【例題3🦁(神戸大)の補足説明】 〈語彙リスト〉 ・regrettable「形:残念な、困った」 ・habit「名:習慣、癖(くせ)」 ・alter「他:〜を変える」 ・plot「名:筋(すじ)」 ・novel「名:小説」 ・suit「他:〜に適する、〜に合う、(人)に似合う、(人)に都合が良い」 ・suit oneself「自分(の都合)に合わせる」 ・to the extent of 〜「〜の程度まで、〜するほどまで」 ・change A into B「AをBに変える」 「名詞構文(めいしこうぶん)」とは? ➡︎「英語の品詞では名詞にあたるものを、動詞に読みかえる技術」 =「英語は名詞が好きな言語であるのに対して、日本語は動詞が好きな言語から生まれるギャップを埋める技術」 ☆名詞構文の原則 ➡︎「カタい名詞は文章に展開」 =「直訳するとカタい名詞は、文章に展開して読む(訳す)」 (例) A of B(名詞 of 名詞) ①主格のof(B【が】Aすること) ②目的格のof(B【を】Aすること) ③所有格のof(BのA/Bが持っているA) ④同格のof(B【という】A) ※ ③が直訳 ※「同格(どうかく)」とは? ➡︎「イコール(=)」 =「前の名詞の"中身"を詳しく説明すること」 ①主格のof(B【が】Aすること) the discovery of these researchers A B 直訳 「これらの研究者たちの発見」 名詞構文を使った訳 「これらの研究者たち【が】発見すること」 ②目的格のof(B【を】Aすること) the discovery of the law A B 直訳 「その法則の発見」 名詞構文を使った訳 「その法則【を】発見すること」 ③所有格のof(BのA/Bが持っているA) the roof of that house A B 直訳 「あの家の屋根」 名詞構文を使った訳 「あの家が持っている屋根(あの家についている屋根)」 ④同格のof(B【という】A) the idea of democracy A = B 直訳 「民主主義の考え」 名詞構文を使った訳 「民主主義【という】考え(民主主義=考え)」
疑問に思ったことがあったのでもしよろしければご回答いただけたら幸いです。 講義の中で、thenは前のfilm directorsを修飾してるとのことですが、自分の手持ちの辞書(ウィズダム英和辞典、Longman 現代英英辞典、New Oxford American Dictionary等)で調べると 形容詞用法として名詞を修飾する場合は名詞の前に置くときだけとありました。 (例:the then prime minister 、the then US President) ポレポレのこの英文ではその限りではないということでしょうか? あとthenを副詞として直後の動詞hadを修飾してると捉えても文意は成立するように思われるのですがどうなのでしょうか?
ofの説明を聞いて思い出したのですが、有名なリンカーンのセリフ「government of the people, by the people, for the people」(人民の、人民による、人民のための政治) でgovernment of the peopleの箇所は具体的にどういう意味なんでしょうね? 主格関係ですとby the peopleと重なるので目的関係(govern the peooleを名詞化したもの)と説明していた本もありましたが。 日本語でも「人民の政治」とだけ言われても何を言ってるのかピンとこない気もするので government of the peopleの真の意味もリンカーン本人にしか分からないのですかね?(笑) ※もし機会がありましたら取り上げて解説いただけたら幸いです。