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約4万2千人の受刑者が,全国76の刑事施設(刑務所等)で就業しています。この作業を刑務作業と言います。受刑者は,社会復帰に備え,規則正しい毎日を送りながら健全な心身を養うため,施設内の工場で職員の指導を受け作業に従事しています。刑務作業は,受刑者に対して職業的な知識・技能を付与することなどを目的としており,受刑者は,木工,印刷,洋裁,金属,革工等の業種の作業に就き,その技術の向上を図っています。
なお,刑務所作業製品の売上げの一部を犯罪被害者支援団体の活動に助成しています。
今回訪れたキャピック
府中刑務所(CAPIC:刑務作業常設展示場)
MADE IN JAPAN
公益財団法人矯正協会刑務作業協力事業部
府中市内に国内最大級の刑務所、府中刑務所”があることは有名ですが全国の刑務所に服役している受刑者が、刑務作業の中で製品を作り、展示・販売されていることをご存じですか?その製品が展示・販売されているところこそ、ここCAPICきゃぴっくです。CAPICきゃぴっくは全国にありますが、東京都内で常設展示場があるのは、府中市と中野区だけです。
注記:刑務作業とは、受刑者が矯正と社会復帰をするため行われる作業のことです。
生産作業、社会貢献作業、職業訓練、自営作業の4種類があり、生産作業において、CAPICきゃぴっく製品は作られています。
どのような製品が展示・販売されているのでしょうか?
府中刑務所では、敷地内におよそ40か所の工場があり、約3000名の受刑者が、販売品や受注品等を含め約100から200種類の製品を作っています。製品は、職業技術を身に着けている作業専門官による指導を受けながら作られており、府中にあるCAPICきゃぴっくでは、靴、木工製品(テーブル、チェスト等)、陶器、ガラス製品、石鹸、便箋・封筒、ガーデニング用品、おもちゃ等全国の刑務所で作られた製品が約5000点展示されています。
CAPICきゃぴっくの担当者に話を聞きました!!
CAPICきゃぴっくの製品は、シンプルな製品が多く、丈夫で長持ちするためリピーターが多いとのことです。製品を購入し、10年後に同じ製品を求めてきた方かたもいらっしゃるとのこと。イベントで展示会を開催することもあり、その際に利用された方かたからアンケートを取り、製品に活かしていると教えてくれました。展示場では、ブルースティック、友禅ゆうぜんメモ帳、便箋、まな板、そば殻がら枕、ふた付き木製箱が人気製品だそうです。
11月3日文化祭
毎年文化の日には、府中刑務所で文化祭が行われ、受刑者がCAPICきゃぴっく製品を作っている作業場の見学をすることができます。このときにもCAPICきゃぴっく製品が展示・販売されます。文化祭では、受刑者が日頃食べている食事を食べることができたり、刑務所内で作られたパンを買うことができる等色々な企画があります。文化祭に行き、CAPIC製品を見るのもいいかもしれません。
CAPICきゃぴっくには、製品について丁寧に色々な情報を教えてくれるスタッフの方かたもおり、様々な種類の製品が並んでいて、見ていて楽しいですよ。駐車場や駐輪場もあり、北府中駅からも徒歩5分の好立地なので、散歩の途中や近くを通ったとき等に立ち寄ってみてはいかがですか?
基本情報
所在地
府中市晴見町4丁目10番地
営業時間
午前10時~午後4時
電話
042-334-9792
定休日
土曜日、日曜日、祝日
アクセス
JR武蔵野線北府中駅徒歩5分