僕は数台乗ってみて危険な乗り物だと思いました。Moto-Aceさんは乗らないで言ってるんじゃないですか?Moto-Aceさんの他の動画はほぼ全面的に賛同してきましたが、今回はかなり違うと思いました。 まず、論法の問題ですが、道交法で決めたから「もう安全だ!」という考え方は根本的な勘違いです。また、20Km/hは我慢して乗れても、5km/hは我慢できません。 例えば、制限速度違反を取り締まるレーダーも光電管も無く、そんなものは物理的に存在しません。人の多い歩道では測定箇所を固定する法的根拠が見い出せないからです。 また、事故の度に該当車輛の当時の速度を測定することはありません。軟弱なフレームはクラッシュしたら測定ができません。また既に走っている電動自転車で速度制限機能が事故時に働いていたかどうかを警視庁が調べたという例は聞いたことが無いからです。 そして、ホイール径については規制が無く、今のところ自由ですが、今後は大きいものが売られて当たり前です。つまり電動キックボードの今後は、明らかに運動性が向上するということです。是非乗ってみて欲しいのは、まずは「小径車」です。ホイールベースとの比に無関係に極めて低い走破性とハンドルの切れ角が相まって危険な状況を作ります。 直径15cmのタイヤで7.5cmの障害物は乗り越えられませんが、おそらく5cmの障害物でさえもほぼ不可能です。車道と歩道の間の溝の歩道側は10cm前後の段差があり、また、道路に打ち込まれている鋲も7-8cmあります。おまけに体は棒立ちで短い車体では瞬時に大転倒するような予測不能な動きが想像できます。おまけにSegwayはその場回転も制限速度内なら、急加速もお手の物です。僕もSegwayは好きな乗り物ですが、元祖英国本社の社長は不幸にも確か自社製品で崖から落ちて亡くなっています。 つまり小径であることは今までの乗り物の運動能力や走破性とは異なるため、それを他の車やバイクや自転車、電動バイクの運転者も含め、全員が周知すること、その時間と経験が長期間必要で、道路の新たな環境整備が不可欠だと思っています。 最後に中華、韓国製充電電池はまだまだ充電中や走行中を問わず発火炎上しています。 中でも何の試験もしないで出荷し続ける中華製は多くが中小企業によって生産されています。発火などどこ吹く風、圧倒的なメーカー数と低価格で押し寄せてきています。 ところが売っただけですぐに倒産する企業が多く、企業責任を問うても企業が無いという状態が数多くあります。今回の道路使用を急いだのは、中華製品を国内で売りたいだけで、インフラには何の準備もないままに始めた規制緩和を一度は疑って欲しいわけです。 フランス事情:ワシントンポスト「フランスはレンタル電動スクーターは禁止」 www.washingtonpost.com/world/2023/04/03/paris-vote-e-scooter-ban/ Quote: The results of Sunday’s referendum were overwhelming: Some 89 percent voted to ban the scooters. But turnout was extremely low, at 7.46 percent, prompting e-scooter operators to say the vote was not truly representative of the wishes of the city’s residents - particularly its younger citizens, who are more likely to rent e-scooters but less likely to show up to vote. 中国は製造、外国での販売はOKですが、自国では電動スクーターが公道では禁止になるようです。韓国でパチンコの営業は禁止、日本のパチンコ屋の殆どが朝鮮半島出身者が営業をしているのと同じです。