「認知症の第一人者が認知症になった」から学ぶこと

[@QGA]

福祉業界に関わっている知識をもとに、介護保険やケアプラン、ファイナンシャルプランについて解説しています。 実際に包括支援センターで行っている認知症の予防対策、ヘルパーやデイサービスなどの「介護保険サービスは医療費控除になるのか」、「法令順守に沿ったケアマネ業務」等も解説していきます。

[@ii-sg9qe]

わかりやすいご説明で自分自身のために勉強になりました。全く家族のいない方へのアプローチについてお教えいただけるとありがたいです。

[@QGA]

ⅱさま、コメントありがとうございます。「全く家族のいない方へのアプローチ」ですが、以下の動画が少しは参考になりますでしょうか。日頃からの認知症予防、民生委員や包括支援センターなどとのつながり、オレンジカフェや認知症関係事業への参加、日常生活自立支援事業などの利用が大切です。 一人暮らしで全く家族がいない方だと、ご近所や自治会の方が最初に本人の異変に気付かれることも多いです。包括支援センターに連絡をしてもらえれば、本人宅に「一人暮らしの方の自宅訪問で来ました！」とか理由を付けて訪問してもらえます。そこから日頃の生活状況を聞き取ったりして病院受診を勧めたり、ケアマネにつなげたりしていきます。必要なら何度も訪問して安否確認をしたりしています。 私が包括支援センターに居た頃は、自治会や民生委員、近隣の方などから、そういった心配な方の情報を頂いて訪問していました。 kzbin.info/www/bejne/f2KwknuhiLWdr7s kzbin.info/www/bejne/q5LZl4iweJKjis0

[@ii-sg9qe]

@@QGA 地域包括は一度は訪問したのですが、本人が支援を求めなければ何も出来ないといいますし、オレンジカフェは地域包括に連絡が入っているなら動けないといいます。自ら支援を求める認知症の方は稀だと思うのですが。。

[@QGA]

ⅱ様、既に色々と動かれていたのですね。 仰る通り、自ら支援を求める認知症の方はまずいません。 地域差はありますので何とも言えませんが、地域住民からの訴えであれば、まず様子だけでも見に行くのが包括支援センターの役割だと私は思います。私のいる地域ではどこの包括支援センターもそのような動きをしていますし、そういう情報はありがたいです。 人手不足で大変なのはどこも同じなのですが、実際、なかなか動いてくれない包括支援センターには何度も相談しないと動いてもらえないと聞きます。 包括支援センターの職員であれば、民生委員連絡協議会や自治会の集まり、地域サロンなどにも顔を出していると思いますので、地域の有力者である民生委員や自治会長などに相談して、そこからも包括支援センターに相談してもらうのも一つの手かもしれません。 又、包括支援センターが市町村の直営でない場合は、市町村から委託を受けて仕事をしていますので、市町村の介護高齢課などの大元に相談してみるという方法もあります。ただ、この場合だと後々の関係性も悪くなることがありますので、伝え方には注意が必要かもしれません。