【朗読】森鴎外 「食堂」 朗読・あべよしみ

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あべよしみ 朗読の部屋

2 жыл бұрын

青空文庫様より朗読させていただきました。www.aozora.gr.jp/cards/000129/files/2599_23033.html
作品の最後に、「明治四十三年(1910年)十二月」とあります。
作品中で話題になっている「事件」とは、大逆事件(明治天皇の暗殺を計画したという理由で多数の社会主義者、無政府主義者が検挙、処刑された弾圧事件)を指します。
大逆事件は文学者にも大きな影響を与えました。
鴎外がなぜこのような作品を書いたのか、ご興味のある方は「森鴎外と大逆事件」で検索されるとよいかと思います。
森 鷗外
(もり おうがい、文久2年1月19日〈1862年2月17日 - 1922年〈大正11年〉7月9日)は、日本の明治・大正期の小説家、評論家、翻訳家、陸軍軍医(軍医総監=陸軍中将相当)、官僚(高等官一等)。位階勲等は従二位・勲一等・功三級、医学博士、文学博士。本名は森 林太郎(もり りんたろう)。
石見国津和野(現:島根県津和野町)出身。
東京大学医学部[注釈 2]卒業。大学卒業後、陸軍軍医になり、陸軍省派遣留学生としてドイツでも軍医として4年過ごした。帰国後、訳詩編「於母影」、小説「舞姫」、翻訳「即興詩人」を発表する一方、同人たちと文芸雑誌『しがらみ草紙』を創刊して文筆活動に入った。その後、日清戦争出征や小倉転勤などにより創作活動から一時期遠ざかったものの、『スバル』創刊後に「ヰタ・セクスアリス」「雁」などを発表。乃木希典の殉死に影響されて「興津弥五右衛門の遺書」を発表後、「阿部一族」「高瀬舟」など歴史小説や史伝「澁江抽斎」なども執筆した。
晩年、帝室博物館(現在の東京国立博物館・奈良国立博物館・京都国立博物館等)総長や帝国美術院(現:日本芸術院)初代院長なども歴任した。(ウィキペディアより)
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Пікірлер: 17
@abeyoshimiroudoku1
@abeyoshimiroudoku1 2 жыл бұрын
作品中で話題になっている「事件」とは、大逆事件(明治天皇の暗殺を計画したという理由で多数の社会主義者、無政府主義者が検挙、処刑された弾圧事件)を指します。 大逆事件は文学者にも大きな影響を与えました。 鴎外がなぜこのような作品を書いたのか、ご興味のある方は「森鴎外と大逆事件」で検索されるとよいかと思います。
@ok-bu7pm
@ok-bu7pm Жыл бұрын
あべさんの声や読み方は表情が豊富でいて、抑えられた冷静があって聴きやすいですね。いわゆる美声は三日見れば飽きる美人のようなもので、面白くありません。
@niraaguri1228
@niraaguri1228 2 жыл бұрын
大好きです。あべさまの朗読が心地良いです。山本周五郎、森鴎外の作品が好きで聞かせていただいています。
@abeyoshimiroudoku1
@abeyoshimiroudoku1 2 жыл бұрын
nira aguri様 嬉しいコメントいただきありがとうございます! 何より励みになります🥰
@TomitaAkifumi-vl5hx1br1c
@TomitaAkifumi-vl5hx1br1c 2 жыл бұрын
やあ、どうもお疲れさまでした。 本作も高校時代に、家にあった旧字体旧仮名遣いの全集で読んだことがあります。今改めて聴くと、ドストエフスキーの「悪霊」が無政府主義者の内面に深く踏み込んでいるのに対し、本作は、無政府主義を社会現象として冷静に理解しようとしているように感じました。やはり明確な信仰に根ざした土壌と自然宗教に根ざした土壌との相違でしょうか。 「悪霊」は、大まかな筋と場面を断片的に覚えている程度ですが、この時代に読めばかえって今日的に感じるかもしれません。
@abeyoshimiroudoku1
@abeyoshimiroudoku1 2 жыл бұрын
富田明文様 はい、すみませんでした😊 再度のコメントありがとうございます。富田様はお若い頃から読書家でいらしたんですね〜🍀大逆事件について、私も語れるほどの知識があるわけではありませんが、先日観た「鴎外の怪談」という二兎社の芝居の中で、この作品のことが出てきました。作者・永井愛さんの創作だと思いますが、芝居の中では永井荷風がこの作品に関する彼なりの分析をします。この食堂の汚さは、私たちが住む世の中の醜さを表している、など語っていたのでどんな作品か興味を持って、読んでみようと思いながら帰ってきました。
@hamakawa
@hamakawa 2 жыл бұрын
「コンマ以下」、初めて聞きました。辞書を引いて意味を知りました。勉強になります。
@abeyoshimiroudoku1
@abeyoshimiroudoku1 2 жыл бұрын
あはうみとほつ様 ご視聴並びにコメントありがとうございます😊 私もこの表現、初耳でした!
@abeyoshimiroudoku1
@abeyoshimiroudoku1 2 жыл бұрын
最初に投稿した動画に不具合がありましたので一旦削除して編集しなおしました。 削除前にいただいたコメントを下に貼ります。富田さま、松田さま、大変申し訳ありませんでした。 ●富田明文さまより メインチャンネルへ、久々に投稿致します。 この手の話で、真っ先に思い浮かぶのは、ドストエフスキーの「悪霊」。ドストエフスキー特有の粘着質の文体を苦労して日本語に置き換えた、大変読みにくい文章で、当時高校生だった私は、体力にまかせて必死で読了しました。そのせいか、内容をほとんど覚えていません。 10年ほど前に新訳が刊行されたので、改めて読んでみたくなりました。40年近く経って、また違った感慨があるかもしれません。 大逆事件については、私のような素人が論じる資格など到底ありませんが、事件そのものの信憑性が疑われる上、幸徳秋水を始め明らかに冤罪で処刑された人もあり、山本周五郎氏はこの事件を思い浮かべながら「正雪記」を執筆したと、新潮文庫の解説で読んだことがあります。 ●松田穂さまより 🌈‼明治四三年は、、、、、このマッダの爺の!!母🤱親の!生まれた年である‼‼なんか??わからない話しだが⁉恐い。、、、、、、、話変わって💖👩🏻‍🦰よしみ様はやっぱり🌈七色の声❗恋💖です。🌈💖🌷🌈💖🌷
@user-vg7ev2rq6t
@user-vg7ev2rq6t 2 жыл бұрын
コンマ以下の役人、と言う表現は当時の差別語ですね。 こういう情景を見ると、自分の立ち位置の処世術みたいなことを考えます。悪い癖ですね。まさにスノッブ。本作がソビエト革命以前に書かれたことも、大逆事件と合わせて興味深いです。この後の、木村君の行く末が心配ですね。
@user-ik5el4ye2j
@user-ik5el4ye2j 2 жыл бұрын
この出会いと作品化は興味がありますね。高瀬舟?
@user-vg7ev2rq6t
@user-vg7ev2rq6t 2 жыл бұрын
再び すみません。一つ わからない言葉、かうや、です。日本語を探してもない。やっと横文字か(笑)と気づきました。キャビアですね。そうでしょ(笑)。鴎外といえば、ギョウテとは俺のことか とゲーテ言い、を思い出します。
@abeyoshimiroudoku1
@abeyoshimiroudoku1 2 жыл бұрын
伴孝雄様 はい、お察しの通りです😊「caviar」に「カウィア」とふりがながしてあります!
@user-ik7ye7np1w
@user-ik7ye7np1w 2 жыл бұрын
あべさん、ありがとうございます。本作は社会解説とでも言うか説明っぽい部分が多くて、物語として登場人物の感情を表現する部分が乏しいと思いました。あべさんの朗読の最高の魅力が作中人物の感情表現なのに、それが少ないのは残念です。
@abeyoshimiroudoku1
@abeyoshimiroudoku1 2 жыл бұрын
田中オヤジん様 いつもありがとうございます😊 はい、おっしゃる通り、ドラマ性は乏しい作品ですね。いろいろなタイプの作品を、興味を惹かれるままに読んでいます😅
@user-vg7ev2rq6t
@user-vg7ev2rq6t 2 жыл бұрын
再再、すみません。現代から見ると不思議なのは、マルクスの名が出ませんね。話が帝政ロシアに絞られることもあるでしょうが。鴎外は独文だから、マルクスを原文で読めたはずです。当時はまだ、ちょっと過激な経済学者くらいの認識だったのかも。或いは、鴎外は慎重にマルクスの名を避けたのかも。鴎外自身と大逆事件との関係も興味深いですね。 この後にも、大杉栄、伊藤野枝の悲劇が起こってしまいます。嗚呼
@abeyoshimiroudoku1
@abeyoshimiroudoku1 2 жыл бұрын
伴孝雄様 たくさんのコメントありがとうございます😊 そうですね。当時鴎外は作家であると同時に陸軍軍医総監で政府の中枢にいたわけですから、さすがにマルクスの名前は出せなかっだのだろうと想像します。