カフカ、『変身』を失敗作とした孤高の文学世界【モーリス・ブランショ『カフカからカフカへ』】

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何か分かりづらいチャンネル

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Күн бұрын

Пікірлер: 23
@hko2518
@hko2518 2 жыл бұрын
このチャンネル動画も面白いし、解説もそのへんのちょっとググったら出てきたよくらいの感じとは到底思えない教養の深さで知りたいことの右上を突いてきてくれるし、語りの声もめっちゃ心地いいのに伸びない理由がわからない
@read-
@read- 2 жыл бұрын
御視聴ならびに温かいコメント、誠にありがとうございます。ため息をつきたくなる時もありますが、みなさんのお陰で続けられています。コツコツやっていきます。
@kaito407
@kaito407 2 жыл бұрын
いつも動画を楽しく拝見させて頂いています。 私事ですが、つい最近『カフカ短編集(「掟の門」や「流刑地にて」などが印象に残っています)』、村上春樹の『海辺のカフカ』などを読んだこともあり、カフカという単語がサムネイルにあるのを見て、嬉々として動画を視聴しました。 近代文学の作者は、どうしてもブレーキを踏まなくてはならないところに限界性がある(古典の作者は、古来から伝わる伝説/挿話をまとめ上げる派編集者的側面を持っていたのでアクセルをベタ踏みできた)という伊藤整の指摘がとても興味深かったです。現代になるにつれて、一層ブレーキの深度は増し、文学以外の領域にも広がっているのかもしれませんね。(以前の動画『サブカルチャー神話解体』における無害化(短絡化/異世界化)戦略など)   一つ大きな疑問なのは、「ブレーキをかけることによって、表現を抑圧することがどのような影響を生じさせるのか」ということです。言い換えれば、複雑なリアリティが、単調なシミュレーション可能なネオリアリティに置き換わっていくことで何が起こるのでしょうか。疑問は尽きません笑ご都合主義的な筋の通った物語で、人間は満足することができるのか。ネオリアリティが不満や空虚を生むとしたら、それを埋めるのは作り込まれたネオリアリティなのか、それともカフカのような不条理なリアリティなのか。 長々と書いてしまいました笑何だか現実をどう生きるかということを考え始めたら、キリがないし難しいですね。 動画を視聴して、カフカの他作品を読んでみたくなりました。(何なら大学の卒論にしてみたいという野心も湧いてきました)他にも、マルキ・ド・サドなどのデカダンス文学に興味を持ち始めています。不条理な何かに、魅力を感じているのかもしれませんね。 刺激に満ちた楽しい動画を、ありがとうございました。
@read-
@read- 2 жыл бұрын
こちらこそ、毎度の御視聴ならびに示唆に富むコメントをいただきまして誠にありがとうございます。ブレーキ具合は大なり小なり、その時々の風潮に左右されるでしょうね。そこから派生するリアリティとネオリアリティに関する問題、是非とも深堀りしていただきたいです。 私はここのところ、いわゆる純文学より物語の力の方を信じたくなっていると申しますか、作品ひとつに救ったり救われたりする力を求めすぎる芸術至上主義に疑問を抱くようになっています。受け手から送り手へ、送り手から受け手への健全な循環運動にこそ、救ったり救われたりする力は潜んでいるのではないか。ということをぼんやり考えています。 ってか、学生さんということに驚きました! 失礼ながら、アラサーくらいの社会人を想定していたので……(笑)物凄い優秀ですね。この調子でどんどん見識を深めていってください。
@みかんみかん-n7w
@みかんみかん-n7w 2 жыл бұрын
いつも 素晴らしい解説をありがとうございます。最近このKZbinのお蔭なのか本の興味ががらっと変わりました。 本の並びがとにかく面白い❗ 興味のある本から購入しています
@read-
@read- 2 жыл бұрын
こちらこそ、御視聴いただきまして誠にありがとうございます。読書のきっかけにしていただくのが一番嬉しいです。
@magumagumagu
@magumagumagu 2 жыл бұрын
カフカは様々論じられてきて権威付けされているから、普通に笑える小説、という点が忘れられてるなあと感じていました。 カフカが自身の作品を朗読してる時、聴衆が爆笑していたという逸話を聞いて「だろ?」とドヤっていました(笑) 『変身』の朗読でカフカが自分でウケていたというエピソード、良いですね!
@goodluck0246
@goodluck0246 Жыл бұрын
ブランショ、読んでみたくなりました。
@堅太郎林
@堅太郎林 Жыл бұрын
今回も面白く聴かせて頂きました! カフカ最近読んでなかったので、読みたくなりました。 お陰さまで、ブランショの『来るべき書物』を購入し、ちまちま読んでます。 『文学空間』が50年以上前の訳で、しかも高い!…ので、文庫で安く何処かでだしてくれないかなと祈願しております。 静かな語り口と、最後の「…お疲れ様でした。」が何気に好きです。応援してます!
@read-
@read- Жыл бұрын
御視聴ならびに丁寧なコメント、誠にありがとうございます。『来るべき書物』、いいですね。私もブランショを集中して読みたいのですが、彼ばかりに時間を割くわけにもいかないので、歯痒いところです。最後の「お疲れさまでした。」は、動画が長くなるにつれ、流石に負担だろうと思い、いつの間にか言い添えるようになりました。やはり、あるとないのとでは印象が違うのですね。参考になります。感謝。
@堅太郎林
@堅太郎林 Жыл бұрын
ブランショに関しては、手軽に手に入る入門書、及び関連動画は殆どないと思います(あっても高かったりで…)。 それすなわち、需要の少なさの現れなのですが、ここでチャンネル主様が各作品の紹介、解説及びいつもながらの鋭い指摘を動画でやっていただけたら、全国130人位の熱狂的ブランショファンは狂喜する筈です🤩
@ペンギンアイアンガーとあおのおと
@ペンギンアイアンガーとあおのおと 2 жыл бұрын
いつも面白い動画をありがとうございます。 『変身』が面白く読めたのでカフカの別の作品にチャレンジして挫折し続けた理由が分かりました笑 わざと回り道ばかりさせられていたのですね。 最初はその回り道が面白いんですけど徐々に笑えなくなってくる……未完ということも含めてカフカの手のひらで踊っているような……ぐるぐると混沌の中、出口を探して…… もしかしたらカフカは文学作品におけるモナ・リザを描こうとしていたのかもしれませんね。 というか、カフカよりもブランショを読みたくなるのは主さんの動画の力ですね!笑 次回も楽しみです!
@read-
@read- 2 жыл бұрын
こちらこそ、御視聴ならびに丁寧なコメント、誠にありがとうございます。カフカのエルールが吉行淳之介の創作態度に共通するということを、前回の時点でお気づきになられていたので、コメントを引用させていただきたかったのですが、時間の関係上、泣く泣く割愛させていただきました。 ヘビーな内容が続いているため、ちょっと軽めの雑談動画を挟もうと考えていまして、どこかで紹介させていただくかも知れません。あらゆる面で今よりもっと拙い過去動画まで熱心に御覧いただいていて、本当に励みになります。改めて、ありがとうございます。
@ペンギンアイアンガーとあおのおと
@ペンギンアイアンガーとあおのおと 2 жыл бұрын
@@read- いえいえ、こちらこそ恐縮する思いです。楽しみにしています!
@アサガオ-v9u
@アサガオ-v9u Жыл бұрын
カフカ音読すると爆笑して読み進められないんだよな。
@read-
@read- Жыл бұрын
音読したことないですけど、想像しただけで、もう面白いっすもんね。
@助-d8x
@助-d8x 4 ай бұрын
カフカの城は未完に終わった事で、実存主義や弁証法を否定してるように感じる いくら高みを目指して挑戦しても必ず振り出しに戻されてしまう現実と苛立ち まるで近代西洋思想の敗北を予言したような作品ではないか
@read-
@read- 4 ай бұрын
御視聴並びに素晴らしいコメント、誠にありがとうございます。こんなこと書けたらな……と思ってしまいました。
@n.t.3724
@n.t.3724 Жыл бұрын
音楽ない方がいいきがする!自分で好きなものを流せるので
@ansei4th
@ansei4th 2 жыл бұрын
大杉栄の獄中記を思い出しました。なんか子供の時に遊び半分に野良猫野良犬の首絞めて殺してたとか。嫌な話ですが。
@Tsukasa-d7c
@Tsukasa-d7c Жыл бұрын
南泉斬猫のお話を聞いて、ドグラマグラの脱コード化のテーゼに酷似していると思いました。
@read-
@read- Жыл бұрын
「脱コード化のテーゼ」というのは判りませんが、『ドグラマグラ』もそのうちやりたいですね。スチャラカチャカポコとか、わけの分からない念仏が強烈なので面食らいますが、実はかなり緻密に構成された推理小説だと思っています。
@Radighet1212
@Radighet1212 Жыл бұрын
貴方はライナー・マリア・リルケ(1875~1926)に対する印象は如何でしょうか? 何故、こんな唐突に゛リルケ゛の名前を取り上げたのかと云うと、私にはカフカやリルケの生い立ちを調べれば調べる程、似通っている点があるのです。カフカやベアトリーチェやフェリーツェなどの婚約者に(特に二度も婚約を申し出たベアトリーチェに対しては)約500通もの手紙を送っていました。リルケは当時信仰のあった彫刻家 オーギュスト・ロダンの下で彫刻を学んでいたクララ・ヴェストロフという女性と結婚し、一女を授かりますが、父親からの仕送りが止まったことで、別居状態となりそのまま離婚に至るのですよね…(只、籍はクララの夫にしたままらしい…)。 カフカとリルケの間で直接的な交流があった足跡はあまり確認できないわけですが、どちらも、゛凋落゛を体験した文学者であることは生い立ちから考察するに、確かです。 なので、今後はリルケに関して取り上げて、独自論を提していただくと幸いです。 私もそれを聞いてみたいし、2023年だからこそ求められるべきリルケの魂なのかもしれない‥!
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