max petorpさま、ありがとうございます! ちょっと説明が足りなかった感もありましたので、こちらで補足をしますと…航空機は、受けている風の強さが浮かぶ力に比例します。この風の強さは、自らが動いて生み出すことに加えて、向かい風であればより強さが増し、追い風であれば弱くなります。 そして、地上から見ると同じ速度に見えても、向かい風に抗っている結果なのか、追い風で速くなっている結果なのかは判別がつきません。そのため、GPSを用いた速度=地上から見てどれくらい進んでいるか(対地速度)よりも、どれだけ風を受けているか(対気速度)が重要になります。それをリアルタイムで計測する方法としてピトー管が用いられているということになります。
T Tさま、いつもコメントありがとうございます。 軽くググってみたところ、同じような時期にロンドンの別の空港で、ピトー管の閉塞による機長席と副操縦士席の速度計不一が起こり、離陸中止した事例がありました。内容物は分析できなかったとのことですが、長期保管後なので疑わしい事例だと思います。 www.bbc.com/news/uk-england-beds-bucks-herts-60004453