もう一度聴きたいMaria Seirenオペラ歌曲「哀しみのシレーナ～禁断の恋～」第５幕「月夜の狂歌」

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2 жыл бұрын

★もう一度聴きたいMaria Seirenオペラ歌曲★
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Opera“Tristezza di Sirena~Amore Proibito~”
　　　Atto quinto “Tanka satirico in una notte di luna”
オペラ「哀しみのシレーナ～禁断の恋～」全５幕イタリア語
第5幕「月夜の狂歌」（ディレクターズカット版）
　（2017年10月30日新宿文化センター大ホール）
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船乗りNereo　　 Maria Seiren (tenore)　
長女Onda 　　三重野広美 (soprano/二期会会員)
次女Azzurra　坂本江美 (soprano/二期会会員)
老船乗り　　　　　真夏竜
港街の子供　長女　高野友那（劇団ひまわり）
　　　　　　次女　小川陽万里（劇団ひまわり）
　　　　　　三女　南部ひかり（劇団ひまわり）
作・演出　植村文明
作詞　 Maria Seiren 　植村文明　
作曲　武井浩之
訳詞　 Francesca Donati
指揮　奥村伸樹
ヴァイオリン　富山宏基
ピアノ　　菊池沙織
演奏　　　マリアセレンオーケストラ
合唱　　　マリアセレン混声合唱団
ナレーション　　兎本有紀
パラレルワールド「哀しみのシレーナ～禁断の恋～」にようこそ
　「哀しみのシレーナ～禁断の恋～」は、ギリシャ神話「オデュッセイア」に登場する大海の歌姫セイレーンを主人公の題材にしたもので、能楽様式を取り入れたイタリア語オペラとして３年をかけて2016年に完成し2017年2月ヤクルトホールで世界初公演されました。この作品は、作・演出植村文明、作曲武井浩之のコンビの処女作で、マリアセレンは作詞にも携わりました。この記録動画は2017年10月に新宿文化センター大ホールで再演されたもので、総勢120人を超えるオーケストラと合唱団にスケールアップされています。
　この南イタリアと地中海を舞台にした人間と人魚の愛憎の物語は全編イタリア語ですが、能楽の間（アイ）狂言の様式を参考に幕前に案内役の老船乗りと3人の子役が日本語寸劇で登場し、日本語のナレーションと字幕映像と共にストーリー展開をわかりやすくしています。
第5幕「月夜の狂歌」のあらすじ
ネレオと引き離されたシレーナは、失意のあまり気が狂ってしまい、病床に伏せてしまいます。女王シレーナは、もうかつての威光を失っていました。毎日姉妹3人で仲良く歌っていた晴れた月夜。変わり果てたシレーナの姿にショックを受けた長女オンダは、重責と寂しさのあまり、亡き母への追慕に逃げて、心を閉じてしまいます。次女アズーラは、自分がシレーナの代わりにとネレオへの一方的な恋心を増長させてしまいます。純真さのあまり、シレーナへの背信とは気づかず、ネレオへ愛の告白を歌い始め、月夜の海をさまよい始めます。シレーナとの再会は幻に終わってしまい、後悔と恋慕の念で、すっかり心を病んでしまったネレオ。いつもシレーナがそばにいるという幻覚に身を焦がし、冷たい月夜に発狂してしまいます。ネレオとシレーナの禁断の恋は、すべてを狂わせてしまったのです。
１曲目のアリア「母に捧げるアリア Aria per la madre」は植村文明が亡き母を想って作詞しました。この公演のわずか4ケ月前に母を亡くしたオンダ役の三重野広美(soprano)は一体どんな思いでこの曲を歌ったのでしょうか。このオペラ「哀しみのシレーナ」で最も多くの涙を誘った曲の一つです。
2曲目のアリア「恋の魔力 Dell'amor l'alchimia」は、もの狂いのアリアです。軽快な曲だけに舞台に置き去りにされたシレーナの衣から一瞬生霊が乗り移っているように歌うアズーラ役の坂本江美(soprano)の演技は逆に背筋をぞっとさせます。
絶叫で終わる3曲目アリアの「偽りの君 Tu mio sogno」も多くの称賛を得た曲の一つです。自責の念から自傷行為に走り幻惑で半狂乱となったネレオのもがきをMaria Seiren(tenore)の迫力の声量と狂いの目力で会場の空気を圧倒します。
この第5幕「月夜の狂歌」は三者三様に狂いの原点と言える人間の純粋性とは何かを問いかけているかのようです。
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Separata da Nereo, Sirena impazzisce per la disperazione e giace nel suo letto di dolore. Il prestigio di Sirena come sovrana è ormai perduto. Le tre sorelle che cantavano insieme nelle serene notti di luna... Profondamente colpita dal profondo cambiamento di Sirena, la sorella maggiore Onda, oberata di responsabilità, rifugge il suo dovere di onorare la memoria della defunta madre e si chiude in sé stessa.
La sorella minore Azzurra, sostituendosi a Sirena, lascia che in sé si accresca un sentimento di amore non corrisposto per Nereo. Inizia a vagare per il mare rischiarato dalla luna intonando una melodia con cui confessa il suo amore per Nereo, con tale innocenza da non rendersi conto del tradimento che sta commettendo nei confronti di Sirena. Svanito come un miraggio il sogno di poter rivedere Sirena, il cuore di Nereo è irrimediabilmente ammalato, colmo di rimpianto e nostalgia. E finisce per impazzire in una fredda notte di luna, colpito dall’allucinazione di avere Sirena sempre accanto a lui. L’amore proibito di Nereo e Serena ha trasformato tutto in follia.
opera“Tristezza di Sirena~Amore Proibito~”
Autore e Regista 　　　Fumiaki Uemura
Direttore d'orchestra Nobuki Okumura
Lyrics 　　　　 Maria Seiren Fumiaki Uemura
Compositore　 Hiroyuki Takei
Traduzioni Francesca Donati
Sirena Maria Seiren(soprano)
Nereo Maria Seiren(tenore)
Onda Hiromi Mieno(soprano)
Azzurra Emi Sakamoto(soprano)
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🄫2017Mondo Parallelo Inc. / Compagnia Mondo Parallelo
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