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全国で『都市型クマ』の出没が増えていて、関西でも被害が相次いでいます。
(記者リポート)「女性はこの先の登山道でトレイルランニング中にクマに襲われたということです」
今年8月、京都市左京区の比叡山の登山道で50代の女性がツキノワグマに襲われ、腕や顔などを大けがしました。比叡山の山麓に住む鎌田東二さん(72)。登山中だった鎌田さんはクマに襲われた女性を救助しました。当時の状況は壮絶だったと話します。
(鎌田東二さん)「女性の声で『助けて助けて助けて』と3回、その声が聞こえた。『クマに襲われた』という返事があったんですよ。ちょっと私も信じられなくて、えー本当かなという感じがしたんですね」
鎌田さんは声の方に向かい、女性を救助したといいます。
(鎌田東二さん)「上から青ざめた顔の緊迫感のある女性が降りてきて、真っ青な状態というか緊張した状態で。女性を見たら腕のところが血だらけになっていて、指にハンカチを巻いて、右の指を噛まれたと。左の耳のところが血だらけになっていて、2か所出血した状態が露出して。非常な緊張感があったので、大丈夫ですよとまずは安心してもらって」
その後、救急隊に引き渡し、女性は病院で手当てを受けました。
こうした事態を受けて京都府や市は登山道などに注意を促す看板を設置しました。10月24日、登山客に話を聞くと、多くの登山客は鈴などを付けて対策をしていました。
(三重県からの登山客)「クマのひっかき跡があって、(木の表面が)ごそっとはがれているから、おるのはおるねん」
(三重県からの登山客)「ちゃんと鈴も持っているし、クマ撃退スプレーも持っているし。クマの方に向かってプシュッとやるわけですよ」
(アメリカ出身の登山客)「(鈴を付けているのは)ベアバリアのため。インターネットによると最近いっぱいクマがいるから。一人で歩いているから安心するため。(Qクマに遭遇したことは?)日本じゃないけどアメリカではいっぱい遭遇したことがある」
京都府によりますと、府内の人的被害は今年度まで4年連続で発生していて、毎年1000件ほど出没情報が寄せられています。
(京都府農村振興課 藤井伊参事)「ひとつはクマの生息数が増えてきているのかなと。エサを求めて新しいエサ場を探して移動している。その中で人里にも出てきていると考えています。京都府もかつては相当少ないというので絶滅危惧種にして保護していた」
京都府ではクマが増加傾向にあったことなどから、2021年度からこれまで禁止していた狩猟を解禁しました。しかし解禁して以降、14頭しか捕獲していません。京都府猟友会によりますと、経験のある猟師がいないことや高齢化が原因だということです。
(京都府農村振興課 藤井伊参事)「基本的には、まずは遭遇しないということが一番大事。鈴をつけるとか、そもそもクマがいそうなところには近づかない」
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