日本語の要約をしています。 端折っている箇所もありますし、誤訳等あるかも知れません。こういう話をしているという、ご参考までにお読みください。 (メッセージ) 2:06 K ありがとう。俺はtranslateっていう言葉のチョイスは、ここでは大した問題ではないと思うよ。おじいちゃんはただ単にシンプルな言い方をしたかっただけだと思う。冗談みたいな感じもする。この視聴者さんは「この女性は英語を話せないから、別の言語に翻訳してもらわないといけない。」と思われたって受け取ったかもしれないけど、そういうことではなくて、そこに仲介者がいてくれたからtranslate っていう言葉を使っただけじゃないかな。この男性は2人の従業員の言葉の能力の違いに注目してる訳じゃなくて、彼は間に入ってくれた人がいたって言う事実に言及してるだけだと思う。それでその仲介の人に感謝してるってこと。だからその言葉にとらわれなくていいと思うよ。彼は視聴者さんが英語ができないとか、そういったことをコメントしているわけじゃないと思うんだ。 Y 俺も同じこと思った。ジョークみたいな感じだよね。翻訳してくれて〜ハハみたいな。深い意味はないと思う。でも気持ちはわかるよ。 K 1人でやりたいっていうね。もう補助輪は欲しくないみたいな、ね。 Y そうそう 笑。俺がフランスに着いた時も、フランス語の力が本当に初心者で、周りの人が助けてくれようとしてたの。「あ〜彼はフランス語ができないんだ。じゃあ…」みたいにね。今思うと、それはものすごく優しいことなんだけど、その時は色々言われてるな、って…。 K 子供みたいに扱われているなぁとかね。 Y そう。俺だってフランス語しゃべれるのに!って。だからよくわかるよ、こういう会話で感じることは。 K そうね。 Y でも、実際は意地悪じゃないんだよね。 K うん、意地悪とかじゃないんだよ。全然。 Y わかるわ。俺も何か攻撃されてるような気持ちになったことがあるのは覚えてるよ。フランスにいた時も、その後日本でも。それって俺に言ってる?とか普段でも何回もある。 5:35 Y こういうのって3種類あると思ってて。 K ほお! Y 1つ目は意図的に意地悪にしてる行動のとき。 K 単なる憎しみみたいなね。 Y そうそう、わざと俺を嫌な状況にしてると言うか、俺を困らせようとしてるとか。 K 嫌な思いをさせようみたいなね。 Y その状況をさらに悪くしようとしてるようなやつね。 K 単に意地悪な奴ね。 Y そうそう、そういうのには怒るべきだし、戦うべき。でも、2番目は単純に知識がない人。例えば前も話したけど、フランスで会った小さな子供ね。 K うんうん。 Y 俺にニーハオって言った子ね。彼はただ単にアジアの国を知らなかっただけ。それだけ。別に意図的な嫌がらせだったわけじゃなくて、それが2番目。これは全然気にしなくていいやつ。3番目は想像力がない場合。 K なるほど。 Y 想像する能力が足りないから、俺がその言葉とか行動によって傷つくってことも想像できないわけ。これは最初のに近いんだけど、彼はただの子供で、想像力がないだけなの。 K 2つ目と3つ目は何が違うの?知識がないのとの違いは何? Y 2番目は言葉とか国の知識がないの。でも3番目は言葉もわかっているし、何でもわかってるんだけど、ただ… K 人間力がないってこと? Y そう、コミュニケーションスキルがないってこと。 K 3番目の何か良い例はある? Y うーん…例えば、ちょっとした言い回しとか、 K なるほどね。「あぁ日本人だからフランス語できないんだ。」 Y そう、そういうやつ。ちょっとした細かい事ね。ナニ?って思うような。そういうことって日常でもよくあるでしょ。 K 確かにね。 Y そういうのって、なんて意地悪なんだって思ってたけど、意地悪なんじゃなくて、ただ単に想像力がないだけなんだって思うようになってきたの。だから気にしなくていいよ。 K 個人に向けられたわけじゃないってことね。 Y そう。かわいいとか子供っぽいとか思っちゃえばいい。そう思ってる。攻撃されたとか、よく思っちゃいそうだけど、気にしなくていいことが多いんだよ。戦う必要もなければ、覚えておく必要もない。 9:30 K このDMのケースは3番目かもしれないね、それのレベルの高いやつ。 Y そうだね K 言葉の違いがあるからtranslate って言葉を使うのは、ある国ではジョークになったとしても、彼女にとってはディスになるからね。彼女がそんなふうに思うっていうのを想像するのは難しいからね。 Y そう思うよ。だから一番目のケースに対してだけ戦えばいいの。それ以外は… K 相手が悪いよね。 Y そうなんだよ。忘れていいよ。かわいいおじいちゃんだな、って。 K そういうふうに考えられれば、ずっと生きやすいね。カテゴリーに分けて理解すればね。カテゴリー2だから、私のせいじゃないって。 Y 例えば混んでる電車でだって、おじさんがドンってぶつかってきても、はあ…なんだよって思うけど、子供っぽいな〜って。3番目だわって。そういうこと。 K それはいいね。外国でだけじゃなくて日常の事だよね。その考え気に入ったわ。いいね。 K 聞いてくれてありがとう。 Y ありがとう。
山ちゃんの例、本当にその通りですね。全部経験あります。そういう風に考えられるようになるのって経験もですが、自分から「何故だろう」って考える姿勢も必要だと思います。 ちなみに私なら山ちゃんの例にもう一つ足します。それは、「現地の文化や言語等に対する自分自身の知識不足」です。これが原因で「差別された」などと勘違いして、嫌な思いをしている人が本当に多い。私も欧州だけでも10年以上になりましたが、どこに居ても何年住んでも、理解しようとしなければ学べない文化の違いって山ほどあるなって思います。文化/言語表現の違いと分かっていても、未だに好きじゃない言い回し(if you want / wenn du willst)もあるし😄、1年や2年じゃ(気づかずに)勘違いだらけだと思います。 分かったつもりで勘違い、海外在住者の心の平安を不必要に乱す「あるある」ですね。