平家物語【祇園精舎 抜粋】 【朗読】

個別指導塾Willbe小学生の音読見本です。
個別指導塾Willbe小学生は、1分〜2分で取り組める音読課題に取り組んでいます。
ーーーー
【現代語訳】（意訳）
祇園精舎の鐘の音は「諸行無常の響き」を伝える。（釈迦の入滅時に白くなって枯れたという）沙羅双樹の花の色は、「威勢のある者も必ず滅びてしまうものである」という理を表している。
奢り高ぶった人もいつまでも驕り高ぶっていることはできない、ただ春の夜の夢のように「はかないもの」である。
勢いがあった者も最後には滅びてしまい「風でふきとぶ塵」とまったく同じである。
昔の中国の例を尋ねてみると、秦の趙高・漢の王莽・梁の朱伊・唐の安禄山、これらの人々はみんな元の主人や前の王様の政治にも従わず、楽しみを極め、人の諫めを聞き入れることなく、天下が乱れることを悟らず、民が愁う事も分かろうともしなかったので、栄華が末永く続かず滅びてしまった者どもである。
最近の日本の例を探って見ると、承平の乱の平将門・天慶の乱の藤原純友・康和の乱の源義親・平治の乱の藤原信頼、これらの人々は、奢れる心も勇ましい事もそれぞれ甚だしかったが、最近では、六波羅の入道・前の太政大臣　平朝臣清盛公という人の驕り高ぶり・横暴な有様を聞くと、なんとも言葉では言い表すことができないのである。
---------------------------
個別指導塾WIllbeで使用している音読見本音源です。
平家物語の冒頭部。
平家物語は平家一門の繁栄と滅亡の様子を描いた物語です。
勉強上手は音読上手。
いろんな言葉を暗記するもの良いけれど、それより先に言葉を感じておいて欲しい。
無意識に言葉を熟成しておいてほしい。
#平家物語
#祇園精舎
#朗読
#音読
#赤穂
#塾
#学習塾
#赤穂市
#小学生
本物を見れば、本物を聞けば、本物を読めば、教養が高まり、教養が高まれば、暗記という苦行が減っていく。
小さな頃に、より多くの日本語に出会い感じていってほしい。
そんな思いで音読をオススメしています。

[@user-rl7tq1do6x]

太政大臣はだいじょうではなくだじょうだいじんでは?

[@willbe1211]

ありがとうございます。 「太政大臣」は「だいじょうだいじん」が正しいです。高校日本史の教科書には「太政官」「太政大臣」は「だいじょう」と記載されています。 ただ、「だじょうだいじん」が間違っているわけではありません。 「だい」が昔の読み方で「だ」が近年の読み方です。近年設立された役職であれば「だじょうかん」と読みます。古来より続く太政官ならば「だいじょうかん」と読みます。 専門外なので深くは分かりませんが、当時の漢字をどのように読んでいたのかは正確には分からないようです笑　今のところ「太政大臣」は「だいじょうだいじん」と呼んでいた説が濃厚だということですね笑！！ でも、、、、 直接Lineで聞いて欲しかったですよ！ おかー様😭