私が知る限りで書きますが、「1」と「2」はアルバムの元になったマスターテープが同一。だが然し、1986年当時のリミックスと「2」のリミックスに違い有。音圧差とかデジタルオーディオの物理的レベル差(音量差)ではなく、マスターからミックスダウン(TD含めて)をする過程の技術的な差で、音像が「雲った様に聴こえる=デジタル臭く聴こえた(1986年)」のと、「クリアに聴こえる、だが音像がシャープ感際立つ」サウンドの差になって出て来る。LP盤は1986年当時「CD」と同一マスターからカッティングされプレスされていたが、LP自体のRIAA特性もあるので高域を持ち上げた様な音やチャンネルセパレーションに限界があり、CDで聴いた方が良かった。86年版と「GOLDEN BEST」の差は恐らくリミックス違いにあると思う。アナログマルチ(トラックテープ)はSONYに残ってる筈だから、マルチが残ってたとすると当然ながらレコード会社は「後々の時代」に「リミックスを変えて再リリース」する訳です。ちなみに86年当時だと「CD」のプレスマスター前の段階の最終ミックスマスターまでアナログ(だったと記憶)で、ミックス(とかTD)後にアナログVTRテープ(3/4インチUマチック)にPCM記録した物がグランドマスターで、それをプレス工程に送ってCDプレスマスター製作してたので、音像が「3/4インチPCM記録した当時の音らしい音」になってるのがIt's a SONY。2002年版よりも「2012年版」の方が1986年版に「近い音」のミックスと云うかデジタルリマスター感がある。割としっくり来る。