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#詠歌 #和讃 #高野山 #弘法大師 #空海 #chant #buddha
唱え奉る高祖弘法大師室戸岬御修行ご和讃に
水や空なる大洋の
逆巻く怒濤花と散る
土州室戸の巌頭に
大師御修行なし給う
暴風雨(あらし)はすごく怒濤吼え
天地微塵に裂くるとも
不二の証を得るまでは
われは断じて座を立たじ
有為の波風そのままに
法の相(すがた)とさとるとき
明星燦と飛び来たり
濶然(かつぜん)開く大真理
作者 島田 信了
※濶然(かつぜん)…迷い、疑いなどが突然解けるさま。意識、気分などが急にはっきりするさま。急に悟りをひらくさま。
【説 明】
弘法大師・空海が青年の頃、土佐の国、室戸岬で『求聞持法(ぐもんじほう)』という苦行をされたことがあります。
求聞持法とは、虚空蔵求聞持法とも呼ばれ、その名の通り、虚空蔵菩薩を本尊として聡明を求める法で、虚空蔵菩薩の真言「のうぼう あきゃしゃ きゃらばや おん ありきゃ まりぼり そわか」を100万遍唱えるという苦行です。
お大師さまは数十日間暴風雨をついてこの修行をされ、真理(不二)の証しを体得するまで続ける決心をされました。日一日と修行が厳しくなり、だんだんと心中も調われ、入我(仏さまと一体になる)の世界に入ってゆかれ、三昧の境地に到ったとき、一つの輝きの明星が空中より飛び来たって五体に入られたのです。その瞬間をお大師さまの目の前が開け、この荒くるった波風がそのまま大日如来の法体であるとお悟りになられ、大真理いわゆる仏の大生命を体得されたのであります。このときをお大師さまは「土州室戸岬に勤念す、谷響を惜しまず、明星来影す」と自らお書きになっておられます。
※『高野山金剛流詠歌和讃の解説』より一部抜粋
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