今回使われてたペーパーフィルターは使ったことないですがアバカフィルターと焙煎度別の浅煎り専用ペーパーは使ったことあります。結論としてアバカは落ちるのがめちゃくちゃ早くて浅煎り用はめちゃくちゃ遅いです。ちなみにv60の箱入り(三洋産業製で両面クレープ)も速いけどアバカほどではないです。ただ単に湯通しした速度ではハリオ純正(袋入り)と大差ないんですが、アバカはクレープ構造が両面でしかも深いので、微粉がつまらず後半でもウォーターフローが遅くならないし、反対に浅煎り用は両面ノンクレープなので後半で強烈にブレーキが掛かる感じです。以前同じレシピでいろんなペーパーフィルターを検証したことがあるので結果を書いておきます。シナモンローストぐらいの浅煎り豆で豆14g少し細かめの中細(0調整済みNext gで4番)のメッシュのものに230mlのお湯(93℃、後半にかけて抽出効率を下げたいのでケトルの蓋はしない)を5回に分けて1分45秒で注ぎきり、蒸らしでステア、注ぎ終わりでスピンさせるというlight up coffeeの川野さんのレシピで検証しました。ペーパーリンスありです。 その場合、三洋産業のアバカフィルター(両面クレープ構造)の場合は2分30秒ほどで落ちきり、ハリオのv60の100枚入り(外側クレープ内側ノンクレープ)の場合は3分ほどでおちきり、浅煎り専用ペーパー(両面ノンクレープ)の場合はなんと4分程かかりました。飲んだ印象はアバカは酸味強みだけど十分美味しい、ハリオはそれに適度な甘みも加わってバランスが良く1番好み、浅煎り専用は雑味が多く過抽出という印象でした。