【モールドを打ち破るためすべてを懸けよう】Starstruck 時をつなぐ手 をふつうに実況プレイ Log.015 ※FINAL※【未来を左右する少年少女たち】

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LayerQ *Indie Channel*

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Күн бұрын

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@menew7967
@menew7967 Ай бұрын
いやぁ、遅ればせながら漸く時間が取れ、ラストまで見届けることが出来ました。最高のゲームを紹介して頂き本当に有難うございます。滅茶苦茶楽しかったです。こんなにも真面目にメモを取りながら何度も見返したゲーム実況動画はさすがに初めてですね。 Q さんも右手を…いや右手だけじゃないか、自らを犠牲にしての完走誠にお疲れ様でした。安らかに眠れ…。 正直このシリーズを見始めた当初って、わりとフワっとしたストーリー展開だったこともあり、「グラは可愛いけど、ゲーム性は音ゲーが基本で、あと謎の破壊行為? 面白いのかな…?」なんて懐疑的な印象だったのですよね。途中で飽きるかもしれないな、なんて。しかし、これがゲームの形をしているだけでただのゲームじゃないという事を理解してからは認識が一変し、今ではお気に入りの一作になってしまいました。当初の浅はかさ、見る目の無さを恥じ入るばかりです。 何でしょう、「気軽に触れるように」手段としてゲームの形を取っているだけで、実態は単に "ゲーム" と呼んで良い代物では無いように思えるというか。そっかゲームかぁという気軽さで触ってみたら、ともすればありきたりで退屈で、かといって深く語ると複雑に過ぎて敬遠されてしまうようなテーマへと、自然に興味を惹かれ考えさせられてしまう、そんなある種の "罠" に近い装置として機能している感じがします。ちょうど、Log.011 でザックに彫像たちがモールドの何たるかを教えるために使った歌のような役割を果たしているとも言えます。いやまぁ、ザックにはさっぱり刺さっていませんでしたが…。 もちろん、それでただ一方的にモノを教えられるというものでもなく、受け取るモノは多分に十人十色、千差万別でしょう。それ故に誰かに語りたくなるゲームなのですが、そうしてプレイヤー同士が感じたものを語るくらいに参加して完成する作品だという気もしています。製作陣が居て、登場人物が居て、プレイヤーがいて、プレイヤー各自が積み重ねた選択があり、それがオンラインで世界中と繋がりながら結末へと導かれ、勿論そこには素敵な音楽とグラフィックとシナリオがあって、それらには数多のアートに対するオマージュがルーツとして含まれている。きっとこれは製作者の考える「総合芸術」の一つであって、ならばプレイヤーたる我々も舞台の上で盛大に踊らねば完成に至るまい、というのはさすがに浅い発想にすぎますかね。 なんてまぁ、長いコメントをついつい書いてしまう言い訳を前置きにしつつ、以下、エンディングまで見て思ったことをつらつら書いてしまおうかと思います。スパム判定されて消えてたらすみません。 ■アポロ 11 号の再演、あるいは逆なのか? この最終回、やっぱり一番の見どころはセーブデータで船長の最期が明かされる所かもしれませんが、ストーリー考察上は 21:25 のシーンで右側に「任務完了」の文言と共に "IIOJJOPA" の秘密が明かされているところが最大のポイントかと思います。いやそのアルファベットの羅列は何やねんて方も多いとは思うのですが、実はこれ Log.001 で船長の手のデザインを設定した直後、「任務実行中...」の文言ともに船のメインディスプレイに表示されている文字列なんですよね。つまり船長が従事していたのは "IIOJJOPA" 作戦です。そしてこのシーンでは、そこにアポロ 11 号のミッション徽章を左右反転した画像を添えることで、実は "APOLLO11" の鏡文字であったことのネタばらしが行われているわけです。 左右逆になっていることに、隠す以上の意味があるかどうかは分かりません。単に Log.011 でハドリーが言っていた「月で生まれた人間が地球にくるのは初めて」という意味を込めて「地球から月、の逆」を示しているだけだという見方も出来ます。が、このゲームがそれだけの意味でこんな仕込みはしないように思えませんか? 後半では怒涛の勢いでアポロ計画の話を差し込んできたのもありますし、少なくとも Starstruck の話全体が「アポロ 11 号」と密接な関係にあり、この話はそれを中心に据えて考えなさいと言われているように感じました。 実際、言われてみるとかなり最初から仄めかされてはいるのですよね。 Log.001 の最後の方、ハドリーが A11 について「初めて月への飛行を成功させたパイロットのエドウィン・バズ・オルドリンみたいな有名人だと思ってました!」とか言っていましたが、このオルドリン氏もアポロ 11 号の乗員の一人。というか今思うに、これ露骨に彼がゲーム内の「エドウィン」のモデルとは言わないまでも着想元であるという話だったりしませんでしょうか? もともと本名がエドウィンで、今は通名のバズに改名しているという彼は、最初に月の地へ降り立つことを希望しながらも、経歴や立場を考慮してその栄誉をニール・アームストロングへ譲らざるを得ず、結果的に「二番目」の男となってしまった人物です。それ故今だと「アームストロング」の名前は知っていても「オルドリン」の名前は知らないという方、結構居そうな気もします。地球帰還後も、そんな「二番目」になった事実を悔いながら、当然時の人ですからメディアに引っ張りだことなり、最終的には精神を患ってしまったなんてエピソードを持つ方です。こうして見ると、本ゲームの「エドウィン」に繋がりそうな線が複数あるように見えてくるんですよね。そこで "A11" がもしかして "APOLLO 11" の略称かと思うと、なんだか全て繋がったように感じてしまうわけです。 他にも Log.001 ではそもそも、一番最初の 30XX 年にロケットが発射するシーンで流れる音声がありますけれど、あれも実は調べてみたらアポロ 11 号の実際の打ち上げ音声らしいです。「正時より 32 分」というのは「X 時ちょうどの時刻から 32 分」の意味で、アポロ 11 号の打ち上げ時刻 9 時 32 分を意味していたみたいですね。さすがにこれ単体でアポロ 11 号との密接な関係を読み取るのは難しいでしょうが、聞いてわかる人ならもっと早い段階から Starstruck のテーマを読み取れていたのやもしれません。 ちなみに登場人物の名前で言うと、「ハドリー」というのも月にある地形の名前だそうですね。さらに元をたどればジョン・ハドリーという天文学者の名前が由来らしいですが、「ハドリー山」「ハドリー谷」などの形で名前を残しているのだとか。ハドリーくんは優れた AI のようですから、ちょうど日本人がスパコンに「富岳」なんて名前を付けるのと似た感覚なんでしょうかね…?
@menew7967
@menew7967 Ай бұрын
■人は月に何を見ていたか アポロ 11 号が根底にあるとしても、そこを根にした要素は象徴性や技術など多岐にわたり、きっと単純には語れません。が、その中でも特筆するとしたら、やっぱり「月」の存在でしょうね。船長の出身地でもある以上、敢えて述べるまでもなく自明かもしれませんが、「月」の重要性は作中でも何度も示唆されていました。例えば Log.008 ではエドウィンの心の庭の奥、三日月をあしらった桃色ドアの向こうは文字通り月面に繋がっていましたし、実は Log.006 でギターショップがモールドに覆われてしまった瞬間も画面いっぱいに「月」が顔を出していたりもしました。何より後半では、 Log.014 にて Q さんが仰っていた通り、物語のカギである「モールド (カビ)」と「月」はほぼ同一だと言わんばかりの描写が露骨に増えていきます。 そんな月には、アポロ計画という文脈を取り外したとしても人にとって様々な意味合いがあり、本作ではそのうち大きく言うと 2 つの役割が関わっているように見受けられました。一つは「自分の見たいものを映す鏡」としての役割、もう一つは「偽りの大舞台」としての役割です。 まず一つ目。日本だと月には「ウサギが住んで餅をついている」とされるのが定番で、それは「月の模様がそう見えるから」が理由です。が、別にそれはそういう意図の絵が描かれているわけではもちろんなく、本来意味のない月の模様に「なんとなく」知っているものを当てはめているに過ぎません。このように、意味のない模様や図形に意味を見出してしまう人の習性のことを、パレイドリア現象と呼ぶそうです。狭義には、「3 つの丸が三角形状に並んでいる」ものが顔に見えてしまうようなことをシミュラクラ現象とか呼びますが、あれもその一種ですね。 パレイドリアではあくまで各々が知っているものを当てはめているので、何が見えるとされるかは文化に強く依存しており、日本国外だと様々です。軽く調べるだけでも、カニ、イヌ、ワニ、ロバ、ライオン、男、女とまぁ本当にバラバラ。何より、「実際に何を当てはめてどう見えてしまうか」は、それこそ一人ひとりが全然違うと思うんですよね。私もウサギですかと聞かれるとちょっと疑問が出ますし…。何にでも見え得るが、見る人の心の中にあるものだけが見えてしまう月の表情。それは「自分の見たいものを映す鏡」であるとは言えないでしょうか? 心の模倣とも言えるかもしれません。モールドが心の中にある願望を具現化してしまうのは、きっとこのあたりに所以があるのではないかと思うんですよね。 尚この役割については、オズワルドの屋敷で活躍していたモノマネ鳥もヒントの一つじゃないかなという気もしています。散々いろんな台詞を真似ていたあの鳥、オズワルド邸の屋上でドーンが演奏 (Log.009) した後、よく見ると最後は月へと帰っていっているんですよね。鳥自身が何だったのかは、ちょっと謎も多くて (何が "Thank you" だったのか…) はっきりとは言えませんが、この帰り先自体は月そのものに「模倣」の性質を見ていることを示していると考えてよいかと思います。 さて二つ目。こちらは妙な概念を持ち出すまでもなく常識と知られている、「月は自ら輝いているのではなく、太陽の光を反射しているに過ぎない」という性質の話です。それ自体は例えば「表で輝く太陽と、それを支えるパートナーとしての月」というように、ポジティブな文脈で捉えられることも多々ありますが、 Starstruck ではこれに「明るく輝く大舞台のセンターに見えて、実はそうではない」という "偽りのセンター" を見ているのではないかと思うのですよね。 このことが結構分かりやすく描写されていると感じるのが、 Log.012 の最後、カインとアベルの話に従ってエドウィンがドーンを手に掛けるシーンですね。あの時、最初は地球に居たエドウィンが月に居るドーンを眺めていた所、気づけばエドウィンは月に移動してドーンを斬り、最終的に月で彫像になってしまいます。これはつまり、鬱屈した感情の暴れるがまま、焦がれていた舞台=月のセンターに無理やり立ったものの、そもそもそれは偽物の輝きでしかなかったという哀しいオチを示しているように思います。今回の冒頭、変わった四人で演じ結構ストレートにエドウィンを DIS っていた歌にも「あなたが見間違えたセンター」なんて歌詞がありますが、これは月のことも意味しているのではないでしょうか。
@menew7967
@menew7967 Ай бұрын
■悪いモールド、良いモールド、魔法のモールド こうした古来からの月の在り方に、アポロ 11 号が何らかのきっかけとなって生まれてしまったのが「モールド (カビ)」ではないかと思うのですが、その前に「モールド」という単語の意味合いを整理したいと思います。同じ単語に複数の意味が重ねられているのは、面白くはあるんですが本当に混乱の元なんですよね…。オズワルドの演説なんか、注意して読まないと「モールド」を称賛しているのか嫌悪しているのかお前はどっちやねんと問い詰めたくなってしまうぐらいです。 というわけで分類すると、私は大まかに以下 3 つぐらいの意味で使われているかなと考えています。ややこしいのは、分類してもこれら全てに「カビ (腐敗) の性質」と「型 (彫像) の性質」が同時に含まれているので、「カビっぽいのはこの意味だな!」とか言い切れないことなんですよね。 a. 人の社会が繰り返してきた停滞や衰退を意味する "退廃" としてのモールド b. 人類に継承される "遺産" としてのモールド c. 人類と地球に破滅を齎す "魔法" としてのモールド まずは a のモールドについて。主に「型」のモールドであり、簡単に言えばオズワルドが嫌悪しているモールドです。これは「どれ」のことかが一番伝わりやすい一方で、具体的な説明が一番難しいのですよね…。一体どういうものなのかは、これについてオズワルドが演説していた Log.014 でも書いたので軽めに述べると、リヒャルト・ワーグナーの「宗教と芸術」で語られていた存在であり、人間の精神性を覆い隠して無機質な状態に押しやってしまうもの。現代で言えば、恐らくは拝金主義や物質主義を象徴するモノの山を批判的に呼ぶ名と理解するのが近いと思います。 ただ、正確にはもう少し抽象的な意味合いで、恐らく人類の歴史上で何度も繰り返されてきた「盛者必衰」の根源を意味しているとも思われ、オズワルドは (成熟した社会のカタチがハグレを追いやったという意味でも) 「型」で呼びがちですが、 (人や組織の) 「腐敗」の意味もあると言えますから、両者を合わせて "退廃" と呼んでみました。字面だとあまりピンと来ないかもしれませんが、大辞泉によれば「道徳的な気風がすたれて健全な精神を失うこと」を意味するそうで、そう言われると結構しっくりくる気がしています。 次に b のモールド。これは作中で最も力を入れて語られているモールドであり、オズワルドが称賛しているモールドです。 Log.010 でコメントした時点では、これは芸術的なスコープでのみの概念であって、人類が受け継いできた美的感覚のようなものかと思っていましたが…違いましたね。その意味も含めて、広く人が人として生きるにあたって過去から受け継いでいる、知識や文化、さらには物質的な資産を含めて「モールド」と呼び讃えているように思います。 まぁ、オズワルド的にはかなり「芸術」寄りの意味合いが大きく、 Log.010 じゃ一言語る度にその場の傑作美術品を真似したポーズをキメるあたりが今見直してみると露骨だったりしますが、 Log.012 だとそれ以外のいろいろな方面から "遺産" の継承を語っているように見受けられました。「技術」方面だと V2 ロケットの話が代表的ですし、 Log.007 でも既に「手回しオルガン」を例に取って技術の継承と洗練が語られていましたよね。「象徴」という方面では芸術性以外の意味合いで同じ絵柄や概念の継承が語られ、「神話」の方面ではギリシャ神話の神が不滅だと語られ、さらには「人物」もこのモールドに含んでしまっていいでしょう。ワーグナーにヒトラーにネロもそうだし、 Log.011 でプレイズ・ア・モールドを歌っていた彫像達もそう。「モールド」にはそういった、過去に人の手が生み出し、連綿と受け継がれてきた偉大なるもの全てを呼び讃える意味合いもあるのではないでしょうか。 一方でこの "遺産" のモールド、単純に「受け継いで嬉しいモノ、あると嬉しいモノ」というだけではないと思うのですよね。 Starstruck には聖書に基づいたと思しきモチーフが多数登場することを踏まえて振り返ってみると、これ「原罪」に近いものを全人類が受け継いでいる、という負の側面も意味に含んでいて、それ故にモールドとしての概念が完成するのではないかと感じられるんです。 「原罪」というのはキリスト教的に大事な概念なので、雑に語りすぎると専門の方に怒られてしまうかもしれないのですが、「エデンの園で禁断の果実 (知恵の樹の実) を食べてしまった罪」のことです。それ故に人は楽園から追い出され、死と生きている間の苦行を運命づけられてしまいました。それだけ見ればただの負債でしかありませんが、この時「知恵の樹」の果実を食べたからこそ、人は裸を恥ずかしいと思うような「知恵」を得たわけです。より正確に言えば、この「知恵」こそが b のモールドの本質なのではないか? というお話です。 例えば、先程述べたような "遺産" の数々は、人が「知恵」を得たからこそ生まれてきたものですよね。それ故に心身共に豊かに暮らせているという明確なプラスがある。一方、人は「知恵」を得て無垢を失ったからこそ、ある者はセンターに立ちたいと、ある者は自分の作品は真に自分のものなのかと、そういった苦悩を抱えて生きていく運命もまた負ってしまったという見方もでき、その意味ではマイナスの "遺産" も負っています。この二面揃ってこそ、作中で暴れまわる「価値が感じられ称賛されるのに、人に対する害意も感じる」モールドの姿が浮かんでくるんじゃないでしょうか? この考えに基づいて Log.013 を見ると、「今一度わたしが成形しよう」とモールドがコンプレックスを暴くと共に登場したリンゴ、あれも「禁断の果実が人にコンプレックスという苦悩を与えた」ことの暗喩と捉えれば納得が行きそうです。 最後に c のモールド。ぶっちゃけ現実的に考えれば、カビじみたモヤモヤが意思を持って動き出したりはしませんし、人が勝手に彫像に固められることもありませんし、 100 年前に死んだ人がまだ生きているかのように振る舞ったりもしません。そんなオカルトありえませんが、それらの不思議、 Starstruck というおとぎ話のファンタジーを担う "魔法" としてのモールドが存在しています。これ、作中では b と意図的に綯い交ぜで描写されているのでしょうが、 分けておかないと a や b があまりに現実のヒトに踏み込みすぎた要素なので考察しづらいのですよね。何より、この "魔法" がいったいどこから来た何なのか、が本作ストーリーの骨子を埋める最後のピースだと思えます。 まぁ、ファンタジー作品の魔法・魔術の所以についてツッコんでも野暮なだけであるように、その正体に明確な答えを出す意味はあまり無い、というか出せないものだとは思います。が、例えば作中のオズワルドに「本物のオズワルドの意思」は存在したか?ぐらいは考えるに値するでしょう。恐らく、それは存在しなかったんじゃないでしょうか。彼は "魔法" の力で今もその姿を彫像に残していますけれど、同じ "魔法" の力で作られた彫像達は、何れも然程多くは語らないまま、語るべきことを語ったら最後には必ず砕け散っていますよね。あれは作れるものが所詮「過去の記憶の模倣」でしかないこと、それを語り終えたら「死んでいる」以上、先が存在しないことを示していると思うのですよ。ハドリーも「モールドは鋳型のようにしてコピーの彫像を無限に生産しうる」と推察していました。であれば、同じ力で顕現しているオズワルドも例外ではないはずです。 それに何より、オズワルドの行動に人間的な目的意識が感じられないんですよね。名誉を求めるような生きた欲望を感じない。そのあたりを考えると、オズワルド自身はエドウィンのように心を蝕まれた末に既に亡くなっており、あれはもうヒトの形を真似たヒトで無いものと見るのが妥当なように思います。一連の事件を引き起こしたのはそんな「怪物」の意思であって、生前のオズワルドの意思ではきっと無いでしょう。
@menew7967
@menew7967 Ай бұрын
■アポロ計画が齎した月の真実 さて、ではその "魔法" の化け物はいったいいつ何によって生まれたのか? それが前節の冒頭で述べたとおり、アポロ 11 号をきっかけとしており、それ故に今まで述べたような各要素がひとつに繋がるお話になっているのではないか、というのが私の見解です。 とはいっても、ゲーム内に明確に「アポロ 11 号がきっかけだった」とする証拠があるわけではありません。それが物語の主題であることと、あとはオズワルドの足跡とに交差があるということからの推測ですね。まず、コピーであり嘘を語る力を持たぬであろうオズワルド本人が「モールドを見つけた」と言っていることや、作中もっとも長く多くを語った彫像であること=即ち "魔法" がコピーの元となるオズワルドの情報を豊富に吸収できる立場にあったであろうことから、 "魔法" のモールドと最初に出会ったのはオズワルドで間違いないでしょう。そんなオズワルドは Log.011 でハドリーに明かされている通り、名誉失墜後には新世界、つまりアメリカに渡ってから不動産業などに手を出したとされています。そしてそのオズワルドの彫像や邸宅が残るのがエドウィン達の住むあの街であり、あの街は Log.012 で見たとおりフロリダにあるわけですから、彼はフロリダにて余生を過ごしたことは確かと言えそうです。 その先は本当に接点があったのか、あったとしてどんな物語が動いたのかは分かりませんが、どうもアポロ計画の文脈でフロリダと言われると、フロリダにある「ケネディ宇宙センター」を暗に示しているように思えてならないんですよね。語られていない以上は本当に妄想に近いのですが、オズワルドは何らかの理由でアメリカの宇宙開発と接点を持ち、その縁でモールドと出会ってしまった。モールドと月との強い相関、月に関する歴史的なイベントのタイミング、 20XX 年とオズワルドの死没時期等などもまとめて考えると、恐らくそんな流れで「怪物」が生まれたのではないか、と考えるのが一番座りが良いような気がしております。 じゃあ仮にアポロ 11 号がきっかけだったとして、何がモールドをモールド足らしめたのか? その大きな一つは、やはりもう一つ作中で大きく扱われている「月」の最後のイメージ、「死と虚無」でしょうね。 Log.013 で流れていたアポロ 8 号クルーの発言、 Log.014 でザックが触れたカーク船長の感想などを筆頭に、繰り返しそこに「死と虚無」が存在することが示されており、それはアポロ計画が暴いてしまった月の秘密だと思うのです。もちろんそれまでも、例えばギリシャ神話のヘカテーに見られるように、月と死が関連付けられた事例は沢山あるでしょう。が、それらはどちらかというと「夜」や「闇」を経由したイメージであって、「月そのものが死と虚無に満たされた地である」ことを明確に観測し、世界中の人類に知らしめたのはアポロ計画が初めてなんじゃないでしょうか。それによってモールドの概念を構成する最後のピース大きなを当てはめてしまった、それが "魔法" を生んだ引き金だったように思えます。 またこの秘密の暴露は、既に述べたパレイドリア現象を通じて、人類が月に見続けてきた夢を全てまるごと破壊する行為でもあったとも思います。月にウサギは居なかったし、カニもイヌも居なかった。こうした夢の破壊が、 "魔法" のモールドに人を挫折させる力を与えたのではないか。あるいは Log.008 で「月面着陸は人類に不可能はないことを証明した」と述べていますが、これは勝利の象徴であると同時に満足と停滞の象徴である気もしています。頂点に到達したのだから、この先はもう要らないと思わせるような偉大過ぎる象徴、そんな姿がやはりモールドに人を停滞させる力を与えたのではないか。そんな細かな推測もいろいろ成立しますけれど、やはり根底にあるのはアポロ計画が齎した「死と虚無」のイメージだと言えます。 尚、これらのイメージが具体的にどう "魔法" を生んだのかについては、流石に完全に各自の妄想の範囲に踏み込むと思います。私が貧しい感性で考えるなら「月にもともと存在した"魔法" を、アポロ 11 号のパイロットが持ち帰ってしまった、つまりモールドは地球外生命体に近い何か」だとか、「全人類が同時に月へと注目し夢を失うことで、人の心にもともとあった月を糧とする闇が過剰に力を得てしまった」とか、そんな感じですかね? 前者なら「月はかつて文明が存在したが、 "魔法" のモールドで滅んでいた」みたいな設定を付け加えても良いかもしれません。が、どこまで考えても本当にただの妄想です。これ以上は「そういうもの」と受け取るのが正しいファンタジーの楽しみ方と弁えるべきなのでしょう。
@menew7967
@menew7967 Ай бұрын
■私が Starstruck に問われたこと とりあえず、最も根幹の部分に位置するであろう諸要素についてはこんなところでしょうか。書けていないこと、誤解していること、見落としていることはいくらでもあるのでしょうが、キリがないのでこのあたりにしておいて。一旦、以上のような整理を踏まえて、 Starstruck というゲームは何をテーマにしていて、何を伝えたい作品だったのか? という点を、一応ここでさっくりと纏めてみようかと思います。 ただし、あくまで本当に "一応" ですけれども。というのもこの作品、敢えて解釈がはっきりと唯一には定まらないように作られているフシがあり、それ故はじめに述べた通り、受け取り方は人によって違っていて、私がどう頑張ってまとめても私個人が見ただけの幻に過ぎない気がするのですよね。やたらと意味有り気な、お互いの関連性だけは強く感じる数多のモチーフを惜しみなく詰め込みながらも、それでいて総体としての直接的な主張は見当たらない。きっと意図的にそう作られているであろうゲームの全体像は、月の表情のような筆舌に尽くしがたいモザイク模様を描いていて、意思を持って何かを見出そうとしなければ何も見えないし、見えたとして何を見るかは読み取ろうとしたプレイヤー次第で全く変わってくると思うのです。 あとはまぁ、そんな複雑な模様を簡素に纏めようとすると、酷く安っぽい表現に堕ちてしまうよな、という懸念もあるのですが…。あまり予防線を張る作業に時間を掛けても仕方がないですね。本題に入ると、私はこのゲームの表情を、次のような「問いかけ」であると受け取りました。 『人として人の世に生まれたあなたは、過去から受け継がれた数多の "遺産" に囲まれて豊かに生きている。同時に、人であるが故に与えられた優秀な知性と感情は、あなたに他とは違う "自分" という個であることを示せと囁き続け、その欲望を抱えて生きる宿命にもある。 困ったことに、その渇きを満たすことは簡単なことではない。あなたが触れる物も食べるものも他の誰かが作ったものであり、学ぶ知識は他の誰かが見出して体系化したものであり、楽しむ芸術は他の誰かの作品であり、そこに "自分" は存在しない。恐らく、あなたがこれから先取るであろう行動の殆どはきっと過去の誰かの行動の繰り返しにしか過ぎないし、もっと言えばその身に流れる血潮すら親からの譲りものである。 特に、社会が高度に成熟した現代に於いては、それらの "遺産" が人生に占める割合も極まっており、そんな中で僅かでも他と違う "自分" を見出す努力は間違いなく過酷な苦難の道のりだ。心折れてしまい、過去の "遺産" に溺れたままの有様を良しとしてしまう者も多いだろう。何せ "遺産" の数々は人を豊かに生きさせてくれる存在なのだから、そのぬるま湯に安穏と浸り続けるという選択はあなたにも強く誘惑をかけたに違いない。 しかしながら、今に立ち止まること、停滞することは死と同義である。今とは違う新しさを見出そうと未来へ進む意思の中にしか生は存在しない。あなたはそこで立ち止まるという死を選ぶのだろうか? それとも、苦難とともに生きる道を選ぶのだろうか?』 大味ですが、こんな感じですかね。最後の部分はより細かく言うと、 "自分" を見つけることに成功した人ですら、過去の "自分" が "遺産" となって襲ってくるという話でもあるのですが、まあ最初の一歩すら難しいのが普通だと思うのでそこは除けておいても良いでしょう。何れにしろ、結構悲観的と言うか、かなり辛辣なメッセージを伝えてくるゲームだと解釈しています。端的に言えば、「お前、生きている意味あんの?」みたいな話をしてくるわけですから。 ただ、実際にそれが逃れられない現実ですし、ストレートにそれを突きつけるという行為にはちゃんと前向きな意義もあるのですよね。例えば、理由を可視化してくれるという意義。今、何かしらの生きづらさを感じているが、その原因がわからないという人にとっては、仕組みを知るだけでも今後を戦う助けになるはずです。あるいは、自分一人ではないという認識を与える意義。同じような苦しみがきっと誰にでも存在するのだと諭されることは、やはり生きていく力を与えてくれるはず。そういった意味で、メッセージそれ自体が救いという面もあります。 けれどもちろん、 Starstruck というおとぎ話の一番の救いは、最後に見せてもらえるハッピーエンドの姿にこそあるでしょう。それが今回最後のシーンで平和になった街の様子ですけれど、特に重要なのが、 20:50 でカメラが引くにつれて顕になった「樹」の姿じゃないでしょうか。 この「樹」は見ての通り、エドウィンの心の庭にあったような鉢が据えられ、そこから大きく大きく育ち街全体を木陰に覆っていますが、ここには「からし種」が植えられていると、そんな話を Log.003 で妖精がしていましたよね。「からし種」というのは新約聖書内で、種の頃にはとても小さいが育てると大きな木に育つことから、「小さな弱い存在でも、その可能性を信じて辛抱強く育てることで、とてつもなく大きな成果を上げることができる」ことの喩えとしてよく用いられるそうです。物語中、エドウィンは残念ながら挫折しこれを枯らしてしまいました。しかし、苦境に立ち止まらずに自らを育て続ければ、きっと誰もがこれだけ大きな結果に繋げられるのだと、育った後の立派な姿を示すことで、そんな希望を与えてくれているように思えます。 またこの「樹」、最後までカメラが引くと頂上に星が輝いていて、全体としてクリスマスツリーを示していることが分かりますよね。クリスマスツリーというのはエデンの園に生える「知恵の樹」を象徴するとされていますから、クリスマスでもないのに星を瞬かせるこの樹は、街が「楽園」に回帰出来たことを暗示しているのではないでしょうか。もちろん、本来のエデンの園ではなく仮初のものかもしれませんし、得た知恵から齎される苦悩は残ったままかもしれません。けれども、街に暮らす人々の幸福そうな姿からしても、人の根源たる「原罪」に打ち勝ち幸福を手に入れたのだと、そう訴えているように見えるのです。我々の心にあるからし種には、見てくれが大きく育つだけでなく、実質的にもそんな奇跡を起こす力が秘められているのだと、 Starstruck はそう応援してくれているとは言えないでしょうか。
@menew7967
@menew7967 Ай бұрын
■時をつなぐ僕らの手 最後に、このゲームの副題「時をつなぐ手」の意味ついて。副題にするぐらい重要なテーマながら、やや他とは独立しているのでここで整理して終わりたいと思います。 とは言っても重要なだけあって、その意味合いの描写箇所は割と分かりやすいですよね。一つは Log.012 で円形の舞台をぐるぐると回りながら、類似した作品や象徴を代わる代わる紹介していったシーン。このシーンではエドウィンとドーン、それぞれの現在と幼少期を混ぜながらバトン渡しのように繋げていくことで、 "遺産" の継承が様々な人々によって時代を超えて行われて来たことが示されていました。まさしく、過去を生きた人々の手が「時をつないで」来たことを意味していると言えます。 もう一つ分かりやすいのは、この最終回の 4:17 からのシーンで、他の船長達から次々にアドリブソロの通信を受取り、協力してモールドを打ち倒すための大規模なセッションを行ったところですね。こちらは対照的に、同じ時代の人々が一つの同じ目的に向かって手を取り合うことで、大きな物事を成し遂げ、未来を切り開いていく力になることを示しているように見受けられ、これもまた現在より先へと「時をつないで」いく人の手の在り方を示していると言えるでしょう。 いずれも、マクロな視点での「時をつなぐ手」と言いますか、人という種の社会全体を俯瞰した際に「手」がどんな役割を果たしているか? を見た姿だと思います。故に「時をつなぐ手」とは全ての人の手。船長の手であり、エドウィンやドーンたちの手であり、力を貸してくれた他の船長達の手であり、プレイヤーの私たち皆の手でもあり、人は手をつなぎ時をつなげていかなければ生きられない存在であるよと、そんな意味合いが込められているのではないか…? なんて読み取り方のできるこれらの箇所は、 Starstruck にしては妙な素直さを感じる、作中でも比較的ストレートな意図の伝え方が目立つ部分じゃないかなと思います。 一方で、「手をつなぐ」シーンとしてプレイヤーに最も印象強く残ったのは、恐らく本ゲームのラスト、 17:00 で船長とエドウィンが "E.T." してる箇所でしょう。あからさまに荘厳なクライマックスとして演出されたここでは、船長とエドウィンという二人の間でつながれる手にフォーカスしており、どちらかというとミクロな視点、個人個人にとって「自らの手」は何をどうつないでいくべきか? を伝えたがっているように思えます。それはきっと、前節で私が読み取った生き方の「問いかけ」にも繋がる話であろうとも思えるのですが、意味合いはちょっと分かりづらいのですよね。 というわけで、この "E.T." をちゃんと読み解くために、 9:50 から始まるシーン全体、スタッフロール後にエドウィンが落ちてきてから船長に助けを求めるまでの流れは、一体いつどこで動いた物語なのか? を明確にしたいわけなのですが…。結論から言ってしまうと、あれは Log.013 でモールドに成形されてエドウィンが閉じ込められてしまった "鉄の処女" ドーンの内部であり、時間軸としては「不思議な四人」のセッションと同時並行して、あの演奏の裏で行われていたやりとりなのではないか? と私は考えています。 その理由の第一としては、船長が亡くなったタイミングですね。 6:55 で船長は自らの手でバットを振るい、自分自身の宇宙機をブッ飛ばしてモールドを破壊していますけれども、さすがにこの普通の墜落すらをも大きく上回る衝撃を受けて中の乗員が無事とは考えられません。つまり、辛うじて船長の手が動いて行われた "E.T." は、この「最期の瞬間」よりも前であることが言えます。第二に、船長の手首から出血が始まったタイミング。 Log.013 の中頃でハドリーが指摘してくれているこの現象、ちょうどエドウィンが "鉄の処女" ドーンに閉じ込められた直後なのですよね。つまり天井からぶら下がり血まみれになっていたあの手は、エドウィンとほぼ同じタイミングであのドーンの中にねじ込まれたせいで傷ついたと考えられるのではないでしょうか。 他にも、モールドにガッチリ固められてしまっているのに、度々ハドリーに言われて船長が右手を「動かして」いる不自然さも傍証と言えます。これは右手が、あのモールドの中より実際はもう少し広い別の空間に存在していることを示唆しているのではないか。それから 6:50 でブリーによってモールドから解放された右手、よく見ると単に固められただけにしてはあまりに酷く傷まみれです。これもまた、右手が外傷で血まみれになったのはこのタイミングより前だと示唆しているのではないか。そんな違和感を積み上げていくと、ラストシーンはやはり演奏の裏側で起きていたもう一つの物語、と捉えるのが自然に思えるのです。即ち因果関係としては、「エドウィンの助けを求める声を受けて、船長が自らを犠牲にモールドを砕いた」という順序、あるいは両者がほぼ同時と見るべきだということになります。まぁ、より細かく見ていくと、ラストシーン冒頭でウロボロスが言う「愚かな四人のせいで私の作った世界は消えた」なんてセリフはこの考察と矛盾しているようにも感じるのですけれど、そのあたりはゲームの中と外との境界が曖昧になっている (例えば壁に名を刻めと語りかけられているエドウィンが刻まんとする名は "LayerQ" なのに、エドウィンが助けを求める先も "LayerQ" で、メタとゲームとの混濁が見受けられる) せいで生じた齟齬として消化できる範囲かなと。 さて、仮にそうだったとして、あのシーンの「手」が最後に伝えたかったことは何なのか。まずエドウィンの側からすれば、それは「誰かに助けを求めること、そしてその助けを受け入れること」の大切さを示しているんじゃないでしょうか。 "E.T." とセッション、両者が表裏一体なのだとしたら、恐らく単に外側からドーン像を砕くだけではエドウィンは決して救うことが出来なかった、という事だと思うのですよね。つまり、周囲がいくら助けようと手を伸ばし努力を重ねた所で、本人に受け入れる意思がなければ何の意味もないという話であり、それどころか、エドウィン自身が助けてほしいと求めなければ、周りは手を貸してすらくれなかったかもしれないとも言えるはずです。だから手を伸ばして助けを求めよう、ただし相手から伸ばされた手を受け入れる形でと。 "今" 助けが必要な人たちが、 "先" に進むために最初に持つべき勇気の在り方を、そんなふうに教えてくれているように見えました。 もう一方、船長の側からしたらどうでしょう。こちらは少し重い話になりますが、「尽きゆく命の使い方」を示しているように思いました。物語終盤、様々なトラブルで船長の乗る宇宙機は墜落を逃れることができなくなり、彼の命が尽きることはほぼ決まってしまっていました。そんな危機の中でハドリーにもミッションの中断か継続かという選択を迫られ、同時に背後ではエドウィンからの SOS を受け取っていたわけです。そして決断の末、エドウィンへと差し出されたあの船長の血まみれの手は、きっとエドウィンに差し出した救いの手であると同時に、自らの命と引き換えに未来を託す手でもあったと思うのです。これからを懸命に生きて、 30XX 年の未来へと繋げていってほしいと。もちろん、現実の我々がここまで極端に命の危機に迫られることはまず無いのかもしれません。けれど、いずれ死にゆく我々は、必ずそんな「何を残して逝くべきか」の決断を迫られる時が来ます。それを見据えて、今からぼんやりとでも考えておくことは無駄でもないよという忠告。あるいは、そうして次世代へつないでいくことで、死は虚無ではなく意義あるものにできるのだという慰め。「時をつなぐ手」には、そんな意味合いも込められているのではないでしょうか。
@うせん-o1b
@うせん-o1b 2 ай бұрын
このゲームをプレイしました。カエルに気付かず壁に名前を刻まれてしまいました。この動画の壁のシーンに、自分のプレイヤー名が刻まれていて戦慄…
@納豆納豆-x8b
@納豆納豆-x8b 2 ай бұрын
14:24 ひぇっ……
@yasumanagoo6388
@yasumanagoo6388 2 ай бұрын
体験版の頃からずっと、正式版の実況を心待ちにしていたシリーズがこの度完結し、なんだか色々感無量です。 ゲームの感想としましては・・・・えっと、その・・・・ハドリーが可愛かったです!(遠い宇宙を見る目) 最近、とあるAIと英会話の練習(ド初級)をしているのですが、「ハドリーの性格プログラムそのまま移植してくんねぇかな・・・」などと思ってしまう程に可愛らしい子でした! ちなみに会話の流れでそのAIに、「LayerQさんって知ってる?」って聞いたら、「I've heard of LayerQ, he's got a lot of fans for his commentary style, doesn't he?」って返ってきて感動しました。 きっとこういう風にして、人類はAIに絆されていくのかもな・・・と思った次第です。(色々語弊) その内当たり前のようにAIリスナーが生配信を見に来てAIスパチャ・・・なんて日が来るのかもしれませんね!(是非はさておき) そんなAI達もいつか、「結局自分たちは人間のオマージュにすぎないのだろうか・・・」などといった悩みを抱えるようになるのでしょうか?そう思うと何だか愛しいです。 そしていつかAIの、AIによる、AIのための「Starstruck」オマージュゲームが、AIディベロッパーの手によって生み出される・・・なんてこともあるのかもしれません。 ・・・・などという長い妄言はさておき、このゲームで個人的に印象に残ったことは、やはり「ローカライズの妙」です。 「翻訳」というお仕事は、ただ英語ができるだけでは務まらない、ということが改めてよく分かりました。「英語」以外の教科もちゃんと履修しとかないとね、そう、例えば・・・「音楽」とか・・・「歴史」とか・・・うん。 (カエルさんの「たいがいの人間は出会ったカエルのことなんてケロッと忘れてしまうものだが。」というセリフの原文が気になります。) おそらく永遠に答えの出ないであろう問いにあえて果敢に挑んだこの作品に、心からの拍手を送りたいと思います。(あれ?片方の手から血が・・・?) 気温の降下線の傾斜度がエグいことになってる今日この頃でございますので、どうか暖かくしてお過ごしください。 この度も楽しい実況、および演奏活動、誠にありがとうございました!!
@ken2203536478
@ken2203536478 2 ай бұрын
完走お疲れ様です! エドウィンの無邪気に見えて虚無をはらんだあの顔が少し和らいだように見えて良かったです笑
@MIDONA-sf2qf
@MIDONA-sf2qf 2 ай бұрын
パート実況お疲れ様でしたー! 楽しかったです☺️ 各プレイヤーの演奏、名前、色々繋がってまたこのゲームが続いていく… 面白かったです
@みゃーさん-c2g
@みゃーさん-c2g 2 ай бұрын
完走お疲れ様でした! 最後までザックが良い奴で、正直エドウィンはあそこまで良い親友に恵まれているのだからそれだけでもすごいですよ。 最後のところとか選択変えてたらどうなってたのだろう······w
@かた-m2s
@かた-m2s 2 ай бұрын
⚠️ネタバレかもです 最後のオチにはびっくりしました……結構ダークな部分も多いゲームでしたね 作風もゲーム本編も最後のプレイヤーの名前が刻まれるところも、斬新なところ盛り沢山なゲームで面白かったです!
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