max petorpさま、ありがとうございます! ちょっと説明が足りなかった感もありましたので、こちらで補足をしますと…航空機は、受けている風の強さが浮かぶ力に比例します。この風の強さは、自らが動いて生み出すことに加えて、向かい風であればより強さが増し、追い風であれば弱くなります。 そして、地上から見ると同じ速度に見えても、向かい風に抗っている結果なのか、追い風で速くなっている結果なのかは判別がつきません。そのため、GPSを用いた速度=地上から見てどれくらい進んでいるか(対地速度)よりも、どれだけ風を受けているか(対気速度)が重要になります。それをリアルタイムで計測する方法としてピトー管が用いられているということになります。
n Sさま、いつもありがとうございます。 報告書が出ていないのでマスコミ報道だけになりますが、2007年に佐賀空港でボーイング737型機が過走行で離陸をし、滑走路上の灯火を破壊した事例があります。離陸後、速度計に異常があったとして引き返していますが、その要因としてピトー管に虫が入っていたとのことです。