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#エクストレイル #ブラック エクストリーマーX #オーテック
全長
4,590mm
全幅
1,785mm
全高
1,685 / 1,770mm
ホイールベース
2,630mm
車両重量
1,430 - 1,530kg
最高出力
127kW(173PS) /3,750rpm
最大トルク
360N·m(36.7kgf·m) /2,000rpm
世界で初めてポスト新長期規制に適合したエクストレイル20GTが、2008年9月から日本で販売を開始した。
すでに欧州に投入されている「ユーロ4」準拠のものにDPF(粒子状物質減少装置)とリーンNOxトラップ触媒が新たに追加され、日本国内のポスト新長期規制にも前倒しで対応している。ルノーと共同開発したM9R型エンジンは、噴射圧1600バールのピエゾインジェクターを持つコモンレール式直噴ディーゼルエンジンで、173PSの高出力に加え、V6 3.5Lガソリンエンジンなみの36.7kg·mという高トルクを、それぞれわずか3,750rpmと2,000rpm で発揮し、なおかつ低燃費をも実現した、エクストレイルシリーズ最高のハイパフォーマンスエンジンとなった。
従来のディーゼル車で問題となっていた騒音も、ガソリンエンジン同等に抑えられており、振動対策としてバランサーシャフトも備える。
高度な機構と精緻な制御により高性能と低エミッションを両立しているが、装備に若干の違いがあるもののこれまでの最高価格車である2.5 L のガソリン車に比べ、約48万円高(後期型)となっている。
組み合わされるトランスミッションは、当初は欧州仕様同様の6速MTのみであったが2010年7月にマニュアルモード付6速AT搭載車を追加した。6速AT車では、ディーゼル専用高分散型リーンNOxトラップ触媒とオートマチック車専用高精度エンジン制御を採用した。
フロントグリルやバンパーなどの外観は欧州向けと同様となっている(なお、後期型ではガソリン車も同等のデザインに統一されている)。
同出力のガソリン車よりも二酸化炭素の排出量を抑えると共に3割ほどの燃費向上を実現した。その証として、バックドアには「PURE DRIVE / dCi」エンブレムが装着されている。エンブレムに記されている「PURE DRIVE」とは、日産が既存のエンジンに次世代の低燃費技術を掛け合わせた“エンジン進化型エコカー”の総称で、「20GT」は「PURE DRIVE」の第2弾として展開する(第2弾となっているのは同じく「PURE DRIVE」で展開する4代目マーチが発表と同時に販売を開始したため、発売順では4代目マーチ(7月13日発売)→2代目エクストレイル「20GT」(7月16日発売)となるためである)。
なお、2009年4月から施行された「環境対応車普及促進税制」により、この「20GT」は「次世代環境車」として自動車重量税・自動車取得税が全額免税される。