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多くの千葉県民の怒りを買った快速廃止問題。
JR側の異例のダイヤ見直しで、第2幕に突入している。
JR京葉線利用客「反対ですよ。納得いかない」
JR東日本が2023年、春のダイヤ改正で、朝と夕方以降の通勤快速と快速を廃止することを発表。
これに一斉に反発の声が上がった。
そうした声を受け、15日、JR東日本千葉支社の支社長が、千葉市長と面談。
その席でJR側は、快速電車の運行を一部継続することを明らかにした。
現在、通勤時間帯に蘇我駅を出発する通勤快速と快速は7本。
本来は、これらが各駅停車になるはずだったが、今回の異例のダイヤの見直しで、午前6時台の快速が2本維持されるという。
しかし、2本だけの快速に千葉県民は不満を爆発させている。
JR京葉線利用客「2本では物足りない、完全に足りない。最低でも1時間に1本は(快速を)残してほしい」
さらに、混雑のピークより1時間ほど早い午前6時台での運行には、「(午前6時台は)早すぎる気がしますね、そんなに早く(会社に)着いても...不便」といった声も上がっている。
東京駅に通勤で向かう場合、午前6時42分の蘇我駅発の快速に乗ると到着するのは午前7時25分。
出勤時間が午前9時だとすると、会社に1時間以上も早く着いてしまうことになりかねない。
快速2本を残すという異例の見直し。
支社長と千葉市との面談に同席した市の担当者は、JR側がギリギリの決断に至った舞台裏を明かした。
千葉市 交通政策課・大木戸孝也課長「(JR側は)今回、影響に対し考えが至らなかった。できる限り変更の可能性を探った。ただ時間的な問題もあり、影響が大きく及ばないような部分の(快速)2本復活が限界だった。非常に多岐にわたる関係者との調整をされたと思う」
千葉市の神谷俊一市長は、JR側の見直しについて「満足できない」とし、引き続き再考を求める考えを示している。
FNNプライムオンライン
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