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フィンランドのgregoriusと言うバンドによるY.M.C.Aのカヴァー
所謂しょし氏
【しょし】とは
フィンランド版の「YMCA(ヤングマン)」、およびその歌手の俗称。
歌手を指す場合はヴォーカルであるエスコ・ニックを指し、「しょし氏」などという表現も見られる。
概要
VillagePeopleのオリジナルと西城秀樹のカヴァーでおなじみの「YMCA(ヤングマン)」を、フィンランドのバンドであるグレゴリウス(Gregorius)がカヴァーした歌「NMKY」(Än-äm-koo-yy, エンネムコーユー)、その歌い出しの早口な「SOS!」(Äs-oo-äs!, ェスォーェス!)が「しょし」と聞こえることによる。また他に「NMKY」→「エミネム五位」など、多数の空耳がネタにされている。
グレゴリウスのヴォーカルであったエスコ・ニックによれば、この曲は当時放送されていた「Hepskukkuu(いないいないばぁ)」というお笑い番組の中の、ヒットソングをカヴァーするというコーナーで用いたネタであったという。カヴァーにしてはあまりに原曲からかけ離れた編曲と歌詞(「SOS! また彼女に愛想尽かされ、人生ガッカリお先真っ暗だよ! だから、みんな仲良し・話題いっぱいのNMKYで新しい友達(男同士)作っちゃうぜ!」と、原詩のソレっぽい部分を煮詰めたような内容)、実質お笑い映像となっているのもそのためと考えられる。ただし、発表当時は軽く流され、ほとんど注目されなかったという。
しかし30年近く経った現在になって、本家と比べてあまりにもしょぼいサウンド、カメラ目線で笑顔のキーボード、ランニングに短パン姿でヴォーカルからダンサーまでみんな腰くねくね、やる気のなさそうなベースやギター、あさっての方向を見ているドラムスなど、「YMCA(ヤングマン)」とはかけ離れた爆笑ものの雰囲気がネット上で人気となり、ニコニコ動画やKZbinでもこの音源を用いたさまざまな動画が上がっている。