Рет қаралды 18,116
2019年11月24日撮影。
シキ800形貨車に続いては、いよいよ本命、EF200形の本当の最後の旅たちの模様をお送りします。
平成2(1990)年に登場したEF200形は、東海道・山陽線の重量コンテナ貨物列車を牽引すべく登場した直流電気機関車で、それまで最大とされてきたEF66形のスペックをはるかに上回る性能を持ったハイパワーな機関車で、将来のJR貨物を担うリーダーとして期待されていました。
ところがこの機関車に似合う設備の投資がままならなかったことと、バブルの崩壊で物量も落ち込み、EF66形より抑え目、EF65形よりパワーアップした程度で良いことが分かり、それに基づいて開発されたのがEF210形「桃太郎」で、今やJR貨物の標準の機関車としての地位を築くこととなります。
それに伴い、EF200形の立場が危うくなったところに、VVVF制御の機器の更新時期がやって来てもそれに見合う部品がない状態となり、徐々に追われる立場に追い込まれることとなります。
EF200形の運用は実は2018年度末でなくなり、除籍もされて現在はそのまま自走できないため、他の機関車に牽引され博物館入りしました。
悲運だったEF200形、最後は博物館の協力を得て盛大に盛り上がりました。
今回は旅たちのシーンを撮影しています。
ラストにはEF200形を運転していた運転士さんの粋な計らいにより、偉大なマンモス機関車が博物館を後にします。
試作機の901号機は製造した日立が保管していますが、量産車から保存車が出るか、注目されます。