【朗読】太宰治「もの思う葦ー当りまえのことを当りまえに語る。」 朗読・あべよしみ

青空文庫様より朗読させていただきました。
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初出
はしがき、虚栄の市、敗北の歌、或る実験報告「日本浪曼派　第一巻第六号」1935（昭和10）年8月1日
老年、難解、塵中の人、おのれの作品のよしあしをひとにたずねることに就いて「日本浪曼派　第一巻第七号」1935（昭和10）年10月1日
書簡集、兵法、In a word、病躯の文章とそのハンデキャップに就いて「日本浪曼派　第一巻第八号」1935（昭和10）年11月1日
「衰運」におくる言葉、ダス・ゲマイネに就いて、金銭について、放心について、世渡りの秘訣、緑雨、ふたたび書簡のこと「日本浪曼派　第一巻第九号」1935（昭和10）年12月1日
わが儘という事、百花撩乱主義、ソロモン王と賤民、文章「東京日日新聞　第二一三二六号」1935（昭和10）年12月14日
感謝の文学、審判、無間奈落、余談「東京日日新聞　第二一三二七号」1935（昭和10）年12月15日
Alles Oder Nichts「葦　夏号」1950（昭和25）年8月10日
葦の自戒、感想について、すらだにも、慈眼、重大のこと、敵「作品　第七巻第一号」1936（昭和11）年1月1日
健康、Ｋ君、ポオズ、絵はがき、いつわりなき申告、乱麻を焼き切る、最後のスタンドプレイ「文芸通信　第四巻第一号」1936（昭和11）年1月1日
冷酷ということについて、わがかなしみ、文章について、ふと思う、Ｙ子、言葉の奇妙、まんざい、わが神話、最も日常茶飯事的なるもの、蟹について、わがダンディスム「文芸汎論　第六巻第一号」1936（昭和11）年1月1日
「晩年」に就いて、気がかりということに就いて、宿題「文芸雑誌　第一巻第一号」1936（昭和11）年1月1日
太宰 治
（だざい おさむ、1909年〈明治42年〉6月19日 - 1948年〈昭和23年〉6月13日）は、日本の小説家。本名は津島 修治（つしま しゅうじ）。
左翼活動での挫折後、自殺未遂や薬物中毒を繰り返しながらも、第二次世界大戦前から戦後にかけて作品を次々に発表。
主な作品に『走れメロス』『津軽』『お伽草紙』『人間失格』がある。没落した華族の女性を主人公にした『斜陽』はベストセラーとなる。
戦後は、その作風から坂口安吾、織田作之助、石川淳、壇一雄らとともに新戯作派、無頼派と称されたが、典型的な自己破滅型の私小説作家であった。
太宰治作品リスト
• 太宰治作品
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[@user-gr4yc1hw8z]

いつも思います。 あべさんはひとつひとつの小説を丹念に､何回も読み解いているからこそ私達の心に響く朗読が出来るのだ､と。するとどれだけの努力と時間を要しているのだろう､と… 素晴らしい朗読を有難うございます。

[@abeyoshimiroudoku1]

広子様 いつもありがとうございます❣️ まだまだ勉強が足りないのですが、朗読の基本は読解だと思っているので、本当に嬉しいお言葉いただき励みになります😊💕

[@user-tc5lz7bp3i]

太宰治さんてネチネチしてて、カッコ付けていて、自己顕示欲の固まりで、私はどんなに小説読んでも好きにはなれない小説家さんでした。丹羽文雄さんのお友達じゃなかったらきっともっと読まない。 あべ様が今回この随筆お読み下さらなかったらきっと一生知らないで終わってました。そしていつもの素晴らしい読み方で私の頭の中に入って来て、知れて良かったです。 今回もありがとうございました。

[@abeyoshimiroudoku1]

いつもありがとうございます❣️ 太宰治は好き嫌いがはっきり分かれる作家ですね。私もこのチャンネルを始めてからいろいろ読んでみようと思って、だんだん好きになってきました😊

[@user-vg7ev2rq6t]

一挙ご朗読 快挙ですね 🎉 ２０代の２年間の思索です。 その底流には あせり と苛立ちを感じます。 Ｋ君、文学仲間でない １０代の少年の 無垢な質問に口ごもってしまう。「あなたは 自分の姿を鏡に映したことありますか」きっと太宰は そんな言葉を 突きつけられた ように感じたのではなかったか。 早世の詩人 富永太郎の詩を 率直に賞賛するところは 嬉しいです。 「晩年」出版の喜びは 太宰らしい表現だなあ 。 そして 自分自身も他人も世の中も あまりに見透してしまう 、非凡な太宰治の人生は つらいなと感じます。

[@abeyoshimiroudoku1]

いつもありがとうございます❗️ はい、あまり他のチャンネルで読まれていない作品を読みたいなと思いまして😅 散漫で不安定な印象のところも含め、若き日の太宰の心情が伝わってきて、興味深いなと感じました。

[@1tu8193]

太宰治と言うと、走れメロスくらいしか知らないのです。何だが玉川上水で妻子を捨てて心中した人とか、川端康成を悪し様に罵ったのに、芥川賞ほしさに手のひら返した懇願をしたとか、変なことばかり聞いていて、どうにも読む気にならない作家なんですが、中々面白いエッセイですね。 何だがぐちぐちとしていますが、それを捏ねくりまわす文体が面白いです。嫌わずに他の物も読んでみようかなと、あべさんの朗読を聴いて思いました。

[@abeyoshimiroudoku1]

いつもありがとうございます！ そうですよね、太宰治といえば本人も自覚していた通り「変人」のイメージが強くて、食わず嫌いになりがちな作家ですね😅💦 このチャンネルでも比較的最近読みましたが、新釈諸国噺」シリーズのような中期のユーモア溢れる作品がもっとたくさんの方に読まれると太宰のイメージも変わるかなと思います😆

[@user-qp4yj9ir1t]

日本浪漫派には太宰治は道化の華を書いたのみで、その他はこのもの思う葦のみである。原稿料が出ないところへは書かなかったと思われる。 亀井勝一郎は太宰の書く物はキザで、保田与十郎？の書く物は何が何だかさっぱりわからなかった、と書いている。 もの思う葦を読んだのは２０代の頃であるが、面白く読んだ記憶がある。山岸外史と一番仲が良かったころかと思う。 山岸外史は不幸な批評家だった。

[@abeyoshimiroudoku1]

ご視聴並びに参考なるコメントをいただきありがとうございます❣️