NHK BS2がハイビジョンになる前は放送時間枠にゆとりがあったから、(今はない)こういうじっくり見られる番組がたくさんありましたね。線香から焼き肉のたれまで、民放では放送できない揶揄がものすごく面白いが、もうこういうのをやれる人はいないのかな。 息子が名前を継いでも、ひたすら放送作家の書く台本読んで大喜利やってるだけ。偉大な父親がどうこう以前に、誰かを笑わせるために皆に笑われる自分の地を作ろうとさえしない、目に余る惨憺たる状況。 脱線しまくりながらも、筑前琵琶を聞きこんで平家物語を今時の大学教授レベルで理解してるのに、それを全くひけらかさずにスラスラ短時間だけ演じて那須与一で一気に観客を引き込むのは、やっぱり努力家の天才なんでしょう。