死後の世界、人はどこへ行くのか【ブッダの教え】

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Күн бұрын

仏教に「後生の一大事」という言葉があります。
「後生」とは「死後」「死んだらどうなるか」ということです。
「死んだらどうなるか」の問題は、万人が直面する一大事なので、仏教では「後生の一大事」と言われることを先回話をしました。
後生（死後）は確実な自分の将来なのに、なぜ私たちは後生を気にせず、問題にもしないのでしょうか。
それは皆「まだまだ死なない」と思い込んでいるからです。
多くの人が平均寿命から逆算して「あと３０年、４０年あるから大丈夫」と思っています。
しかしその計算はあてになるでしょうか。
中学生の頃、凍っている北海道の冬の湖に行ったことがあります。
「人も歩けますよ」と地元の人が言いますし、実際歩いている人もいるので、大丈夫だろうと思うものの、なんとも頼りなく、一歩一歩おそるおそる歩いたのを思い出します。
なにしろ何かの拍子で足下の氷が割れたら、身体全部冷たい湖にドボンと投げ出されるのですから。
仏教では私たちの命の実態を「薄氷の上を歩いているようなもの」とたとえられます。
薄氷の上で視界に広がる世界が、私たちが現実と思っている「現在世（現世）」です。
薄氷の下が後生、死後の世界。
視界には入らず、おとぎ話のように思っている「未来世（来世）」です。
今立っている足下の薄い氷がパリンと割れたら、その時、その場で、後生に飛び込んでいかねばなりません。
その瞬間に今まで現実の世と思っていた「現在世」は、二度と戻れぬ「過去世（前世）」と変じ、あったかどうかも確かめようのない、夢の中の出来事になります。
一方、今の今まで空想話のように受け止めていた「未来世（来世）」が、瞬時に、現実そのものの世界「現在世（現世）」となるのです。
以下は40代でステージ4の膵臓がんを診察室で宣告されたがん患者の手記の一部です。
ーーーーーーーー
世の中が真っ暗になり、全ての人生設計が破壊されてしまった。
深い谷底に突き落とされた感じ。
診察室は死刑の宣告場だった。
言葉に言い尽くせぬショックで、私は思わず両手で顔を覆った。
あれ以来、今までの自分が一変して、何もかも自分から遠くなってしまった
ーーーーーーーー
毎日報道される病気、事故、災害、事件で人が亡くなるニュースは、ここかしこで氷が割れて、人が落ちていっている姿です。
私もあなたも、いつ割れるかわからない薄い氷の上に立っているという点で、今日死亡して報道されている人と同じです。
私たちはその己の実態を忘れて、３年後にはあれをして、５年後にはこうなって、と氷の上で何をするか、しか考えていません。
他の人よりも相当先を見て計画性を持って生きていると自負している人も、氷の上でのことです。
今晩にでも割れるかもしれない氷の下はどうなっているのか、何の準備も対策も立てず、少しも関心を払いません。
「あわれというもおろかなり」と、蓮如上人はこの人間の実態を喝破されています。
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（自己紹介）
1988年早稲田大学を中退し、仏教講師の道を目指す。
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2010年からメールマガジンをはじめ、読者12000人の仏教最大級のメルマガ執筆
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Пікірлер: 71

@増川聖 3 ай бұрын

菊谷先生、先生のおかけで私の日常がより豊かになっています✨ 本当にありがとうございます😊🌷🌻🌼🍀

@KO-gk7tl 3 ай бұрын

いつ死に至るか人間はわからない、とトルストイも著書で説いていましたね。周りへの感謝を忘れずに生きたいものです。

@夜谷風虎-w8w 3 ай бұрын

人間界に生まれる可能性が極めて低いことは想像に絶するものがありますね。地獄にも畜生にも生まれてこなかった我々はそれだけでものすごく幸せな存在です。迷いの五つの車輪のごとくへめぐっている世界から出離して平生の一念に仏界に向かうことができるのですね。菊谷先生、今日も大事な教えをありがとうございました。

@ナオリン-p8c 3 ай бұрын

今日もありがとうございます🙇

@享子吉澤 Ай бұрын

菊谷先生、今日も又拝聴させていただいてます。私もユーチュブを通じ先生とのご縁を頂き私の思想も本当に大きく変わりました。どれだけ救われたかわかりません。心から感謝しております🙇

@よしむらやすたか 19 күн бұрын

ありがとうございます。

@悩み坊や-v3y 3 ай бұрын

2024年6月28日（金曜日☔18時08分）後生の一大事は前生、今生、後生で結びつきで運命が現れて来ますね。なので1日1日の貴重な時間をどう生きるか、必ず訪れる後生に繋がるので無駄な時間は使えない気持にも成りました。しかし自分では今後の生き方は上手く表せないので、これからも仏教の教えを聴聞で学びながら生き方を調整して行きたいです。菊谷先生、本日も貴重な大切なお話を学ばせて頂きました。ありがとう御座いました🙇‍♂🙏🤗✌

@船山晃 Ай бұрын

今晩は、お疲れ様でした有り難う御座います分かりやすい説明有り難う御座います。

@こうさくかきもと 28 күн бұрын

心に響きました、何度も聞こうと思ってお気に入りに登録しました。ありがとうございます。

@pino365 3 ай бұрын

どの道に進むことになろうとも、自分の蒔いた悪い種は、いつかどこかで精算しないと救われないのかもしれないし、それが因果の通りなら受け入れるしかないのかな。誰もが、良い世界に行きたいと思うのは当然だし…。孤独、恐怖、苦しみは皆も嫌だとおもう。やっぱり今生きている時を大切にして、生きる意味を考えて、少しでも真理に近づいて、迷いの環から抜け出せるように、仏法きくよ。

@ksc4850 3 ай бұрын

こんばんは！今日もありがとうございました！（菊谷隆太先生動画視聴メモ） ★死後の世界、人はどこへ行くのか 1.後生の一大事（因果の道理、三世・前生⇒今生⇒後生） 2.六道（地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上界） 3.出離する方法（五悪趣、他力、平成の一念）

@三戸健司-n9j 3 ай бұрын

菊谷先生、いつも本当にありがとうございます。〜本願他力をたのみて自力をはなれたる、これを「唯信」という。信心歓喜、一心帰命〜正定聚の機、煩悩即菩提〜心より深く感謝申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。釈尊出世の本懐の中の本懐〜大無量寿経〜阿弥陀仏の御本願〜一向専念無量寿仏〜信心正因称名報恩〜南無阿弥陀仏〜三戸拝🙏🙏🙏

@こうじ-o2y 3 ай бұрын

生前の世界と死後の世界があるとのことですが、私は生前の世界のことを全く覚えていないので、この世に生まれてくるまでの悠久の時間、ずっと無意識の「無」の状態で、同じように死後もずっと「無」の状態になるのかなと何となく思っていました。覚えていないからと言って、前世が存在しないということにはならないということなのでしょうか。その辺りのことについて、また機会があれば教えて頂けると嬉しいです。

@minsukeful 3 ай бұрын

いつも尊いご説法聞かせていただきありがとうございます。全力で出離できるよう、これからも聴聞させていただきます。

@sugamasayoshi65 3 ай бұрын

いつも欠かさず仏教の話を聞いています、死んだら何処へ向かうのか？今も猛スピードで歳月を進み続けています、気づいたら「地獄へようこそ」にならないために仏教の話を聞く必要があると思います、畜生の迷いの世界から抜け出すためにいつも有り難うございます🙇

@月大輔 16 күн бұрын

人間界　本当有難い❤

@いわもも-h1g 3 ай бұрын

ありがとうございました。

@瑞紀西川 3 ай бұрын

菊谷隆太先生、こんばんは。🌃🤱🌆🤱🌉🤱🌇🤱今日も、ありがとうございます。🐜🤱🫂🤱🫂🤱🫂🤱🫂🤱🫂🤱💐🤱

@puripurichoinori 5 күн бұрын

素晴らしかった♪

@sisihihi6539 3 ай бұрын

死んだあと人は墓の中に入ります、が　魂は永遠に旅立ちます。人ではなく魂が、、行くのです。

@岩五郎-o7l 3 ай бұрын

六道輪廻と極楽往生の関係、後生の一大事と後生の一大事の解決の意味が漸く分かりました。後生の一大事の解決を今生のうちに会得することが大事なのですね。

@寿子川村-m8p 3 ай бұрын

今日も、とても、わかり大変，学びになりました。ありがとうございました。

@本田絹子-n9t 3 ай бұрын

いつも　耳を傾けています。聴かせて頂いています。🎉

@hiroshifactory6751 3 ай бұрын

昨日今日明日…過去現在未来そう説いても明日は明日出会いますあの世があることは説けてもあの世であの世と出会います先にあることを悟るのではなく今を善く生きなさいとしか言えないです不幸を嫌う人もいますが幸福な人ほど数多くの苦境や逆境から学びと出会いそこにあの世への光の獲得があります先の幸福を欲張るのでなく今を善で生きるこれでいいですありがとうございました

@karma-r8j 3 ай бұрын

ありがとうございます

@sinz4951 3 ай бұрын

自分の身体を構成している元素は,死んだ時に全て自然に流れ出ていく訳で,それがまた巡り巡って誰かの身体の細胞なりの一部分となるというのは事実であると思います. 誰かの身体にならないとしても,宇宙を巡り続けるので,六道の概念は理にかなってるのかなと思ってしまいました笑人間界で今生きていること自体が奇跡だと思うので, 人身受けがたしだよな〜と本当に実感させられます. 感謝しなければいけないなと思いました. ありがとうございました.

@sinz4951 3 ай бұрын

そして,人間界だからこそできる聴聞を続けていって摂取不捨の利益を手にしたいなと思います. 幸せは心の種まきの結果であり,その種まきがどういうものであるべきなのかを理解するためにも聴聞し続けなければならないなと思います. そういう心の世界は考え方として素敵ですね.

@Cathy-okari 3 ай бұрын

死後のためにも？やっぱり今なんだと思いましたあざす

@osamukanemaru 3 ай бұрын

前生の因が、今生の果になる。それなら、この果、つまり、今の自分の真の姿を受け入れることが、自分を六道輪廻の世界から、解放することになると思う。

@田中生一 2 ай бұрын

まいた種を刈るわけです。

@kcortuark 3 ай бұрын

死後のことはいろいろな宗教で言われていますね。キリスト教では最後の審判で地獄か天国か決まるので、輪廻転生は一般には説かれていないと思います。イスラムの天国は、ある意味現世的な楽しみに満ちているようにも思えます。個人的にインドで聴いたところでは、輪廻転生というのはバラモンの教えで、仏教の立場とバラモンの立場を入れ替え、まるでバラモンが輪廻を否定してる形にして、中国に仏教を広める方便とした、ということでした。とにかくいろんな諸説がありますが、何が正しいかは証明はできず、死ねば無になるという唯物仮説も含めて、ひとそれぞれというのが実情ではないでしょうか。死後のことが仏教の本質だというのも、そう考える人とそうでない人がいるようですね。

@kougourikisi 3 ай бұрын

生き方の指標として仏教を参考にしてはいますが、魂の輪廻とかは人が人たりえなかた進化前や必ず未来に訪れる地球の滅亡とか、その時点の状態が説明出来ない事を理解するのは困難です。ホログラフィー理論とかもありますが、今後科学も進んで仏教に一致して行くのでしょうか？他の宗教は科学と完全矛盾してますがね。

@takumiyamashita-m7s 23 күн бұрын

後生の一大事を解決する事は簡単です、８０億人の人間が心を合わせ悪いことをしなければ死後の事で悩む事はないと思います。。

@スナフキン-b1h 3 ай бұрын

死んだら灰になり土に帰るだけです。宗教は生きる道標、指針になる時があるとは思いますが、宗教を金儲けの手段にしている宗教団体、寺、坊主が多いこと。残念なことです。

@浅子祐太郎-b9p 3 ай бұрын

😎こんにちは。こんばんは。僕もそう思います。 ♡ぬことへの恐怖や苦しみを和らげてあげるのが本当の教え・・・。🤔😊

@inco28765 3 ай бұрын

仏陀は死後世界は無記で語らなかったと思います。輪廻転生はインドに根付いた思想でこれを大衆向けの説法で認めたが出家修行者に対しては無記で語らなかったと思います。

@Andromeda-jyo 3 ай бұрын

仏典には弟子の目蓮と言う人が、神通力で亡くなった母親を天国と地獄を探し回って見つけると言った話が残っています。弟子でさえその時の天国・地獄の描写ができているのに先生であるお釈迦様が分からないはずがないでしょう。よく「無記」と言ってお釈迦様は、分からなかったのだとか、答えられなかったのだとか解釈されていますが、これは対機説法のひとつで、相手が理解できるか、今、必要なことかなどを考えてあえてお答えにならない時がある言われている。

@田中生一 2 ай бұрын

おそらくそうだと思います。

@モルツ太郎 2 ай бұрын

仏陀は巨大な霊能力者だから死後の世界もすべてわかってます。