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この動画はかぎ針を使った作り目の2です。KZbinのアメリカ式の先生からこの作り目は鎖編みの裏山を拾ったものだと教えていただいてから、新たに興味を持ちました。その後KZbinのベテランの方に、動画で編み方を教えていただきましたので感謝しています。私はこの作り目はとてもいい作り目だと思うのですが、なぜか基礎本などにもあまり載っていないのです。
この作り目はバランスのとり方が難しいのです。それは道具を使うからです。その道具とは棒針とかぎ針であり、棒針は0.3mmずつ増えていくのに比べてかぎ針は0.5mmずつ増えていくのです。そのためその誤差の蓄積がバランスの悪さに繋がっていくのです。
しかもその誤差が頂点に達する一番大事な箇所に、必要なかぎが昔から欠損していたのです。7.5号9号10.5号。近年その欠損していた3本のかぎが販売されるに至り、この作り目がようやく使い勝手がよくなったと思います。それはこの作り目が陽の目を見るというようなことかもしれません。
その棒とかぎの対応表とは以下のようなものであると思います。ご参考になさってください。下記の表はベテランの方が動画で出しておられる数値を基本に据えて、算出しました。棒かぎの順で記します。
2ー2 3ー3 4-4 5-5 6-6 7-7
8ー7.5 9ー7.5 10ー8 11ー8 12ー9
13-10 14-10 15ー10.5
ただしこの表はあくまで一例であり、一応の目安です。毛糸は適針をお勧めします。この作り目はメリヤス編みかぎ針編みの両方で使えるのです。編みだしの毛糸が余ることもなく、後で解く作り目という作り目でもあります。かぎ編みは老眼対策になります。その他かぎが3本増えたことで、普通のかぎ編みも便利になりました。「1号〜2号太く」というかぎ編みの作り目の技法が、自由にできるようになったのです。これは喜ばしいことです。その他普通の鎖編みを使ったかぎ編みの場合、棒針0号を活用して編むと便利です。鎖の裏山を拾う手間が省けます。
この作り目は、メリヤス編みよりもかぎ編みのほうがバランスがいいように感じる時があるのです。この作り目は鎖編みより長いのです。ということはそれが鎖編みのゲージの不足を補っているのではないかと思えるのです。鎖編みをゆるく編むということです。それにこの作り目は実際に鎖編みです。かぎ編みと相性が良くても不思議じゃないですね。棒針とかぎ編みはかけ離れたものではないと思います。共通項があるのです。
間違いが多かったので削除して作り直しました。申し訳ありませんでした。それから編み物界の大御所H.Mさんはかぎ編みの作り目のバランスについて動画を出しておられますので、編み方を詳しく知りたい方はそちらの動画をご視聴ください。H.Mさんは動画を出してくださり感謝です。
ご視聴ありがとうございました。