：「よし。独裁権力を打ち立ててみんなを怖がらせよう。そうすれば平和になる。」 エレンとはまた違うアプローチだけどこれもまたディストピア

[@jinmurayama]

このような考えさせられる動画をアップしてくださって、ありがとうございます！ ただ、いくつかの言葉に誤用がみられるので、指摘させていただきます。 まず、エレンとアルミンの考え方の違いは、自由主義とは関係ないです。なぜなら、エレンとアルミンは、壁の中の社会と壁の外の世界との社会間の交渉・闘争の話をしているからです。これに対して、自由主義とは、個人が社会や国に対して主張するものです。では、エレンとアルミンの主張の食い違いは何なのか？それは、侵略主義なのか、平和主義なのかの違いです。ここで私が自由主義の捉え方を問題にしている理由は、自由とは、本来的に天から与えられた無制限の地位であって、同様に自由を有する他者の自由を害さない限りは侵されることのない地位だからです。この点において、侵略主義と平和主義のいずれを採用すべきか、という論点とは土俵を異にしています。 次に、相対主義です。相対主義は、自由主義でさえ絶対的なイデオロギーとは認めません。各人が何を考えようと、自由主義であろうが侵略主義であろうが、妨げない、これが相対主義です。逆に、自由という普遍的な価値を根本に据えるのは、合理主義であって、相対主義の反対概念になります。なので、自由をどうとらえるのか？という問いを立てた時点で、それはもう相対主義ではなくて、普遍主義・合理主義の立場に立っていることになります。 さらに、自由の制限についてです。自由は、他者の自由を害さない限りにおいて、その地位を保障される、というのは、元々、自由がその本質上備えている性質です。なぜなら、自由は、私だけが持っているものではなくて、他の人も持っているものだからです。他人の自由を侵害して自分の自由を主張するというのは、したがって、自由主義そのものに反することになります。ここで私がこの自由の性質にこだわる理由は、そのようにとらえないと、自由が委縮してしまうからです。「他人の迷惑になるから・・・」と自由を控えめにしか主張できないことになってしまうと、権力者の思うつぼです。他人の自由を侵害しない限りは、無制限に主張してよいのが自由です。その自由を許さない国家は交代できる、というのが近代以降の立憲主義です。

[@shiroumatanuskaoldtown5208]

フランクフルト学派、とくにフロムの「自由からの逃走」が下敷きになっていたと感じていました。

[@bankeisan9951]

相対主義とは絶対的なものないと言う考えであり絶対主義とは絶対的なものはあると言う考え。正しいと言うためにはその確かな根拠を示さなければならない。これが正しい答えだと言うためにはその確かな根拠を示さなければならない。しかし答えには絶対はない。答えは必ず条件で変わる、ゆえに答えは相対主義であることは正しい。しかし絶対があるのはその根拠なのだ。つまり根拠には絶対があると言えるのだ。ですから理由、根拠は絶対主義が正しいと言える。つまり絶対善である根拠に合致していることが常に正しい答えと言えるのだ。答えは常に変わる、万物は変化すると言う事。しかしその根拠は絶対に変わることのなく絶対である。この世は絶対に変化しないものと必ず変化するもので成り立っていると言う事。

[@gen_himejishimin]

確かに理解は出来ても尊重はしませんな。

[@ttaguchi3458]

山口裕之『「みんな違ってみんないい」のか？ー相対主義と普遍主義の問題ー』の後半でも似たような相対主義批判があったな

[@loveremyukun]

仲良く出来ない者とまで仲良くしようとするから解決策が出ないのであって、むしろ相対主義を踏まえたうえで、それぞれの絶対的な壁の中で、同じ神を神だと認め合う存在と仲良くすることが「自由」だと僕は思うな。