サクラサク！公立高校合格発表 受験生に笑顔（静岡県）

15の春です。県内の公立高校一般入試の合格発表が3月12日行われ、コロナ禍の中で努力し合格した受験生たちは喜びを分かち合いました。
　いまか、いまかと緊張した面持ちで発表を待つ受験生たち…。正午、静岡市の静岡高校では合格者が発表されると、自分の番号を見つけた受験生が喜びを爆発させました。
＜受験生＞「先生から今までずっと厳しいねって言われていたんですけど、それでもここまで頑張ってこられてとても幸せです」
　2021年の県内の公立高校一般入試全日制の平均倍率は0.99倍と現在の入試制度となった2008年度以降で最も低くなりました。静岡高校では359人が受験し、287人が合格となりました。
＜受験生＞「受からないと思っていたので（番号を）見つけて本当にうれしかったです。これからも頑張ろうと思います」「部活と勉強両方頑張っていこうと思います」
　頑張った我が子に、保護者は…。
＜受験生の保護者＞「どうなるかなと思ったんですけど、娘が良くやってくれてありがとうと娘に言いたいです」「近くで一生懸命頑張っていたのを見てきたので、終わった後、自信がないと聞いていたので、きょう番号が見つけられてよかったです。頑張ったね」
　静岡高校では新型コロナ対策として、2020年の合格発表では番号の掲示は行いませんでしたが、2021年はインターネット上でも結果を発表したうえで、混雑を避けるよう呼びかけながら番号を貼り出しました。
＜受験生＞「インターネットで見てから見に来たんですけど、自分の番号があった時の安堵感がすごかったです」
　この日はあいにくの雨となりましたが、夢と希望にあふれた高校生活を前に、合格した受験生には満開の笑顔が咲いていました。
#オレンジ6　3月12日放送