OSO18完全解説~ある牛襲い羆の最期~

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@すずしん工房 18 күн бұрын
2025年1月3日追記: 2024年12月15日に投稿していた本動画ですが、誤字脱字等を直しましたので2025年1月3日本日、再アップしました。長尺なためお正月のお時間あるときに観ようと思っていらした方、お待たせしてしまい大変申し訳ありませんでした。 コメントの書き込みは藤本靖著『OSO18を追え "怪物ヒグマ"との闘い560日』本書を読んだ方のみ承認します。それ以外のコメントはすべて削除します。これは動画の最初と最後にも予告している通りですし、動画説明欄にも記載しております。これを守れない方のコメントが来る場合は本動画のコメント欄をOFFにすることも検討いたします。 また、コメントされる方は先に動画説明欄をお読みください。 2025年1月4日追記: 2件のコメントを削除しました。理由は『OSO18を追え』本書を読んでいない方のコメントであったためです。これは動画の最初と最後にも予告していますし、動画説明欄およびここの固定コメントにも記載しております。動画運営者としてはコメントの確認は問題ないのですが、削除を行うのは予告している身ではありますが、やはり気が引けますし、手間でもあります。こちらでコメントの書き込みに関して定めているものがある場合、コメント欄における視聴者間での言い合いなどのトラブル防止のためでもありますので守るようにしてください。同じことが続くようならばこれも予告通りにコメントはOFFの処理をします。 ●『Fish & Hunt』さんのチャンネルで『OSO18 ~560日の追跡~』が公開されています。 ※公開期限を過ぎましたのでURLを削除しました。ご了承ください。 公開期限がありますので観られるうちにご覧ください。当事者にしか得られない映像や写真が豊富であり、『OSO18を追え』本書を読む際にはイメージしやすくなると思います。 ●本動画内で紹介しています【ヒグマ関連の動画を発信しているチャンネル】の問題の動画については、動画説明欄中段にURLを記載していますのでそちらからご確認ください。また、僕は事実に基づいてしか動画を作成しておりません。【ヒグマ関連の動画を発信しているチャンネル】の彼がライブ配信等で発言していた内容については他の視聴者さんも確認していますし(他の視聴者さんから言質を取得済みです)、彼のライブ配信を録画して証拠として残しているので彼自身、言い逃れはできません。仮に【ヒグマ関連の動画を発信しているチャンネル】の彼が名誉棄損等で僕を訴えるようなことがあっても、彼が発言していた映像証拠があるので事実としてそのことに変わりはなく、訴訟を起こされても僕が敗訴になることはないということです。 ですのですずしん工房チャンネルをいつもご覧になっている方で僕のこの【ヒグマ関連の動画を発信しているチャンネル】の彼への非難について、「訴えられる恐れがあるのでは?」と心配なさる方がいらっしゃるでしょうが、そこは当事者同士のこととなりますので皆さんはご心配なさらなくて結構です。むしろ、そう気遣ってくれる方が多いのも知っています。すずしん工房の視聴者さんは本当に良い人ばかりなんです。いつもありがとうございます。ちなみに僕が過去にブロックしている視聴者は20人程度です(狩猟の動画とピザ熊の悲劇のときに出てきた発言が過激な人たちが大半)。 ピザ熊の悲劇の一件でもそうでしたが「北海道で一番敵に回してはいけない人間」というフレーズは今も変わりありません。
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@すずしん工房 19 күн бұрын
2024年12月15日に投稿したOSO18完全解説の動画のコメント欄にいただいていたコメントをここに転記させていただきます。 12月26日 にゃん太先生様 <動画を観る前にまず「OSO18を追え」を読みました。 当時のニュースを見て、牛を一撃で倒す熊って相当な大きさなんだろうな。あの赤石さんも追跡チームに加わってる。 駆除されたと聞いた時は、他の熊にやられて手負いだったとか。 と思ってましたが、この本を読むきっかけを与えてもらい正確な事実を知る事ができました、ありがとうございます。 読んだ後に、この動画を観ると地図上で俯瞰して見る事ができ、よりわかり易く理解できます。 改めて熊の活動範囲の広さに驚くと共に対策班の技術の高さ、大変さを知る事が出来ました。 資料の収集も大変でしたでしょうし整理して動画を作って公開してくださり感謝します。 本は素晴らしい内容でした。足跡からあそこまで推測し現場の状況やチームの知識を集め推理していき限られた時間、地域、期間の中で広大な土地に生息している熊の中から一頭だけを追い詰めていくという、ものすごい技術を持った人達の追跡記録。 最後の方でOSO18は人間が作り出した可能性がある。 鹿の残滓が熊を肉食化させ何らかの偶然が重なり生み出してしまった可能性。 これは野生の熊への故意の餌付けが人間に近づき過ぎてやがて駆除されるということと同じ事ではないかと考えます。 怖く感じたというか考えさせられたのは「対策班は解散しないよ、〜」のところです、まだ地域限定ではあるが肉食化しつつある熊が増えている... ガバメントハンターの方が失職されたとしたら残念です。 狩猟者が果たすべき社会的責務を果たし行動しただけです。 鹿の残滓の不法投棄をしたルールを守らない人達、状況を理解せず批判する人達からの誹謗中傷のせいでルールを守って行動したハンターが責められるのは残念です。ガバメントハンターに幸ある事を願います。 すずしんさん、貴重な動画公開ありがとうございました。
@すずしん工房
@すずしん工房 19 күн бұрын
こちらのコメントへのすずしん工房からの返信はこちらでした <コメントありがとうございます。 当時のニュースでは牛の背骨をへし折っていただとか色々と書かれていましたね。注目を集めるために誇張する風潮が正体不明の怪物ヒグマを生み出していました。これは『OSO18を追え』本書に書かれている通りですね。 本書の記述だけだとOSO18の移動経路などがどのようなものだったのかが分かりづらく、僕自身、理解するためにもと本動画を作成しました。 OSO18の動きは一見すると法則性がないように見えますが、2年目以降は味をしめたところをだいたい同じ時期に訪れるという動きになっており、OSO18も他のヒグマと同じく普通のヒグマなのだと分かります。それでも警戒心の高さは山奥の年齢のいったヒグマと同じでその足跡を追うのは難しいものがありますね。黄色もそうですが、雄のヒグマの行動範囲はとても広いです。一日に10km20km、道の無い山の中を歩かれたら、人間には追うのが厳しい。一応、泊りがけの装備であれば一日中追いかけることも可能なんですけどね。 でも、現代においてそれが出来る人はもうほとんどいないと言ってもいいでしょう。まあ、普段の仕事があるから物理的に難しいというのもありますが。 道東の残滓問題は僕も狩猟で釧路方面(釧路までは行かないですが)に毎年行くので分かるんですが、OSO18が出現してから2年目以降2021年頃から毎年訪れる猟場に残滓受け入れのポストができましたね。そこは昔から狩猟が盛んな地域で、残滓にヒグマが餌付いた跡を近年になって僕も見かけるようになったので(すでに観られているかもしれませんがDEER HUNTER参照)、対策の手はここまで伸びてるんだなーと実感しました。 ちなみにそのポストの中を覗くとヒドいもので、ほぼ無傷みたいな牝鹿が2頭入っていたこともあります。首に銃創は見られなかったのでおそらく、腹を撃ったのだと思いますが…ハンターによってはこんなにも有効利用をしないものなのかと。 個体数が増え続けているというのもあり、エゾシカを撃つのがスポーツ、ゲームになっている部分がやはりあるのかもしれません。 ただ、このような現状はエゾシカが多く、ハンターも集まりやすい道東の一部地域、その他一部地域、僕が把握している限りだと道央の夕張などなのかなと思っております(ヒグマが残滓を食べた跡を僕自身、確認しています)。 「対策班は解散しない」この未来を見据えた言葉は大きいですね。FISH&HUNTさんの動画の中でNPO創設時に「今に札幌の街にもヒグマが出るさ」と仲間内で話していたそうですが、これも予言になっていましたね。 ガバメントハンターの方、その後どうなったのか気になりますね。責任感の強い方だったのだと思います。 エゾシカの駆除の腕は確かなものでしたのでエゾシカの解体工場勤務などその道に進んでくれていればなと勝手に思っております。 ちなみにガバメントハンターのこの一件があったからなのか、現在、道内で進められているガバメントハンターの導入は低迷気味のようですね。ヒグマを駆除すると動物愛護系の団体からの攻撃を受ける所為なのかなとは思いますが…。 いえいえ、観ていただいたこと、本書を手に取っていただいたことがそのまま励みになります。
@mt-ub1mk
@mt-ub1mk 16 күн бұрын
😁長編大変お疲れ様でした。自分の様な素人には中々、全てを理解できずにもう、三回くらい読み返してます。 最終的には、くくり罠が致命傷になったんですかね・・手が異常に腫れあがっていたとありましたが。 驚くことに骨分析したら小熊時代から肉食だったと、となると親も同じ事に?第二、第三のOSOが出るは決まりですか? 駆除出来たから良いのですが、欲を言えば赤石さんに仕留めてもらいたかった😅最初に見たヒグマの写真、デカイやつの 隣に一緒に撮った姿を見て?凄ぇ~!😱こんなデカイ奴相手に?と驚いたのです、マグナムライフル操るであろう姿 にカッコイイ~と💕しかし、不埒者ハンターにも困ったものだの文に、いちゃもん電話する輩、難しいですよね・・・。
@すずしん工房
@すずしん工房 16 күн бұрын
『OSO18を追え』を読み返す際にこの動画を流し観してもらえればなと思います。 とくに時系列の理解の部分では参考になりますので。 致命傷とは命に係わる怪我のことですが、OSO18の場合、手の鬱血のみなので時間とともに回復していたと考えられます。ワイヤー自体も外れていましたしね。 父親がこの前、職場の近くの畑で後ろ足が1本無い牡のエゾシカを見ていますが、角を見るに年齢的には3~4歳、そのような足の状態でもちゃんと数年生きているところを見ると、ヒグマであってもそれは例外ではないでしょう。つまり、仮にこれによってOSO18が左手を失ったとしても生きていくことは可能であり、致命的な怪我ではないと僕は考えています。 ですので本動画ではOSO18の左手の鬱血を"致命的な怪我"という表現はしていません。 本州ではくくり罠で足を1本失った、三本足のイノシシの話を昔から聞きますしね。 4歳は子熊ではないですよ。雄ならとっくの間に親離れしている年齢です。こちらをご覧になっていなければこちらを。 kzbin.info/www/bejne/oHawhHyonZeFd5I 最後の方でヒグマの年齢について記載しています。3~4歳なら若い熊、亜成獣であり、4歳の雄なら生育状況によっては大人のヒグマと大差ありません。 ですので細かいことを言うと、 OSO18が親離れする前の1~2歳の間に肉を食べていたようであれば、それは母熊から教わった可能性が高く、その母熊によりあらたな肉食傾向のヒグマ、第二、第三のOSOがこれから生み出される可能性はありますが、OSO18はそうではなかったため、おっしゃられているように母熊から子に、という形で第二、第三のOSOが出るということは無いと考えていいです。 本書にもありますように、藤本さんの「誰が獲ってもいいんだ」という言葉がやはり正しいのかなと。OSO18による被害が一刻も早く止むことが関係者全員の総意でしたからね。 不埒者ハンターとは厚岸町の上尾幌の不法投棄の一件のことでしょうか?僕は誤解が起きないように動画の中では"ハンターが不法投棄した"とは明言していませんよ。 というのもこの一件について調べたら分かりますが、 地元猟友会や警察が残滓の状態を調べると、雄の場合はその角を切り取っており、また価値の高い肉の部位も取っており、その手際はこの辺でエゾシカ猟を長くやっているようなハンターの仕業と考えるには"稚拙"であったそうです。 つまり、ハンターではなく、非狩猟者の仕業である可能性が当時、浮上していたということです。 僕もこれまでに色々な残滓の状態を見てきていますが、雄の角を切った痕跡でその解体を行った人間の腕というのはだいたい分かります。 あと背ロースの取り方と大腿骨の外し方でも分かります。長くハンティングをやっているのなら、これらの解体痕で腕が分かるということです。 地元猟友会や警察が調べたところ、その"解体痕が稚拙"であった、ということでした。 また、100頭以上という多さから個人ではなく、3~4人の複数人による組織的な仕業とも考えられます。銃砲所持免許が無ければ銃を持てないので、免許が無くても手に入る、または自作できるくくり罠を使用し、違法に捕まえたエゾシカの頭部をこん棒で殴打し、昏倒させ、角と価値の高い肉だけ取って、流通させている非狩猟者がいる可能性がある、ということですね。 実際、OSO18はその違法な罠の1つにかかってしまっていたわけですからね。 そういった非狩猟者、不法者が厚岸町の奥地の2か所に分けて不法投棄を繰り返していたとしたら…免許保持者ではないため、獲ること自体が違法行為なので出てきた残滓を残滓処理施設に持って行けないことから、不法投棄を繰り返している、と考えるのは色々と理に適っています。 あくまでもこれらは推定ですけどね。 なので僕は"ハンターが不法投棄した"とは明言することは控えました。ご理解いただけましたでしょうか。
@mt-ub1mk
@mt-ub1mk 16 күн бұрын
なるほど~😑道外からも多いとありましたので、考えたら道内の人はそういう事はやらないですね言われてみれば。 亜成獣・・興味、好奇心旺盛な思春期熊?ですか。OSO以上のヒグマも実際には居るからこの先もと、警鐘 と記されていたので気になりました。牛は大事な商売道具です酪農家さん達の苦労、不安目に余まりましたので この先出なければ良いと感じた次第です。
@mt-ub1mk
@mt-ub1mk 16 күн бұрын
長い説明ありがとうございました。😊 動画視聴しながら、また読み返してみます。
@すずしん工房
@すずしん工房 19 күн бұрын
2024年12月15日に投稿したOSO18完全解説の動画のコメント欄にいただいていたコメントをここに転記させていただきます。 12月19日 キムンカムイミンタラ様 <今回はこのチャンネルからコメントさせて頂きます。OSO18事件は、僕がKZbinで発信するようになるきっかけを「風が吹けば桶屋が儲かる」式に生んだ出来事だけに思い入れが深く、このように詳細な解説を作成して頂きありがとうございます。3時間という長尺の動画を作られるに当たり、資料の収集、情報の整理、編集に割かれた膨大な時間と労力を思うと、本当に頭が下がります。 『OSO18を追え~』を読みました。「KZbinで熊の動画を10本見るより、これ一冊読んだ方がはるかに有用」と仰っていた理由がよく分かります。それぐらい、知見に富んで読みごたえがある内容でした。 様々な痕跡からヒグマを追跡していく一連の流れは、サスペンスのような、昔にシートン動物記に出てきた強大で狡猾な牛殺しグリズリーと人間の知恵比べを彷彿させます。 動画でも触れられていた藤本さんの経歴というか立場ですが、「ハンターではない」という情報に驚きました。僕はこれまで、ずっとハンターだと思い込んでいたんです。本書で紹介されていた略歴を見て、元はクマと縁のない職業からヒグマの世界に入ったと知り、2度ビックリしました。 NPOのもう一人のメンバーで、こちらは正真正銘の(?)ハンターである赤石さんの凄腕はネット記事でも目にしたことがありますが、武勇伝を何度読んでも感銘を受けます。800m先のヒグマに命中させ、200m先を走るエゾシカの首を正確に狙撃する驚異的な射撃センス。ヒグマの足跡を見ただけで個体を識別し、それが現れる場所と日時を読む洞察力。本書には書かれていませんが、タブーであるヘッドショットでヒグマを仕留めることができるらしいですね。意味不明です。 その他のメンバーの死と紙一重のエピソードも凄まじかった。 しかし、赤石さんを始め、凄腕のハンターが集まって組織された対策班でも、OSO18というたった一頭を捕獲するのにこれだけ苦戦した事実は、「単に銃のスキルに秀でているだけではヒグマ猟はできない」という教訓になるでしょう。前の動画ですずしんさんも仰っていたはずですが、「ヒグマ猟はその山(地域)を知らなければできない」ということですね。でなければ、ターゲットがだいたいどの辺を通り道としているか、ねぐらにしていそうか、餌場にしていそうか分からず、包囲網はしけないでしょうから。まして、この場合はヒグマならどれでもいいわけではなく、特定の1頭を広大なエリア内(しかも湿原もあって人が容易に立ち入れない所もあり)で追跡しなければならないわけですから、ミッションの困難さは想像を絶するものですよね・・・。そう考えれば、ただでさえ難しいヒグマ猟で、しかもOSOのような問題個体が相手ならなかなか倒せなかったのは普通なのか、という感想を持ちました。しかし、そのようなクマ猟の機微を知らない外野が、不思議なことでないにもかかわらず「史上類を見ない怪物グマ」「忍者グマ」とセンセーショナルに騒ぎ立てたという印象を受けます。まるで、ヒグマはすぐ仕留められて当たり前だ、と言わんばかりに。普段はクマの情報に触れていない層の反応はそんなものでしょうが、それにしてもナイーブだなと。バケモノとの対決という図式はいかにも冒険活劇じみて人の耳目を集めやすいし、現代人はそういう「物語」を欲しているということでしょうか。 そんな追跡者を翻弄し続けた「怪物グマ」」も、あっけない最期でした。チームがしかけた罠は30㎝の差で逃れ、安全装置の解除し忘れによりかからなかった悪運の持ち主が、違法に設置された括り罠にかかったことがきっかけで命を落とすとは、何という運命のいたずらか(対策班がそこまで追いつめていたということでもあると思いますが)。鹿の残滓の不法投棄から生み出され、生涯を閉じるのも違法絡みとは皮肉というか、人間の不適切な行為に弄ばれた個体という印象です。何だか、有名なソーセージ熊と重なるところがありますね(ピザ熊も)。ソーセージの例は意図的に餌付けされ、被害は出していないという違いはありますが、どちらも野生本来のヒグマとしての生を全うできなかった点は共通しています。OSOは人間への警戒心は持っていただけに、きっかけさえなければ人の恨みを買うようなことなく、人も被害に怯えなくても済んだと思うと切ない話です。
@すずしん工房
@すずしん工房 19 күн бұрын
こちらのコメントへのすずしん工房からの返信はこちらでした <コメントありがとうございます。 おっしゃられている通り、OSO18の解説動画を作るにあたり、まず手に入れられる資料の収集から始まりました。 『OSO18を追え』を読み、テキストの作成から始まり、資料不足を補うためにOSO18特別展で展示されるであろうそこでしか得られない資料も必要不可欠でした。 最終的にはテキスト作成だけで1か月近く、動画作成には100時間以上(調査やテキスト作成と合わせると200時間以上)…でも、OSO18特別対策班や標茶町、厚岸町は何年も追い続けていたんですよね。それに比べたら全然です。 それゆえ、『OSO18を追え』を一冊読むだけでKZbinの熊の動画10本観るよりもはるかに有用となることでしょう。 『OSO18を追え』に記録されているOSO18の追跡は警察の捜査そのものでした。いや、それよりももっと難しいものだと思います。人が立ち入ることのできない場所に自在にその身を隠し、潜伏されるのですから。奈井江町のハンターが「アメリカの特殊部隊」と戦うようなものとおっしゃっていましたが例えとして面白かったです。近からずも遠からず。 そんな生き物をハンターとは無縁の職業の藤本さんがハンターにならずに追う身になった。教授などのヒグマ研究者やヒグマ専門家と違うのは赤石さんなどの凄腕のハンターが常に側にいることでしょうね。銃を待たずにしかし、銃を扱う人たちの現場にいつもいる。日本においてとても稀有な存在です。 ヒグマ猟をするためには山を知らなければなりませんからね。僕が山菜や植生に詳しくなったのはヒグマ猟のためでもあります。けど、それでも1頭のヒグマだけを追うというのは難易度が高いものです。ウロ覚えですが確か北海太郎も追跡に8年くらいかかってませんでしたっけね。大川さんが獲ったやつ。100頭以上獲っていたハンターでも特定の1頭を獲るのにはそれだけかかる。山奥の警戒心が強く、慎重なヒグマはそれだけ獲るのが難しいということだと思います。 実際、ヒグマは年間で1000頭以上、主に箱罠で獲られていますから、そう難しいものではないと思う人もいるのでしょうけど、OSO18のようなヒグマは人の姿に慣れて人里に出てくるヒグマとは違います。 余談ですが、ヒグマが増えている現状、これから北海道の狩猟系KZbinrがヒグマを獲る映像を撮ることが増えると考えられ、僕はそれを危惧しています。実際のところ、ほとんどの人はヒグマの忍び猟ができません。けど、ヒグマが増えている以上、一般ハンターとヒグマが接触する機会はどうしても増えていくため、引き金を引く狩猟系KZbinrは増えるでしょう。 それを一般ハンターが観て、勘違いしないだろうか。 ヒグマの痕跡、足跡を追っていたわけでもないのにたまたまヒグマを見つけ、逃げていくところを撃って獲った。そしてそれを「忍び猟の極意!」みたいにタイトルをつけて何十万回も再生されれば人はやはりその再生回数の多さから信じてしまいますよね。追跡の過程が撮影されていないのに…。 ようするにそれを観て一般ハンターが安易に真似をする恐れがあって怖いなと。そういった映像が増えれば増えるほどハンターがヒグマに反撃されて死亡する事件が来年以降増えていく恐れがあるんです。 これもまた予言になるかもしれませんが、余談でした。 ヒグマに関するニュースはいまだに色々な間違いがありますね そもそも、釧路総合振興局がOSO18の前掌幅を20cmと報道してしまったことは大きなミスだったなと。藤本さんに前掌幅が違うことについてを確認する前にです。それだけヒグマについて理解している人が現場にいない、疑問に思う人がいないということが浮き彫りになった報道でした。いまだに20cmを信じている人たちもいるでしょう。 怪物とセンセーショナルに報道すれば、知識のない人はみんなそれを信じる。皮膚病だったと報道すればみんな信じる。たとえ誤った情報であってもそのときのインパクトで信じてしまう人は信じてしまいますし、そのあとにそれが事実であったかどうかを確かめる術がなければ、誤った情報を信じたままになってしまいます。 OSO18は色々な意味で人が作った怪物でした。被害牛の周りに報道関係者が十何人も立ち入って荒らさなければもっと早くにOSO18は捕まっていた可能性もあります。 ヒグマの性質を知らないから仕方ないといえば仕方ないんですけどね。 でも、被害を大きくしていたのは人間側のヒグマを知らないゆえの働きかけも確実にあったなと本書を読んでいて強く感じます。 ちなみに本編には組み込んでいませんがOSO18を獲った釧路町のガバメントハンターは職を失っているそうです。動物愛護団体の抗議の電話が釧路町役場に殺到していたそうで役場そのものに迷惑がかかると思って本人が責任を感じて自主的に辞めたのか…真相は分かりませんが、それが本当なら最悪だなと思います。そのような動物愛護団体の抗議の電話はさらなるOSO18を生むような行為ですからね。
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