Рет қаралды 35,096
緊張した面持ちで入場してきた生徒たち。ほとんどがマスクをしていません。大阪府立清水谷高校では2月28日に3年ぶりとなる『マスクなしの卒業式』が行われました。
(大阪府立清水谷高校 日笠賢校長)
「お互いの表情を満面で確認できます。この3年間で初めてのことです」
卒業証書は代表者がクラス全員分を受け取ります。実は、卒業する3年生277人には入学式がありませんでした。初めて登校できたのは高校1年の5月半ば。マスクをしてクラスメイトと顔を合わせました。
(卒業生)
「新型コロナウイルスの影響により学校には行けず、自宅待機となり、いつ、憧れ夢見た高校生活が始まるのかと不安でいっぱいでした。ようやく学校に行けるようになったと思えば分散登校。クラスの半分の子たちしか知らない状態で授業が始まりました」
マスクをしないことは強制ではありませんが、学校の公式行事でマスクをつけなくていいのは卒業式が初めて。政府の方針を受けて、2月13日に大阪府教育委員会が「生徒や教職員は国歌や校歌の斉唱時以外ではマスクを着用しないことを基本とする」と各学校に通知して実現した卒業式です。
保護者らにはマスクの着用が求められましたが、今年は人数制限がなくなったため多くの保護者が訪れました。
校歌斉唱など声を出すときはマスクを着用しましたが、退場時には多くの生徒がマスクを外して、真っ直ぐ前を向いて退場し、卒業式を終えました。
(卒業生)
「あぁこんな顔してたんだって、3年生になって卒業式になって見られるというのはちょっと寂しい」
「親にも見てもらえるし、ほかの人の表情も見られて、みんなでより気持ちを共有できた感じがします」
(保護者)
「卒業アルバムも持って帰って来たんですけれど、ほとんどがマスクの写真だったんですよ。だからきょうたくさんのマスクを外した笑顔が見られて本当に良かったなと思いました」
▼MBS NEWS HP
www.mbs.jp/news/
▼最新ニュースや特集を毎日配信 チャンネル登録お願いします!
www.youtube.co...
#MBSニュース #毎日放送 #マスク #卒業式 #分散登校 #高校生活